社会起業する時にまず考えるべきこと
どうもこんにちは。無職の教育起業家、京介です。私は現在、
群馬イノベーションスクール
という群馬から社会起業家を育てる、というコンセプトのビジネススクールに通っています。
JINSホールディングスの田中仁社長と早稲田大学ビジネススクールの長谷川博和先生が共同で行なっているめちゃくちゃ豪華なビジネススクールです☺️
まさかの選考を勝ち抜き、入学が決まったのでメラメラ闘志をたぎらせて学んでいこうと思っています!
さて、先日第一回の講義がありました。本記事ではそこでのお話、「経営理念」の立て方について、本からは得られない気づきがあったので綴りたいと思います。
起業をするときには理念が大切!ということはどの本にも書いてありますね。そもそも理念とは?それは「100年経っても自分が追求したい理想の姿」であると長谷川教授。京介はこれを「覚悟」とも取った。
理念を決めるときは3つの領域が被っている領域で考えると良い。その3領域とは
① 自分の好きなこと
② 自分の得意なこと
③ 誰かの役に立つこと
これだけ聞いても「まぁどの本にも書いてあるよねぇ。」くらいの感想しか出ませんが、JINSホールディングスが低迷した時の話を聞くと理念の設定がいかに大切か、説得力を帯びます。
今でこそ一部上場企業のJINSですが、株価がかなり低下した時期があったそう。当時の田中社長の経営に対する想いは「稼ぎたい!」の一点だったそう。
稼ぎを追えば追うほど低迷していく株価。そこで知り合いの大企業の社長さんに相談したそう。その際に理念設定の③番、「誰かの役に立つ」事業をしてるかどうかを指摘されたそう。
続けて厳しい言葉をいただく。
「もし優れた理念が立てられないなら、君に経営のセンスはない。その場合は会社を売ってしまった方が良いよ。」
そのアドバイスを真摯に受け止め、JINSホールディングスは箱根のホテルにて合宿を行い、理念設定を一からやり直したのだそう。
なるほど。良い理念を設定できるかどうか、ここが既に経営者の、起業家としてのセンスなのか〜とメモをする京介。
そして、この後にお話があった、田中社長独特の理念の捉え方が非常に興味深かった。
なぜ理念が大切か。田中社長に言わせれば、それは「理念がないと真剣勝負が出来ないから」なのである。
「真剣」とは読んで字の如く、失敗したら自分が死ぬ、という状況である。ビジネスに関していうと、失敗したら、会社が潰れる、あるいは自分が(社長が)その座から引き摺り下ろされることを意味する。絶対に失敗が許されない中での大胆な挑戦をする際、背中を押してくれるのがこの確固たる「理念」であるそうだ。
全ての人が人生の節目節目で何かしらの大胆な挑戦をしてきたのではないだろうか?私にとって、それは英語教師になるべく、理系から文系にコースを変更した高3の9月である。受験間近のこの時期に、いきなり文転を決意した私は先生方から止められた。でも、受験勉強の中で気づいてしまった。自分は英語が好きだという事実に。英語を仕事にしていくワクワクに人生の楽しさを見出していた。数学教師になるか、英語教師になるかの狭間で揺れた私。文転を決意できたのは「自分の好きな人生を生きたい」という無意識的に培われた、私の生き方の指針だったのではないだろうか。それは私の生き方の「理念」だったと振り返ると思う。
Growth painという言葉があるが、成長には大きな決断を伴うし、時には痛みが伴う。その中で突き進んでいくには「理念」が重要だと学んだ。
この日の講義で私の中でふわふわしていた自分の生き方が5文字の言葉に落ち着いた。憧れだった教員を1年で辞めて、学校を創り、より良い教育の発信地にしていくと決めた。私は「教育起業家」として生きていく。改めて自分の決意が固まった、そんな1日であった。
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