【泊まれる複合施設をつくる②】1人目のダンサー #ANSHINDO
こんにちは!EFC.incの志水 陽平です!
僕たちは最近、楽しみのような不安のような、前に進んでいるようで進んでいないような、ワクワクとドキドキの毎日を過ごしています。
それは、このnoteでお知らせしたANSHINDO PROJECTをスタートさせたから。(北海道上川町の中心市街地にある元薬局(安心堂)の空き店舗を活用して、1階をフロントと貸しテナント、2階をまちやど(宿泊施設)、3階をシェアオフィスへと整備し運営するプロジェクト)
本記事からは“人口3000人のまちで泊まれる複合施設をつくることになった背景”について連載していこうと思います!
上川町層雲峡にひとりで来た
僕が上川町で事業を始めたのは2018年。
みなさんだったらどう答えますか?
観光協会の方から声をかけてもらい、自分の宿を持ちたいと思っていたにもかかわらず、僕の最初の答えはNOでした。
それは、観光地に住むことは自分の人生において想像してなかったし、お金がないとか、買い物が大変になるとか友達と飲みに行けなくなるとか、あれがないこれがないと頭をよぎったから。
もっと言うと、当時の僕は自分のやりたいことに言い訳をしてやろうとせず、見てきた世界の中でしか頑張れなかったのだと思います。
でも図ったように同じタイミングで上川町の知り合い数人から
『あの物件空いているらしいよ』
『とりあえず見に行ったら?』
と会うたびに言われ、内覧にだけ行ってみることに。
中を見てみると、古いけど嫌な空気のしない、これまで大事に使われてきたことがわかる建物でした。
誰もやらない状況が続けば更地にすると聞き、「それはさすがにもったいない、誰かやったほうが良いだろうな」と。
誰か、、ん?誰かは僕なんじゃないか…?
“やってみて、ダメなら戻れば良い”
内覧の帰り道にそう思い、ちょっと逃げ腰が見えるような覚悟で層雲峡ホステルは始まりました。
宿をはじめてみたら、建物を改善していくこと、独自のサービスをつくること、スタッフを雇って働くこと、いままでやったことがないことばかり。
経営も運営もめちゃくちゃ大変で髪も抜けたけど、知らなかったことを知っていくことだったり、やったらやっただけ跳ね返ってくるのが面白くて。
なんというか、ちゃんと生きている心地がしたのです。
ダメなら戻ると唱えてきたけど、“戻りたい”と思ったことはこれまでありません。
地元北海道で好きな“山登り”と“旅行”を掛け合わせて、自分にしかできない宿ができるかもしれないと光が広がっていきました。
ひとつのシーズンが終わり、これからもっと工夫してやっていくぞ!というときに役場の方から『うちの町でも地域おこし協力隊を募集をする』という話が。
その時は制度をあまり深く知らなかったこともあって「どんなことをするのかわからないけど、面白い人が来たら良いなあ」ぐらいにしか思っていませんでした。
“自分の宿を上手く営業する”、まずはそれしか頭になくて、まちがどうなるのかだったり、自分のこれからの暮らしや地域の景色をどうしたいなんて考える余裕がなかったんだと思います。
覚えているのは、ただなんとなく、まちの人がもっと温泉街に来てくれたら嬉しいなということ。
まさか上川町とこんなに深く関わり、小さなビルを買うことになるとは…
ANSHINDO1階のテナントを募集しています!
今勢いのある上川町の中心市街地で、一緒にお店やりませんか?ちょっとでも興味があるという方はぜひお気軽にお問い合わせください!まだまだ工事前なのでめっちゃ「空き家」ですが、内見も可能です!ご連絡お待ちしてまーす!
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