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意外と簡単!計算スピードの鍛え方
ラジオ配信アプリstand.fm【中山まち子の気ままにラジオ】の台本です。
今回は、子どもの計算スピードの鍛え方、スピードアップする方法をお話ししていきます。
やみくもに計算問題を解かせるのではなく、昨日よりも今日といった具合に日々進化していることを体感させることが重要。
先週より早くなっている、と分かれば子どもも自信がついていきます。勉強面で【改善している】と子ども自身が理解すると、【努力すれば結果が出てくる】と体感できて勉強に対する気持ちが変わっていきます。
計算スピードを向上させるポイントは以下の通りです。
1.タイマーで時間をはかる
計算問題をダラダラ解いていては、いつまでたってもスピードアップできません。かならずタイマーではかる。
100均のキッチンタイマーでもいいですが、長く使うのであればカシオやシチズンもしくはタニタのキッチンタイマーなどのメーカー製を購入しましょう。
塾に入ると、どのくらい時間をかけて問題を解いたのかを記入するよう指導されることがあります。入塾を考えているなら、勉強する際にタイマーを使うことに慣れていて損することはありません。
2.毎日少しでも計算を解く
毎日計算問題を解いていくことで、日々の変化や1週間、2週間単位での変化を把握することができます。また、慣れというのはとても大切です。1日おきや2日おきだとなかなか計算力が身につくことが難しくなります。
1度に大量の計算問題を解かせるのは、子どもにとっても負担なので10問から20問に抑えておきましょう。
計算力とスピードがついていけばもう少し量を増やすこともできるので、まずは10問から20問、毎日コツコツ解いていくということを心がけてください。
市販のドリル、100均のドリル、ネット上の無料プリントなどを活用しましょう。
3.間違いはその場で直す
計算スピードに直結するわけではありませんが、問題に間違えたら時間を置かずにその場で直させるようにしてください。
間違えをすぐに直すことで自分の考え方を見つめるようになります。解きっぱなしは一番ダメです。答えが間違っていても気にしないと学年が上がって苦手単元にぶつかった際、【やり直しが面倒】と勉強を遠ざけるきっかけにもなります。
後々の勉強面でもデメリットとなるので、計算問題の間違いはすぐに解き直すが鉄則です。
同じような問題を何度も間違えていると、子ども自身も計算を解くときの癖が分かってきます。自分の間違いをに受け入れるためにも、その場で直すことを心がけたいですね。
計算が速いとヒーロー・ヒロインになれる
小学校低学年の算数の授業で、計算が速いとめちゃくちゃ目立ちます。それこそ、ヒーロー・ヒロイン扱い。尊敬のまなざしで見られます。
子どもも「自分は勉強が得意な方」と思うので、勉強に対してプラスのイメージを持つようになります。
計算ばかりにこだわるのは問題はありますが、やはり自信をつけさせる意味でも計算力はとっても大切です。とくにタイムを計ると向上していることがすぐに分かるので積極的に計ってみてください。