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ライブアルバム強化週間(その2)

僕の生活では、写真を撮るのと同じくらい、RockやJazzなどの音楽を聴くことが日常の一つとなっています。
特に音楽にのめり込むきっかけになったのがKISS「AliveII」との出会いだったせいか、ライブ盤が大好物です。

そこでと始めた、所有するライブ盤を片っ端から聴きまくるという、
我ながらなんともしょうもない私的イベント。
前回ご紹介分は↓↓↓のとおりです。


ここnoteでは、対象となったアルバムをアルファベット順に3回に分けてご紹介させていただきます。
今回はその2回目です。完全に個人的、備忘的なものですが、よろしければ最後までお付き合いください。


17.Donny Hathaway/Live(1971)

いつだったか、Charがインタビューの中で「もし無人島に一枚だけアルバムを持っていけるとしたら」との質問で確かこれをあげていた。Donnyの歌もステキだけど、演奏が心地よすぎて聴いているうちに蕩けてしまいそう。


18.Eric Clapton/Ec Was Here(1975)

実はEric Claptonのアルバム、あまりスタジオ盤で「これ!」っていうのがない僕。でもこのライブ盤はスキで長年聴いてきた。特に「Presence of the Lord」「Can't Find My Way Home」の2曲がお気に入り。


19.Great Jazz Trio/At the Village Vanguard(1977)

このトリオとして、さらに日本のジャズ・レーベル「イースト・ウィンド」での作品としても傑作といわれる本作。トニー・ウィリアムスのドラムスが凄い迫力で迫ってくる。やっぱりJazzはドラムが肝心と思わせる一枚。


20.Hall&Oates/Live at the Apollo

アポロ・シアターの新装オープンのこけら落しライヴ。彼ら二人にテンプテーションズの元メンバー2人が共演。R&Bやソウルへのリスペクトがいっぱい詰まったアルバム。


21.Hound Dog Taylor/Beware of the Dog(1975)

ハード・ブギー・ブルースマンによる、今にも噛みつかれそうな熱いライブ盤。バックを務めるハウスロッカーズ(サイドギターは音を一音下げベース代わりにしている)もステキな演奏。録音後、ほどなくして癌で亡くなる。


22.Jeff Beck/BECK,BOGERT & APPICE Live in Japan(1973)

1970年代、日本公演を録音する企画が目白押しとなったときのもので、パープルの「Made in Japan」と並ぶ最高峰の一枚じゃないかな。70年代の作品でこの極太な音、凄すぎ!アピスのドラムがグイグイ迫ってくる。


23.The J. Geils Band/Showtime!(1982)

ゴキゲンなロックンロール・ライブとはこういうものだ!と言わんばかりのアルバム。このあと、ボーカルのピーターウルフが抜けバンドは終焉へと向かってしまう…まさかこの先、そんなことになろうとはねぇ。


24.Jimi Hendrix/Band Of Gypsys Live At Flimore East

Band Of Gypsys名義のため、ドラムがバディ・マイルスに代わっている。彼の重いドラムで攻める「Machine Gun」がカッコいい。ミッチ・ミッチェルのドラムが大好きだけど、バディによる作品ももっと聴きたかった。


25.Jimmy Smith/At Club "Baby Grand" Wilmington, Delaware

オルガンを攻めまくるジミースミス、とにかく熱いLive。
50年代のモノラル録音だけど、Rudy Van Genderによる録音だから臨場感も抜群。ジャケットも最高とすべてがステキすぎる一枚。


26.Johnny, Louis & Char/Free Spirit(1979)

「マァちゃん、ルイス。兄貴のジョーニー、俺だっち。」…当時まだ24歳のCharによるメンバー紹介から始まる、日本のロック史に燦然と輝く名盤。
これはその完全版として映像のDVDとともにセットで販売されたCD。

27.Junior Mance/At The Village Vanguard

地味な存在だけど、圧倒的なブルース・フィーリングの持ち主。そんな彼の軽快かつブルージーなピアノが楽しめる。



28.Junko Onishi/JATROIT Live at BLUE NOTE TOKYO

デビュー当初はライブ盤を立て続けに発表、いずれも彼女の力強い鍵盤さばきが楽しめるアルバムだった。一時、業界から身を消したりしていたが、復活して元気な姿を見せてくれている。24年ぶり!のライヴ・アルバム。


29.Keiko Lee/Live At Basie -With Hank Jones

87歳のHank Jonesとの共演。ドラムレスなので歌もピアノもじっくりと聴ける一枚。でも最近、聴いてなかったなぁ。これをいい機会にじっくり味わいなおし。


30.Keith Jarrett/Standards Live(1985)

Keith Jarrettって唸りながらピアノを弾く人でも有名。録音がいいだけに、いつにも増してその唸り声が聞こえてくる。それもLiveアルバムの魅力として聴いているといつしか自分がその場にいるような感覚に陥るんだ。


31.Kenny Drew/Kenny's Music Still Live On Live In Tokyo(2013)

Kenny Drew没後20周年記念として発表されたもの。記念?と疑問に思う部分はあるけれど、原宿キーストン・コーナー・ライブ等の未発表演奏は素晴らしく、特にNiels Hennings Orsted Pedersenのベース がステキ。


32.KISS/ALIVE!

邦題「地獄の狂獣」。僕の原点でもあります。果たしてこれまでどれだけ聴いてきたか…これを聴いている時間は、僕にとって幸せなひととき。
このジャケット、Rockアルバムの中でも最高の一枚だと思います。


33.Led Zeppelin/How the West Was Won

バンド結成35周年である2003年、3枚組ライヴ・アルバムとして発表。怒涛の約150分は至福の世界。叶わぬ夢、ボンゾのドラムを生で聴いてみたかった。


34.Mads Vinding/Six Hands Three Minds One Heart(2002)

ベーシストのMads Vindingがリーダーとなるピアノトリオ。すてきなJazzを展開するメンバー、なかでもドラムのアレックス・リールがいいタイコを叩いている。録音がメチャいいアルバムでもある。


35.Michel Petrucciani/Solo Live

障害をもろともせず、ピアノを弾くというより叩くという感じの演奏は独創的。そんな彼の魅力がたっぷり味わえる。「寿命は20歳程度まで」と言われていた彼、36歳まで美しく”叩き”続けた。



36.Mike Bloomfield and Al Kooper/Live Adventures

「フィルモアの奇蹟」と邦題がつけられたアルバム。真剣に聴くと、いろいろあるこのアルバムのエピソードからちょっと辛くなるので、いつも流し気味で聴いている。それは邪道なんだろうけど…。


37.Muddy Waters/At Newport(1960)

いいジャケットとはこういうものだ、とMuddyが言っているようだ。「I've Got My Mojo Working」の超盛り上がり、締めの「Goodbye Newport Blues」、50年以上も前の音だけど、その音は今でもしっかり生きている。


本日、朝から聴きまくり、さすがにちょっと草臥れてきました💦

まぁ、のんびり行こう!です(いま聴いている「憂歌団/生聞59分」で木村もそう言っています)


今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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