数字力はちょっとした工夫で鍛えられる 事例①
数字力を鍛えるためには、数字に慣れることが大切です。
では、数字に慣れた後はどのようにしたら良いのでしょうか?
それはもっと数字に慣れることです(笑)
とにかく苦手意識をなくすことが大切です。
最終的に数字の楽しさを知ることができれば良いのですが、そこに到達するためにはトレーニングが必要です。
そのトレーニングとは、決して難しいものではありませんので、事例を少しご紹介します。
普段歩いている時に、少し目線を上にするだけでも、数字力を鍛えるチャンスが訪れます。
飛行機が飛んでいたら、あそこには何人乗っているんだろう?
バスが走っていたら、このバスは1時間にどれだけの乗車料を稼ぐんだろう?
例えば、目線を上にした時にマンションが見えたとします。
その時にこのマンションには、いったい何人の人が住んでいるのかを考えてみるのです。
「そんなこといちいち考えていられないよ〜」と思う人もいるかもしれませんが、習慣化されればたいして面倒ではないのです。
1日に1つでもいいので、こんなことを考えると数字力を鍛える習慣をつくることができます。
ちなみに先程のマンションの問題は決して難しくありませんので、一緒に考えてみましょう。
このマンションは8階建てで、窓を見る限り、各階に12部屋あります。
この時点でこのマンションにある部屋の数はトータルで、96部屋であると分かります。
難しくはないですよね。
96(部屋)=8(階)×12(部屋)
そしてこのマンションを見る限り独身者向けというよりは、ファミリー向けの部屋の大きさなので、1部屋に3人が住んでいると仮定すると、このマンションには288人の方が住んでいることになります。
こうやって計算すると、結構いるな~という印象を持つのではないでしょうか?
288(人)=96(部屋)×3(人)
ちなみに1部屋の家賃が7万円で満室だとすると、このマンションのオーナーは毎月672万円の家賃収入を得ることになります。
そう考えると、羨ましいですね(笑)
672万円=96(部屋)×7(万円)
1日に1つでもいいのでこのようなことを考えると、数字力を鍛えることができます。
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