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とある外交官の手記3:4月16日 この契約書にサインを

リベンデルへ移住後、東の位置するAP/L同盟へ即戦争を仕掛けると言う
段取りになり。深夜だろうが構わず賑わうおさしみDiscord。


王国ランキングでもこの時点では上位に入ってたウチの魔王様

戦争前の状況下で魔王様が一人黙々と課金して同盟戦力TOPになっていたり
盟主としての覚悟を下の者に見せつけるという姿は頼もしい限りであった。
いくら積んだかまでは聞かないのが華である。
2日目でTier3開放は微課金の枠をそろそろ超えそうだと思わなくもない。
AP/L同盟の中枢要塞は建築中の為、次の日の朝には
oSSmの旗を伸ばしていって隣接後に集結攻撃で持って破壊すれば終わりと言う流れになるかと予想。

今にして思えばこれが最初の戦争であったが、魔王マグロナ様は割とライキン配信してた部類なのだなと思う。
このゲームは絵的に配信映えしないので
(何してるか判らない、絵が動かない等)
戦争でもないと配信し辛いのだろうなというのはなんとなく思っていた。

そんな中でこういう話が持ち上がる。

外交官って誰かいるんだろうか?と


見た瞬間に誰か居てくれーいないかなーと期待はしていたが


立候補者はいない、それはそうだ。
このゲームの外交官は忙しい、責任重い、めんどくさいの三重苦である。
24時間進行のゲームだけに外国人プレイヤーからの返事は時差も有って
すぐ来る時もあれば1日飛ぶ事だってある。
深夜に返事が来てて朝に気付くなんて事も普通だ。
必要なのだけど本当に面倒な職なのである。
だからこそ手を挙げたら通るんだろうなという確信はあった。

地獄の契約書にサインした瞬間である


つい、言ってしまった。
たぶん今回もそれなりにできるだろうと目算と。
この人達ならば全部一人でやらずとも
ちゃんとフォローして貰えそうだなという淡い期待も有り。


oSSm外交官就任の瞬間である

このゲームに於ける外交官というのは大使という役職になる。
同盟によっては盟主が兼任していたりする所もあるが
それをやると盟主が忙しさでパンクする事もある為に
基本は誰か外交担当を置くのが普通、という考え方だったりする。
ただ外交官がミスると同盟全体にいろいろと迷惑や負担が掛かる為に
責任も重い。ついでに他言語とのコミュニケーションが普通な為に
ゲーム内翻訳システムでのやりとりになるが
この翻訳システムも完璧という訳ではなく
相手の言い分を読む事ができないとお互いの認識がズレて
言った!言ってない!なんて事にもなりかねない。
だから、非常に面倒な上に時間も掛かるというのが外交官という仕事だ。

ただ3年前と違うのは今はDeepLという外部翻訳ソフトがある為
こちらの日本語をDeepLに掛けて相手の母国語に翻訳→コピペで貼り付けると言った事ができるようになった。
これが非常に便利でこちらの言い分に対する相手の理解が早く済むので
外交ストレスが減ったなという思いはあった。

そんな訳で2度目の大使就任である。
いつも一人称は「私」と言っているが
あれは一種のロールプレイのつもりだったりする。
この辺りから意識的に使うようになったけれども
割としっくり来ているのでずっと「私」で通す事になっているね。

これ以降のイベント期間中
いろんな外国人プレイヤー達とやりとりして行く事になったが
まあやって良かったと思える事の方が多かった。
めっちゃ良いイタリア人のズッ友もできたし。
それと同じくらい面倒な事もあり、大変な目にも遭い
一時はこの王国でイベント後も遊んでいきたいなと思えるくらいには
縁があった人間は増えたのだけども。

「私」の外交仕事を通してどんな人間が他の同盟に居て
おさしみの面々が他の同盟の関係性を知る事で
この王国の状況やプレイヤーに感情移入できた人が多かったろう。
Discordの外交チャンネルはそういった記録の山になっているが
今となっては記録として残して良かったと思う。
仕事は大変だけれど外交官は面白い、「私」はいつもそう思っています。

ちなみにその後の戦争はどうなったかと言えば

魔王様、はじめてのせんそう

鎧袖一触だからね、あんまり書く事もないのだった。
こちらの旗を一気に伸ばして魔王様の集結攻撃で一撃。
特に見どころも無く勝鬨じゃー!で終わったのでした。
移住も問題なく終わったoSSmの次の計画が始まる。

戦争の様子はこちらから見れますので宜しければどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=6afj-7KgXF8&t=5330s

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