パリ五輪、ハマス暗殺、キーウ襲撃...
何から書けばいいのか迷う日だった。まあ、気になることを、はしから全部書いてみよう。たぶん、うすっぺらい感想の羅列日記になるので、まとまりのなさにご注意ください。
今日は本当にいろいろあった。ネットニュースに目をやれば、パリ五輪で柔道の阿部詩が2回戦で負けちゃって大号泣して「礼を重んじてないぞ!」と、礼を重んじているどこに出しても恥ずかしくない立派な日本人の部外者から叩かれている。
主に苦言を呈しているのは東国原、米山隆一、石原良純という礼節に定評のある面々。かれらはいつも「あえて言うが」という前置きという逃げを打って、礼節があれば言えないようなことを軽々とメディアに告げるパフォーマンスをする。いつも思うが、悪いのは、これはよく燃えそうな火種だな、と喜んでガソリンを注ぐメディアのほう。賛否あるなら、せめて両論載せればいいのに。その火に群がって踊らされる、マスコミのキャンプファイヤーにコメントつけて参加しちゃうお祭り好きの暇人たちが元凶でもあるんだが。
暇人たちを炎上の炎で踊らせようと、メディアは「これって、どうなのよ」と、本日まだまだ焚き付けていく。
男子バスケの第二戦で「レフェリーの誤審が敗北を招いた」みたいな報道の仕方もそう。審判の判断はもう変わらないし、試合は終わったし、意外と関係者は冷静なのに、横並びでがんばって報道しちゃうから「これって、どうなのよ」の大合唱に聞こえる。テレビのニュースも同じ。「人は誰でもミスをする。もうこれ以上取り上げなくてもいいでしょう」なんて、番組内で話題否定はしにくい構造。こういう片方の意見に偏りつつあるときほど「あえて、言うけど」を発動してほしいもんだ。この話題もういいでしょって、いつまでやってんの、と言える鎮火役が必要だと思うな。それもまた叩かれるだろうが。
まだ、書いておきたい話題はある。嫌になるね。
本日は、身体は男、心が女のトランスジェンダーが、身体が女、心も女の女性をボクシングでボコボコにしたりもした日でもある。五輪は結局、盛り上がってるなあ、と思っていたら、これまた本日、ハマスの最高指導者がハニーヤが殺害された。しかも、イランで。
モサドのトップが本部に出勤する動画が上がっているが、ノリノリでダンスしながら職員と歓喜を分かち合っていた。この人が例の「D」と呼ばれてたダビデバルネアなんだろうか。やっぱり報復は報復を生むんだな。成功したらこんなに喜べるのか。と、いろいろと恐ろしくなる。今度はイランの報復のターンだ。ここにもメディアは、火に油を注いでいる。
さらに本日は、「首都キーウが今年最大のドローン攻撃に見舞われた」というニュースも入る。ウクライナは40機以上撃墜したが、UAVの警戒は7時間つづいたらしい。ドローンの種類はシャヘド、と言われているがどうなんだろう。以前イラン製のドローンの大量生産工場をつくっていると報道されたが、イランはロシアを支援している場合なんだろうか。ロシアにとってはイランがイスラエル報復に力を入れちゃうと困るんじゃなかろうか。
と、海外にばかり目を向けていたら、王位戦でも波乱が起きた。仕事の合間にちらちら評価値を見ていたが、ずっと渡辺明が優勢だったのに終盤で藤井7冠が大逆転。こちらは評価値が見えているから優勢だとわかるんだが、本人たちにすれば難しい局面だったんだろうな。棋譜みたけど、香打ちの順序を間違えただけで、ガラリと景色が変わった。つくづく将棋は恐ろしい。
さて、きょうの音楽は、Taylor Swift「Shake It Off」。気にしちゃいけない。
何をテーマに書けばいいのか、と思ったが、気にしちゃいけないような気がして、あえてそのまま書いてみた。原稿というものは、ながながと書いていたら、なにかしらのオチをつけたがって、完結性が付与されるはずだ。とか思いながら書いたが、ここまで書いても我ながらまとまりがない。
ま、こんな日もあるだろう。
阿部詩、東国原、米山、石原、男子バスケ、女子ボクシング、ハマスのハニーヤ、モサドのバルネア、キーウのドローン、渡邊明と藤井聡太。よく考えたら、これだけの固有名詞を並べたら、まとまるはずがない。
ここまで読んでくれた方がいたら、すみません。きょうは、きょう起きたことのメモで終わります。
おやすみ。