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「聞く力」のある人は「訊く力」のある人 〜コミュニケーション能力の基本〜
「聞く力」がコミュニケーション能力において大切なのですが「聞く力」のある人にはどのような特徴があるのでしょうか?
それは会話をしていると、相手がたくさん話すようになるということです。
もう少し分かりやすく言うと、相手がついつい話したくなってしまうということです。
ここには「訊く力」も大きく影響しますが、それは後ほど説明します。
「聞く力」のある人の特徴は「会話をしている時に、聞いている時間を意図的に長くすることができる」ことです。
ちなみに仕事において、上下関係が成立している時に、上の人が下の人に話すことが多く、結果的に下の人が聞いている時間が長いという状況がありますが、これは決して「聞く力」があるというわけではありません。
この場合、確かに聞いている時間は長いのですが、とても端的にいうと、これは「ただ聞いているだけ」なのです。
もう一度お伝えしますが、聞く力のある人の特徴は「会話をしている時に、聞いている時間を意図的に長くすることができる」ということなのです。
一般的に「聞く力」は「聴く力」とセットで「傾聴力」というキーワードに焦点を当てるケースがよくありますが、ここには順序があり「聞く力」を発揮する延長線上に「聴く力」を披露できる未来がやってくるのです。
だから大切なことは「聞く力」を身に付け、コミュニケーションにおいてその力を発揮することです。
そのために大切なことが「訊く力」なのです。
コミュニケーション能力において、相手の声に気づき反応するという「聞く力」が大切ですが、相手が黙っていて声も発してくれなければ「聞く力」を発揮するチャンスが訪れません。
もし「聞く力」を意識して、相手が話してくれることを待っているだけでは「し〜ん」という時間が流れるだけになってしまいます。
そんな時にAskの要素を持った「訊く力」とHearの要素を持った「聞く力」の合わせ技が大切になってくるのです。
コミュニケーション能力はとても奥が深い分野ですが、感覚的なものだけではなく、学べば向上する技術もたくさん詰まっている分野なのです。
だから「聞く力」も「訊く力」も誰にでもスキルアップできる分野なのです!!
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