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ライブアルバム強化週間(その3)

僕の生活では、写真を撮るのと同じくらい、RockやJazzなどの音楽を聴くことが日常の一つとなっています。
特に音楽にのめり込むきっかけになったのがKISS/AliveⅡとの出会いだったせいか、ライブ盤が大好物です。
そこで始めた、所有するライブ盤を片っ端から聴きまくるという、
我ながらなんともしょうもない私的イベント。
ここまでのご紹介分は↓↓↓のとおりです。

ここnoteでは、対象となったアルバムをアルファベット順に3回に分けてご紹介させていただきます。
今回はその3回目、完結編です。完全に個人的、備忘的なものですが、よろしければ最後までお付き合いください。



38.Peter Frampton/Frampton Comes Alive(1976)

新譜当時、FMからエアチェックしたカセットはどれだけ聴いただろうか。部活も終わり学校から帰ってくると、KISS/Aliveと交互に聴いた記憶がある。今でも定期的に体が聴くことを欲するアルバム。


39.Queen/Live Killers(1979)

Queenはティーンのころからよく聴いてきたけど、Liveは彼らの魅力と感じるコーラスやギターの音が薄っぺらいとしてあまり興味を持てなかった。これを手に入れたのは数年前、Liveでもけっこういい音だしていると今になって良さがわかってきた。ちなみにこれ、GREEN & RED VINYLというやつ。


40.RCサクセション/ラプソディー(1980)

出会いは確か雑誌「rockin'on」だったと思う。ツンツン頭の清志郎をかっこいいと思い、それからFMで流れた彼らの音をエアチャックして、ひたすら聴いた。それからずっと追いかけ続け、今に至る。


41.麗蘭/宴(1993)

スライダーズの土屋公平が弾くギターの音、フレーズが大好きだ。だからこのアルバムも迷うことなく手に入れた。チャボと二人、おもいっきりスキなことしているこのアルバム、「宴」とはなんていいタイトルなんだ。


42.The Rolling Stones/Get Yer Ya Ya's Out(1970)

ミック・テイラーのギターに痺れまくった。キースもちゃんとギター弾いている(笑)。 A3「Stray Cat Blues」 からA4「Love In Vain」A5「Midnight Rambler」B1「Sympathy For The Devil」まではリピートしまくった。


43.Rory Gallagher/Irish Tour ’74

北アイルランド紛争真っ只中、いつ爆弾騒ぎが起こるか解らないような大変な状況下で行われたLive。そのせいか演奏はいつも以上に熱い。やっぱり「A Million Miles Away」はいつ聴いてもいい曲だなぁ。


44.Rush/Exit Stage Left(1981)

これもうちではヘビロテの一枚。音良し、演奏良し、選曲良し、ジャケット良しで言うことなし!


45.Sadao Watanabe/At Pit Inn(1975)

ナベサダによる全曲スタンダード・ナンバーのライブ。熱くクールに吹きまくる。このジャケットもJazzものらしくていいなぁ。手持ちはCDだけど、LPで揃えておきたい一枚。


46.The Street Sliders/天国と地獄 LIVE AT BUDOKAN 1987 40th Anniversary Edition

昨年、デビュー40周年を記念して映像とライブ音源を完全収録したCDのセットで発売されたもの。23年振り、まさかの再集結、僕の家でも久しぶりに彼らのアルバムがへビロテとなった。


47.Sonhouse/Crazy Diamonds(1983)

鮎川誠による‘69年製Gibsonレスポールカスタムがとにかく吠えまくっている。マーシャルをフルテンで直結、こんなに気持ち良く歪んで伸びる音、なかなか聴けない。奈良さんのBass、シナロケよりやっぱこっちだな。


48.Taste/Live Taste(1971)

ロリ―はいつものとおりボーカルも熱くギターも弾きまくり。それに応じてかベースもグイグイ太い音で迫ってくるし、ドラムはやたら叩きまくり。細かいこと考えず、極太ブルースロックに酔いしれたい一枚。


49.UFO/Strangers in the Night(1979)

Rockのライヴ・アルバムの名盤にはKISS/ALIVEとともに必ず入る1枚だろう、UFO絶頂期のLive盤。とにかくMichael Schenker のギターがカッコ良すぎ。Side C「Lights Out」から「 Rock Bottom」なんてステキすぎで。


50.四人囃子/’73四人囃子(1978)

観客はいないのでライブ録音という類いかもしれないけど、「ほんとにだれもいないの?」と疑うくらい、スタジオ盤とは比べものにならないくらい熱い演奏を聴かせてくれる。だからここに入れてみた。


51.憂歌団/生聞59分(1977)

とにかく観客との距離がやたら近い!バンドとオーディエンスが一体になって盛り上がっていく。歓声が多ければいいってもんでもない。これぞライブの醍醐味だと教えてくれた一枚。


52.U2/Rattle and HUM(1988)

映像作品のサントラし、スタジオ録音の曲もあるけど、メインは収録されたライブ。2枚組、頭のThe Beatles「Helter Skelter」カバーから一気に昇天させてくれる、これぞRockアルバムな一枚。


53.Vladimir Shafranov/Live at Groovy(1999)

良質なピアノトリオ作品を紹介してくれる澤野工房の作品。それまで「ヨーロッパ産のJazzって、やっぱり…」なんて偏見を持っていた僕の考えを、気持ち良くDeleteさせてくれた人の熱いライブ。


54.Yellow Magic Orchestra/Public Pressure(1980)

サポート・ギタリストとしてツアーに同行した渡辺香津美のギターが賞賛されていた中、当時渡辺が所属していたレコード会社の収録拒否という大人の事情が物議を醸した。ギターが抜けなんとも薄っぺらい音ではあるけど、当時ライブを重ねることで熟成されていったこのバンドの凄さを味わえる。


55.The Who/Live at Leeds(1970)

なんだか風呂場で頭から桶かぶって聴いているような音(録音)だけど、彼らの演奏、エネルギーは半端ない。誰がなんと言おうとも「Young Man Blues」、これにつきる。完全盤CD買って売ってしまったレコード、後悔。


56.Zoot Sims/In Copenhagen(1978)

いやぁ、この人の写真って、こうして目をつぶりブローしているものが多いよいうだけど、やっぱり絵になるんだよねぇ。そしてその吹きっぷりはほんと気持ち良い。



ここからは抜けていて、あとから追加したもの。まだこれ以外にもありそうだけど、ここで締め切り(体力が持たない笑)。


57.Anita O'Day/At Mister Kelly's(1958)

ずば抜けたスイング感を持つ彼女の小さめな箱でのLive。すぐ近くに彼女がいて歌っているよう。グラス片手に楽しみたい一枚。


58.渡辺香津美/KYLYN LIVE(1979)

渡辺香津美、坂本龍一、矢野顕子、益田幹夫、村上秀一 、高橋ユキヒロなどメンバーが凄いけど、よくあるオールスターアルバムではない。けっこう火花散らしている姿が記録されている。



59.Ludere/Live At Bird's Eye(2019)

パリを拠点に活動する彼が率いるカルテット。Dユニオンに立ち寄ったとき、recommendとして並んでいてもの。一聴して、トランペットの美しい音色、ドラムのシンバルワークなど細かなスティックワークに惹かれた。


60.Miles Davis/Four&More(1966)

1つのライヴを2枚にわけて発表されたもの。レコード会社の悪巧み、みえみえ作品だけど2枚の味付けがちょっと違う。どちらが好きか難しいけれど、ここは躍動感あるこちらを並べてみた。こんなキングを最後に…いや最後だからこそキングで締めてもらう、ということか。


こうして、マイルスのマラソンセッションならぬ、ライブ盤マラソンリスニングは終了となります(と言ってもこれ書いている今、まだ半分にも到達していませんが💦)

まぁ、のんびり行こう!で。


今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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