[OW2/翻訳] トレーサー1v1に勝つ方法 | WizardHyeong feat. TOPDRAGON

備忘録用に勝手に翻訳。意訳あり。たぶん誤訳もあり。
基本は動画内の英語キャプションの翻訳で、一部自動字幕(韓国語→英語)の翻訳を加えてます。

元動画: (Almost) Everything you need to know about Tracer 1v1


まとめ

  • 撃てないときは避けて、撃てるときに撃つ: 自分のターン(攻撃)と相手のターン(回避)を意識して、被弾を抑えつつダメージを出す

  • リロード中や近接攻撃の硬直中などは撃つことができない:

    • 自分がリロード/近接攻撃したときは相手のターン

    • 相手がリロード/近接攻撃したときは自分のターン

  • 避け方:

    • カバーを使う

    • 敵の攻撃リズムを読む

    • 敵がエイムを置いている位置を予測できるときはブリンクで大きくピーク

    • 撃ち合ってるときは左右にブリンクしてエイムを狂わせる

  • 速いブリンクのテンポ: 半分(20発)くらい撃ってブリンクパンチ。敵より速いテンポで一方的なダメージを稼ぐ

  • ブリンクパンチの重要性: トレーサー1v1においてブリンクパンチは重要なダメージリソース


以下、翻訳

イントロ

(3:11~)

TOPDRAGON (T): トレーサーの1v1で一番大事なのは、「撃てないときは隠れて、撃てるときに撃つこと」だと思います。「言うは易く行うは難し」ですが。

WizardHyeong (W): 「避ける」にはカバー(遮蔽物)やブリンクも含まれますよね?

T: 「当たり前じゃん」って思いますよね?実際にどうか、見てみましょう。

W: さっきマスター帯のプレイヤーにワンマンコーチングをしたんですが、トレーサー1v1で全然回避動作をしてなくて、まるでエイムボット使ってる人みたいな動きになってました。

T: 「撃てないとき」というのはどういった状況かというと、体力が少ないときやリソースが尽きたとき、特に重要なのはリロード中ですね。では見てみましょう。

TOPDRAGONの実践例

攻撃と回避のバランス

(1:08~)

T: これはU2GM(ランク認定戦からグランドマスターを目指す企画)での映像です。リコールを使って、ブリンクは3つ残ってたんですが、ファイアストライクを避けようとして2つ使いました。そのせいでリソースが少なくなり、敵のトレーサーが仕掛けてきました。

不利な状況ではまずカバーを使う

T: 敵のトレーサーが先に撃ってきましたが、私はすぐに戦うのではなく、まずはブリンクして回避を優先しました。カバーやブリンクを使って回避行動を取るのがとても大事です。マーシーに回復してもらったので、高台から降りるフェイクを入れてから戦いに戻りました。

W: ブリンクを使ったフェイクだったんですね。

T: 敵のトレーサーに私が降りたと思わせたので、そこから大ダメージを与えられました。ここでリロードしてますが、リロード中に隠れる癖をつけるのは本当に大事です。敵がリコールして自分はリロード中なので、この後は相手のターンになります。ですので、できるだけ開けた場所に出ないようにして、敵が撃ってるときは隠れる必要があります。隠れた結果、敵にマガジンの半分を無駄撃ちさせました。こちらの弾はフルでありますが、相手にはありません。この場合、敵はどうすると思いますか?敵は弾がなくてこちらはリロードが終わっているので、当然隠れようとしますよね。なのでそれを予測して、全弾撃たずに半分だけ撃って、その後に敵を追いかけて倒しました。

W: トレーサーって全弾撃つのに1秒、リロードも1秒ですよね。

T: そうです。だから「リロード中は隠れる」これがポイントです。

(3:11~)

T: 1v1が始まりましたが、こちらも被弾しているので、マガジン半分くらい撃ってブリンクして隠れました。敵は多分撃ち続けると思います。

W: もう一度見てみいいですか?

T: オッケー。
(リプレイ)
接敵したら、撃ってダメージを出します。敵は全弾撃ってますが、私は半分残してブリンクしました。残りの半分は敵が追撃してきたとき用です。そして、敵が再び撃ち始める瞬間にブリンクで戻り、相手のエイムを狂わせます。

敵の攻撃を予測して先に避ける

W: ダメージを受ける前に回避してますね。

T: そう、敵の撃つタイミングってだいたい予測できるんですよ。全弾撃ってリロード、また全弾撃ってリロード…このリズムです。敵が撃つタイミングでブリンクしてエイムを狂わせるのが重要です。リロード後は撃つのではなく、ブリンクパンチ(ブリンク+近接攻撃のコンボ)を狙いました。敵は近接攻撃されたらブリンクを使うはずなので、こちらは近接攻撃の硬直時間にエイムを調整できます。このテクニックは、昔Saebyeolbe選手から学びました。

トレーサー1v1の距離感

W: 敵のトレーサーとどれくらいの距離を保てばいいですか?Kevster選手はブリンクパンチをさせないイメージがあります。個々のプレイスタイルにもよると思いますが、一般的にどれくらいの距離が理想でしょうか。

T: 敵のトレーサーがブリンクしたときに、そのブリンク先が分かるくらいの距離なら大丈夫です。距離が近すぎるとブリンク先が分からなくなります。なので、私は近~中距離をおすすめします。


W: ここまでのポイントは、撃つことと避けることですね。トレーサーは1秒に40発撃てて、リロードには1秒かかるので。

T: そうですね。個人的には避けるほうが大事で、「避ける」のが7割、「撃つ」のが3割くらいのイメージです。被弾を抑えれば、敵は20~30発しかないのに、こちらは40発撃てるという有利な状況が作れます。そういう状況に持っていければ、勝ちやすいですよね。20発vs40発ですから。このことを覚えておいてください。この後は敵のトレーサーがリコールを使いましたが、こちらを見ていなかったので、ダメージを出しに行きました。それだけです。

心理戦とブリンクのテンポ(6:20~)

T: ここはほとんどスキルがない状態で始まってますね。

W: 敵のソンブラのせいですね。

T: 敵が撃つときは避けると言いましたが、ここではそれを使った心理戦が展開されています。真面目な話、完璧にトラッキング(追いエイム)できる人なんていないです。

W: その心理戦が行われているというのは、どういう根拠ですか?

T: ブリンクが残っていないので…ブリンクがたくさん残っていれば、ブリンクで避けられるけど、ここでブリンクを使ってもすぐ捕まっちゃいます。

W: 不利な状況だから、動きにバリエーションを持たせてるってことですね。

T: そうですね。敵が大ダメージを出してきたらすぐに反応します。

W: この近距離でエイムするのは難しくないですか?

T: 近距離は難しいです。私もエイムが下手になります…ね?この距離はキーボードエイムがハマらない限り難しいです。
ブリンクが溜まったので回復パックまで行き、ブリンクがなくなったので敵のトレーサーがまだ追ってきているか確認しました。ここで私が先にブリンクパンチを仕掛けてますが、敵は全弾撃ち切る前にブリンクするのが好きみたいですね。

W: もう一度見ていいですか?

T: 敵は半分撃ったら、40発撃ち切る前にブリンクしています。でも私はその前にブリンクパンチをしているので、敵にダメージを与えられてます。敵はダメージを受けてからブリンクしているのに対し、私は近接攻撃の硬直中にエイムを調整できてます。敵のトレーサーと最初に接敵したときもこれと同じことをやればいいです。

双方ブリンクしているが、一方的にブリンクパンチを決めている

ブリンクパンチの重要性

W: 近接攻撃についてですが、マスター~グランドマスター帯の生徒は、撃つよりもブリンクパンチを多用する傾向があります。メカニクスが上手いのは分かるんですが、無駄にブリンクパンチを使って腕前を見せつけてるように見えることもあります。トレーサーの1v1以外ではそこまでブリンクパンチを使う必要はないですよね。もちろん敵を倒すときには使うと思うんですが、トレーサー1v1になると使われることが多くなる気がします。私の認識は合ってますか?こうなる理由も聞きたいです。

T: それで合っていると思います。1v1ではたくさんダメージを出すのが難しいので。

W: お互いが避けながら撃っているから簡単ではない、と。

T: そうです。トレーサー使いならその難しさが分かると思います。近接攻撃はエイムの精度がそれほど必要ないですし、アップデートで近接攻撃のダメージも上がったので、全弾撃ったときに与えるダメージと、しっかり10発当てて近接攻撃したときのダメージはほぼ同じくらいのイメージです。だから1v1ではブリンクパンチがよく使われるんです。ブリンクパンチの後に敵を追いかけやすいですし。

W: 弾を温存しつつ確実にダメージを与えられるだけでなく、トレーサーはたくさん避ける動きをするので、ブリンクパンチは安定したダメージリソースになるわけですね。

T: しかも、トレーサー1v1では3マガジン以上撃つことは少ないです。普通は近接攻撃を混ぜながらの1~2マガジンで、後はリソース管理とブリンクの駆け引きです。

(10:38~)

T: 次は残弾管理ですね。ここでは敵を倒せていませんが…前にも言ったように、「撃てるときに撃ち、避けるときは避ける」が基本です。今は敵のトレーサーがリコールした後にこちらを見ていないので撃てる場面です。こちらが撃ってリロードの時間になると次は敵のターンになるので、隠れます。リロードが終わったらピークして状況を確認します。そのおかげでシグマを見つけましたが、私が言いたいのは「撃てないときは隠れろ!」ってことです。

生徒の例

例1(ピーク、相手の癖、レレレ)

(11:45~)

T: このトレーサーは敵にうまくやられてしまっていますね。これまで話したとおり、マガジンの半分を撃った後にブリンクパンチをしています。

W: 敵のほうがブリンクのテンポが速いですね。

T: こちらのトレーサーはリコールがなく、敵のキャスディが見えたので、階段したまで下がりたいですね。敵のトレーサーがさらに追ってきたら、ポイント正面まで引いて味方のエリアに誘い出します。
体力が少なく、リソースも少ないこの状況では戦えませんね。少し場面を戻してみると、ブリンクパンチしたいなら、敵がこちらにエイムしている今がチャンスです。

W: 距離をしっかり読んで敵の背後を取る必要がありますね。

T: 敵が前ブリンクをしてきたら、ダメージを出しに来ていると気づかないといけません。前ブリンクを見たら、すぐにブリンクを使って右に避けて、敵のエイムを乱す感じですね。

W: ブリンクされた直後はエイムしづらいですからね。

T: だから今ブリンクしていたら完璧でしたね。それか半分撃ってからブリンクでもいいです。半分撃ったら右にブリンクしてエイムを乱し、残りの半分で敵を倒します。トレーサー1v1では、半分撃ったらブリンクするのがおすすめです。敵の攻撃を避ける必要がありますからね。

(13:50~)

T: ヘルスパックを取ってリコール…もう一度見てみましょう。ここまでは問題ないですが、ここでブリンクを使ってピークしたくないですね。ブリンクを使わなくても同じ角度でピークしてしまうことになります。

青トレーサーがブリンクした後の位置

W: しかも敵の位置も分かっていないですし。

T: 敵のトレーサーがこの位置にエイムを置いていると考えられますよね。もしプリエイムを崩したいなら、壁側にブリンクして少し大きくピークすることもできますが、今回の場合は普通に歩いていくのと変わりません。
半マガジン撃ってからブリンクしてますが、敵のトレーサーのブリンクのテンポが速すぎて、ブリンクパンチでやられてしまいました。こういうパターンの相手には、心理戦を仕掛けるのがいいですね。相手のパターンが分かったら、半マガジン撃ったら止めて、敵がブリンクパンチしてくるのを待ちます。ブリンクパンチが来たら、近接攻撃の硬直中に撃ち込みます。

W: ブリンクパンチしてきたら振り向いてエイムするということですね?

T: そう、それでその後すぐにリコールします。そうするとリコールのアドバンテージが得られます。

W: なるほど、面白いですね。

T: 近接攻撃をされたら振り向いて近接攻撃するか撃つ。これで敵のブリンクが1つしかないのに対して、こちらは2つ残っている状況が作れます。

W: プロの中には、ブリンクパンチされないように先にブリンクして下がる人もいますよね。敵の近接攻撃中に棒立ちして咎めに行くというのは面白い考え方です。

T: あくまで一つの考え方ですがね。ブリンクのテンポを上げるのも手ですが、選択肢はそれだけじゃないです。自分に合ったものを選びましょう。

(16:30~)

W: おっと、何が起きたんでしょうか。これはいい教材になりますね。

T: ここまではいい感じでトレードできています。

W: あー、またブリンクパンチの差ですね。

T: どちらも近接攻撃を当ててますよ。

W: 本当ですか?

T: はい、当たってます。前にも言ったとおり、自分が撃てないときや、敵が撃つターンのときは回避に専念するのが大事です。今は撃てないので、弾を避けながら動いて、必要ならリコールを使います。敵のトレーサーの体力がほとんどなく、味方も近くにいたので、自分の身を守ることを忘れてしまいましたね。

W: 「撃てないときは気をつけろ」ってことですね。

T: 敵のトレーサーは弾がフルに残っていましたよね。

W: それに気づいたことがあるんですが、トレーサー1v1で短いストレイフ(レレレ)をしている生徒がいるんです。動き方の講座では長いレレレについて話しましたけど、対トレーサー戦では短いレレレはあまり良くないんですか?

T: 一般的には長いレレレの方が良いです。長めの横移動に小さな方向転換を混ぜるといいですね。

W: トレーサーの弾の拡散もあるので、短いレレレだと被弾しやすくなってしまいます。

例2

(18:08~)

W: 他の例も見てみましょう。

T: やられてしまいましたが、これは良いプレイです。何が良いかというと、敵のトレーサーを見たら、半分だけ撃ってブリンクパンチしています。ブリンクのテンポが速いです。リロード中に敵がプッシュしてきたので下がっています。ブリンクの考え方は完璧だったのですが、そのとおりにやれなかったですね。壁にブリンクしてしまっています。ブリンクに失敗してリコールできていたらベストでしたが、基本的な考え方は良いです。アイデアだけでなく、実際にうまくプレイすることも大事です。

例3

(19:11~)

T: このトレーサー、すごく上手いですね!さっきの動画と同じプレイヤーです。まず良い点は、敵に見られていないときは落ち着いてプレイしているところです。敵がこちらを見ていないときはブリンクを使って追いかけています。今は敵に見られていて、自分もリロードしている最中なので、敵が攻撃してくるタイミングでブリンクで下がり、敵がリロードしたら撃ち返して良いダメージを出してます。この状況では、極端な話、棒立ちでもいいんです。どういうことかというと、敵はリロード中で撃てないから、動かずにエイムに集中しても問題ないという意味です。でも、ここでは意味もなく回避行動をしてしまい、エイムが乱れてしまっています。その後、再び敵のターンになったので引いています。素晴らしいですね。

例4

(20:20~)

T: もし相手が上手いトレーサーだったら、やられていましたね。エイムに集中しすぎて動けていません。上手い相手なら、ブリンクパンチを決められてました。

W: 敵を甘く見たら危ないってことですね。

例5(ヘルスパックの奪い合い)

(21:04~)

T: なるほど。敵のトレーサーが来たのを見て攻撃していますが、ほとんどダメージを与えられていませんね。こういうときは無理にブリンクを使う必要はないです。両者とも弾を撃ち尽くしたので、ヘルスパックを奪いに行こうとしています。こういうプレイは悪くないですし、すごく良いプレイになるときもありますが、敵がヘルスパックを取るのはどういう場合ですか?体力が少ないときですよね?今回は体力がほとんど満タンなので、ヘルスパックを取りに行かず戦いを続けるべきでした。上手くいけば20発で100ダメージくらい出せたかもしれません。その後にブリンクのテンポを上げてヘルスパックを取りに行けば完璧でしたね。両者の体力がほとんどフルの場合は、ヘルスパックを奪ってもあまり意味がありません。

W: ブリンクを2つ使って予測されやすい場所に移動しましたが、ゼニヤッタの回復が入っていたので、ヘルスパックを奪えませんでしたね。この人のエイムはかなり震えていますが、これは普通ですか?

T: そうなることもありますが、なるべくそうならないようにブリンクパンチを使っています。近接攻撃の硬直中にエイムをリセットするんです。結論としては、やみくもにヘルスパックを取りに行かないということです。

例6(残弾管理)

(22:45~)

T: 改善できる点としては…敵がブリンクを2つ使ったのを見たら、もうブリンクは残っていないか、あっても1つだけです。だから、エイムしやすい位置に移動しましょう。この場合は左側ですね。隠れる場所もカバーもないですから。

W: 中距離のほうがダメージを出しやすいですしね。

T: ここでは、リロードしてからゆっくり追いかけてもいいタイミングです。

W: 残弾数の差はかなり大きいです。

T: もし敵がブリンクを2つ使っていなかったら、少なくとも撃つのをやめるべきです。

W: 撃つのをやめるのが重要なんですね。

T: そうですね。もし撃つのをやめていたら、23発残っていたはずです。撃つのをやめるか、リロードしてリソースをフルにするべきです。そうしていれば、残りの20発でブリンクパンチができていました。

W: 撃つのをやめるかリロードすることで残弾管理をしっかりして、エイムしやすいポジションに移動する。素晴らしいですね。

T: でも、リロードしている間に敵が回復する可能性もあるので、撃つのをやめるほうが得策です。それに、敵の位置が分からないときは、まずブリンクパンチから入るのがいいですね。この状況だと、敵が岩の周りで戦うのか、それともすぐにピークしてくるのか分からないですから。こういう場合はまずブリンクパンチして、そこからエイムを調整します。

W: 敵がブリンクを2つ使ったのを見るというのは大きいですね。

例7

(25:06~)

T: ブリンクがかなり遅かったですね。ダメージを受けたらすぐにブリンクを使うべきです。今すぐに、です。最初はそれほどダメージを受けていなかったので分かりますが、今はすぐに使わないといけません。この状況では、体力がかなり少ないのでリコールしたほうが良かったです。1回目のブリンクの反応が遅かったですね。
味方のブリギッテがいるのでかなり有利ですし、敵のクールダウンは残っていません。追いかけるべきです。敵がブリンクを使ったのを見たら、ブリンクパンチのチャンスです。敵がブリンクしたら、撃つのをやめてすぐにブリンクパンチ!

W: リロード中にピークしてしまいますね。後ろにブリギッテがいるのでその気持ちは分かりますが。

T: 惜しかったですね。ROUTE 66の例と同じで、ブリンクの反応が遅かったです。敵を追いかけるときは、まずブリンクパンチをして、近接攻撃の硬直中にエイムを調整すべきですが、このプレイヤーはそれができていませんでした。

例8

(26:33~)

T: 悪くはないですが、もう一度見てみましょう。敵のトレーサーがピークしましたが、プリエイムから大きく外れています。敵の良いプレイですね。敵は半分撃ってからブリンクパンチしていて、ブリンクのテンポが速いです。前にも言いましたが、今は動かずに撃ってもいい場面です。相手の硬直中に撃って、それから避けます。
近接攻撃を食らってからブリンクしてますね。敵が振り向いたらまたブリンクして…ここでは右側のカバーにブリンクした方がよかったです。動きだけで弾を避けるのもいいですが、カバーを使った方が安全です。

W: リロード中はカバーに隠れるんですね。

T: そうですね、良い点は、敵が撃つタイミングに合わせてブリンクで引いているところです。

W: ブリンクのテンポは良いのにカバーの使い方が不十分です。全体としてはよく避けていますが、撃つタイミングを見失っています。

T: 避けるのは上手いですが、もっと攻撃のチャンスを見つけるべきです。繰り返しになりますが、「近接攻撃されたら撃ちまくれ」です。

W: 要するに、「敵が撃つときは避けて、敵が撃てないときは撃て」ってことですね。

例9

(28:31~)

T: この人上手いですね。ブリンクを使ってヘルスパックを回収しています。敵のトレーサーが追ってきたので、早めにブリンクを使っていますが、タイミングが少し悪いです。この後すぐに敵はリロードするはずなので、敵のターンはもう終わります。

W: ブリンクのテンポは速いですが、敵は残弾がなかったのでブリンクを使う必要はなかったということですね。

T: ただ、落ち着いてエイムできているので、結果的に敵にブリンクを使わせることができています。リコールが残っていたので積極的に仕掛けてダメージを出せています。最初の余計なブリンク以外はよくできています。

総括

(29:51~)

W: まとめると、「避ける:撃つ」の比率は7:3くらいで、敵のターンにはしっかり避けて、こちらのターンになったら撃つ。リロード中はカバーを使って、ブリンクのテンポは速めに、攻撃するときは、敵がリロードするときか、近接攻撃をしてきたときが狙い目ですね。色々ありましたが、一番大事なのは、リロードと、いつ避けていつ撃つかをしっかり考えることでした。

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