学美:夏のファッション迷子の方へ、夏にオシャレになるためのポイント!アパレルテクニック
みなさんおはこんばんにちわ、スカリーです。
もう気温がぐんぐん上がりもう夏の気配がすぐそこに迫っていますね。
そんな中、夏のファッションに悩む方が多く増え始めるのもこの時期からです。夏のファッションコーデは正直、スタイリスト泣かせな部分が多いのが実情です。
なので今回の学美はファッション迷子の方へ迷子から抜け出しおしゃれになるためのワンポイント記事です。
そもそも夏のファッションは簡単なの?それとも難しい?
皆さんの中には夏は軽装になるので、アイテム数が減ってコーディネイトが楽と思う方などがいるかもしれません。
実際の所、夏のコーディネイトは理論的にも、実際の撮影現場の経験もふまえて考えると
最も難しい季節です。
大体ファッションにおけるコーディネイトのレベルを季節で分けると、
夏>春>冬>秋
というように秋が最もコーディネイトしやすく、夏に向けて難易度が上がります。
なぜこのような順列になるかというと、それは洋服の足し算が難しくなる季節だからです。言い方を変えると露出が多くなる季節ほど、体温調節の為着る事の出来るアイテム数が少なくなりどうしても個性を主張しにくくなってしまいアクセントを上手く使わないと
シンプルで上品ではなく、無個性で地味になります。
このさじ加減がとにかく難しい。以前軽く記事に書きましたが、シンプルと無個性は全くの別物です。あえて言うのであれば
シンプルとは表現や美学
無個性とは主張や美学が無くまわりと差別化出来ていない状態です。
なので夏のファッションはシンプルを表現する事を学ぶ必要があるのです。専門学校でもシンプルを学ぶ事は上級学年の講義になる場合が多いのでいかに難しいかがわかって頂けるかと思います。
ではその技術をできる限りわかりやすく、実際どこに気をつけるといいかをポイントを押さえてご説明します。
夏のファッションのチェックポイント
夏のファッションをオシャレに見せるための最も大切なポイントはズバリ
「面積・マテリアル・シルエット」
です。
もちろんアクセサリーやバッグといった小物でのアクセント調整やアイポイントの誘導などもありますが、今回はまず服のみで魅せる夏のファッションについてお話してゆきます。
夏のファッションはどうしてもアイテム数が限られてシンプルな表現を強いられる場面が増えてくるとお伝えしましたが、そのシンプルさを地味ではなく表現に変える為には
「面積が最も多い服に個性やシルエットを求める」
といったテクニックでおしゃれになれます。
このテクニックを知る上で知っておいて欲しいのが無意識の人の目線移動の話。
無意識の目線移動とは人がどのように人を見てゆくのかを知るということです。
人は相手を見る際にまず「顔」に目線を向けます。この行為こそ、綺麗な人が服を着ると何でも似合うように見えるというトリックの種明かしです。この性質についてはまた今度詳しくお話をしていこうと思います。
そして顔を見た後はまわりとは違う部分に目線を送り最後に最も面積の多い場所に目線を集めて常にみるという流れをとります。
この目線移動を逆手に取ると
その目線の集約する先である「最も面積の多い場所」にまわりと違う個性の強いアイテムを1つ置くことで印象がグッと良くなります!
夏の面積の多いアイテムと言うと、最も多いのがボトムスです。人によってはカーディガンやワイシャツのライトアウターを着る方もいらっしゃいますが、その場合はライトアウターに力を入れましょう。
なので結論、その面積の広い部分に変わったマテリアルのアイテムやシルエットがしっかりと出ているアイテム、ディティールが多く盛り込まれたアイテムを入れる事で見違えるほどオシャレにみえます。是非試してみてください。
たとえば、
Tシャツに色鮮やかなスカーフ柄のスカートや
ノースリーブにハイボリュームで堅めの生地のワイドパンツ
スキニーデニム・キャミソールに透け感があり柄もはっきりしてボウタイディティールが強いブラウス
などですね。もちろん皆さんのアイデアで無限に組み合わせがあります。
アイテムを選ぶコツは、普段選んでいる服より少し派手かな?
と思うくらいのアイテムが抜群に合います!近くで見ると派手に見える服も実際は5〜10m以上離れてみる事が多いのでそれを考慮して選ぶ事も大切です。
これも多くのファッション迷子の方が出来ていないテクニックなので参考にしてください。
今回はHOW TO記事になっていますが、ファッションは皆さんの美学です。参考にしながら皆さんの組み合わせを楽しむ事が一番大切なのは忘れないでください!
1日でも早く多くの方がより魅力的になれる事を祈っています。
今回のSculley Fashionizmの学美はこれまで。
書いて欲しい記事があればコメントください!