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教育委員会は本当に機能しているのか?

教員同士のいじめが示す問題

2019年に神戸市の小学校で発覚した教員間のいじめ事件は、多くの人に衝撃を与えました。先輩教員が若手教員に対し、激辛カレーを無理やり食べさせたり、暴言を浴びせたりするなどの行為を繰り返していたのです。これが学校の中で起きていたという事実に、誰もが驚き、怒りを感じたのではないでしょうか。


教員がいじめをしていて、子どもの指導ができるのか?

いじめは絶対に許されない行為です。それを指導する立場にあるはずの教員が、自分たちでいじめを行っていたのです。こんな状況で、どうやって子どもたちに「いじめはダメだ」と教えられるのでしょうか?
この事件は、教員がただ知識や技術を教えるだけでなく、子どもの心を育てる存在であるべきだという基本が揺らいだ瞬間でした。


教育委員会の対応はどうだったのか?

教育委員会は学校運営の監督を行い、問題があれば解決に導く役割を持っています。しかし、この事件では、教育委員会の対応は後手に回り、隠蔽体質も指摘されました。問題を知りながら迅速に対応しなかったり、被害教員へのケアが不足していたり…教育委員会って一体何なんでしょうね。

教育委員会が機能していなければ、学校で起こる問題の解決は期待できません。これでは子どもたちを守るどころか、教員自身も安心して働ける環境を失っています。


どうすればいいのか?

教育委員会と学校が一丸となり、子どもたちのために取り組む必要があると思います。

  1. 隠蔽せず、透明性を確保する
    問題を公正に調査し、早急に対応する仕組みを作るべきです。オープンにできないところがまだまだ多すぎると感じます。

  2. 教員間の信頼関係を育む
    教員同士の連携を強化するための研修やカウンセリングを取り入れる。これらについても、身内の組織で行うのではなく、もっと外部に入ってもらうことが必要だと思います。

  3. 教育委員会の責任を明確にする
    教育現場での問題に対して迅速かつ適切な対応が求められます。責任転嫁するのでは、解決に至りません。


まとめ:教員自身が模範であるべき

教員が自分たちでいじめをしているようでは、子どもたちにいじめの悪さを伝えることはできません。教育委員会はもっと責任を持ち、学校現場の問題に真正面から向き合うべきではないでしょうか。教員同士が支え合い、子どもたちの模範となれる環境を作ることが、未来を育てる教育の第一歩だと思います。

edusafechiba@gmail.com


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