ライブアルバム強化週間(その1)
僕の生活では、写真を撮るのと同じくらい、RockやJazzなどの音楽を聴くことが日常の一つとなっています。
特に音楽にのめり込むきっかけになったのがKISS「AliveII」との出会いだったせいか、ライブ盤が大好物です。
先日noteオフ会後、みなさんと駅までの帰り道にライブ盤が話題となり、それぞれが好きなライブ盤をあげながらオフ会の余韻に浸りました。
そのせいか、電車に乗ってからも一人で「そう言えばXXXXを聴いていない」「YYYYはいいアルバムだよなぁ」「ZZZZは今日帰ったら聴こうかな」・・・なんて考えていたら、いっそ久しぶりに聴きまくるか、となりました。
そこで所有しているライブ盤を次から次へと聴きまくる「キキコミ強化週間」という、ほんと極めて私的なしょうもないイベントを企画しました(笑)
ただ、ライブ盤は2枚組が多いこと、アーティストによっては何枚かライブ盤を所有していて、それら全て聴きまくるには気力、体力もなく💦
そこで、1アーティスト、1ライブ盤に絞りました。
それでも50枚を超える枚数です。「週間」といっても、とてもではないですが今週一週間で聴き終える枚数ではないので、まぁしばらく聴きまくり、そして終わりしだい終了という、なんともユルユルな感じで聴いていくことにしました。
さっそくターンテーブルには順不動、思いつきでライブ盤を載せて聴き始めていま~す。
ここnoteでは、「キキコミ強化週間」の対象となったアルバムをアルファベット順で3回に分けてご紹介させていただきます。完全に個人的、備忘的なものですが、よろしければ最後までお付き合いください。
1.AC/DC/If You Want Blood You've Got It(1978)
「ギター殺人事件」ってなんとも凄い邦題。さてこのアルバム、タテノリRockの洪水なんで、気づけば首振りながら聴いている自分がいるんだな。
なんといっても、何度聴いても「Whole Lotta Rosie」は鳥肌もの。
2.A Little South Of Sanity(1998)
先日、SkyBlueさんに「エアロはやっぱり70年代ですよね!」なんて言っておきながら何ですが、80年代後半に再浮上したゲフィン・レコード時代の曲を中心としたライブ盤。メンバー演奏良し、音質良しの充実した一枚。
3.Barney Wilen/Barney(1960)
バルネウィランが奏でるTenor Saxはもちろん、ゲストとなっているKenny Dorham(Tp)、Duke Jordan(p)のプレイがステキな一枚。
4.Barry Harris/At the Jazz Workshop(1960)
Jazzのピアノトリオによる名盤として紹介される一枚。ベースのSam Jones、ドラムのLouis Hayesという強力なリズム隊に支えられ、ハリスが軽快に弾きまくる。
5.B.B.KING/LIVE in Cook County JAIL(1971)
刑務所ライブ。一般的には「Live at the Regal」が名盤と言われているけど僕にはちょっと…
でもこちらはすんなり入ってきたな。ジャケットもステキな一枚。
6.The Beatles/At The Hollywood Bowl(1977)
黄色い声のライブ録音?と勘違いするほど、歓声がもの凄い。のちに未発表が追加されリマスターとしてCDで発表されているけれど、当時の状況を知るにはこっちだろうな。こんな状況で演奏するの、大変だったろうな。
7.Bill Evans/Waltz For Debby(1962)
良質なJazzピアノを聴きたい…と言われたら、恐らくほとんどの人があげるであろう一枚。この人は死後含めてライブ盤を数多く出しているけれど、僕にJazzの扉を開けてくれたこの一枚はやっぱり外せない。
8.Billy Joel/Songs in the Attic(1981)
Billy Joelってこんなにロックするんだということを知った一枚。彼のバンドがいい音だしてくれていて、曲をより引き立たせてくれている。
9.Boowy/Last Gigs(1988)
オープン直後の東京ドームで二日間にわたって行われたLiveが収められたCD。数年前、このLive完全版が出てきて話題になったけれど、僕はいろいろな思いの中、発売直後に手に入れたこれがいいんだ。
10.カルメン・マキ&OZ/LIVE(1978)
大学生のころ、先輩からの聴いてみなと紹介されたのがこのアルバムとの出会い。マキの声、2022年に行われた昭和女子大学 人見記念講堂にて生で味わったとき、変わっていない、むしろ迫力が増していることに驚きを感じた。
11.Chet Baker/LIVE IN PARIS(1977)
この人もライブアルバムが数多く出ているけれど、特に晩年での演奏で好不調が多い人でもある。で、こちらは当たりの一枚❗このころのChetは既に50代だったようだけど、中性的な魅力は失われていない。
12.Cheap Trick/at Budokan(1978)
彼らを本国でブレイクさせた記念すべき一枚。日本のファンが最初に認め、人気最高潮の最中に行われたLiveなだけに、こちらも黄色い声が凄い。でも、それ以上に彼らの演奏力の凄さを感じる愛聴盤の一枚。
13.Curtis Mayfield/MayCurtis Live(1971)
小さな会場での演奏、Curtisの声と演奏の音に浸り一体となっている観客の雰囲気が伝わってくる。今すぐ自分もそこにいきたいと思わせる一枚。
14.Deep Purple/Made in Japan(1972)
日本のレコード会社からの要請もあって制作されたという、ハードロックライブの名作。演奏中は異様なくらい静かなオーディエンスが、曲が終わるたびに興奮のるつぼと化す姿がまた凄い。
15.Dexter Gordon/Live at the Amsterdam Paradiso(1971)
「熱狂のハードバップ・ライヴ」と称されるデックスのライブ盤。この人のメチャ太いテナーの音色がたまりません。
16.Dinah Washington/Dinah Jams(1954年)
Dinahの迫力ある歌唱が圧倒する名盤。なんといってもSide A2の Alone Together~Summertime~Come Rain Or Come Shineと続くメドレーが凄すぎ。もうアッツあつ、火傷しそうです❗
と、このあたりで1回目を終了。
いやはや、なんだか凄い量になってしまいました。
果たしてこの先、ちゃんと完聴できるのか…
マイルスのマラソンセッションならぬ、マラソン聞き込み。
それでも、自分で言い出したことなので、なんとか聴いてまいります(笑)
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。