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美しく透明な青い砂浜に身を寄せた「小豆島」

「からかい上手の高木さん」というアニメがあり、そのアニメの舞台として聖地巡礼をしようと、2年くらい前に行こうとしていたのだが、諸事情により行けなかったのでリベンジをしてきた

結論から言えば、小豆島は島であるけど利便性が高い島だった
他の島より気軽にアクセスできると思う


反省点

訪れた時期は残暑だったが、天気は良く日差しは強かった

  • 猛暑は体力を奪う

  • 島には坂道があることを忘れない

  • 小さく背負うリュックを別に用意すると登ることは楽になる

  • 観光地の自販機は命を繋ぐ

  • 日焼け止め、水分、帽子を用意したらよかった

  • 代替の移動手段を確保すること

1日目

船に乗る

船に憧れて利用をした。小豆島へのアクセスする方法はいくつか方法があるのだが、神戸から移動すると深夜便となり、寝ていると小豆島に着くこと、食事が可能であること、お風呂があること、個室があることなどが決め手となった

今回は東京から新神戸まで新幹線で移動して、地下鉄で三ノ宮駅まで行き、バスでフェリーターミナルまで移動した

深夜の1時発の出航なのだが、思ったよりも待合室に人がいる。50名から70名程度だろうか。23時30分頃に到着したので1時間30分ほど待つことに

当日は2時から起きていたものだから眠気がヤバい

乗船が15分前に始まって1時に出港、食事処は1時間半なので荷物を下ろして待機する

東京から新幹線の移動だと3時間以上は掛かるので座り疲れはする

しかし、乗船後の深夜のうどんは最高に美味しかったため色々と忘れられた

さぬきレモンうどん
個室

その後、船にある風呂に入って就寝する。中々、風呂付きの船は経験してこなかったので貴重だったし、汗をしっかり流せるので眠りに入りやすかった。就寝は2時30分だったと思う。意外にベットは厚みがないようで、背中をマットに深く預けられたのでよかった。灯りを消すのを忘れたのでウトウトと起きたり寝たりを繰り返す。船内は天候が安定していたためかエンジン音のようなものは若干、感じたが、揺れは感じない。酔い止めを飲んでいたことも効いたか

日の出

朝、5時頃に日の出を見るために甲板へ。美しい

高松を経由して小豆島へ

小豆島では、小豆島のバスの時刻表を元にして計画を立てていたのだが、船の到着時刻が遅れて、バスを1本待つことになり計画が崩れた。しかし、小豆島にはHELLO CYCLINGがあることが分かり自転車を漕いで遅れを行程を取り戻した。コストは少し高いと感じたので、スポット的に遅れた分の行程だけ自転車で移動して時間を稼いだ。自転車を止める場所が点在しているので、自転車のストックや目的地の駐輪所の空きがあれば利用を検討すると良い(幸運にも空いていた)

オリーブビーチ

1日目から島の海がキレイであることを体験する。砂浜が整備されているように思えることも起因はしているが、何よりも水の透明度が素晴らしい。ちなみにオリーブ公園が近くにあり、オリーブを見てオリーブサイダーフロートを頂いた

中山千枚田

電動自転車を使ったが、アクセスするまでの坂道の移動が大変だった。なぜか、毎回、慰安旅行のはずが坂を登ったり、登山したりとトレーニングになってしまう。電動自転車ではあるが坂が長く体力を消耗する。なぜ、自分は痩せることを話題に出すかと言えば、体重による足の負荷を下げて楽に登るためだ。千枚田付近にあるこまめ食堂でランチの予約をしてから徒歩で移動、ここも急勾配なので足腰がモノを言う。日差しを遮るものが少なく、暑さで水分が失われる。共同洗い場で休憩させてもらった。水は外に比べて信じられないほど冷たく、涼ませてもらった

洗い場に飾ってあった書

AIで読み取って訳せるか試してみたが、ChatGPTとClaudeでも全文は読み取れず、Geminiは残念ながら訳さなかった

おおよそ、素晴らしい場所であることが書かれていることが分かった。

こまめ食堂

学校の机を並べて食事を頂く。おにぎり定食と聞くとお腹一杯にならないのでは?と思ったが、想像していたより量があり味も良く満足度は高かった

土庄港

今回の宿の付近にある土庄港、島だとコンビニがない場合もあるのだが小豆島にはコンビニがあるので便利だ

とのしょうBASEは高木さんの聖地巡礼であれば、訪れておきたい場所のひとつだ

室内には学校のクラスの様子に加えて、等身大の高木さんが飾られているが、是非、自分の目で確かめてみることをお勧めする

2日目

ホテルにある自転車を借りて、エンジェルロードがある半島を一周した。おおよそ、6時間ほどあれば半島を一周できるだろう

エンジェルロード

有名なエンジェルロード。ホテルが目の前にあり、潮の満ち引きなど眺めることを目的にするならば宿の候補としてありかもしれない。午前中と午後に渡れるタイミングがあるので狙うといい。午前中に行ったが、夕日の時間帯も離れた場所から眺めた時に美しかったので、見頃はたくさんあると思われる

ブックスことぶき

高木さんのアニメに出てくる聖地なので立ち寄った。実は原作を読んだことがなかったのでスピンオフ作品を含めてコミックスが幅広く展開されていることを知らなかった。店主とも談笑させてもらった

千軒海水浴場

小豆島の景色はどこも良く海の水も透明でキレイだったが、ここが青い砂浜としてとても美しかった。水の透明感がよくてずっと眺めていられる感じだ。他にも周る場所を計画していたため15分程度の滞在であったが、時間に余裕があれば昼寝をしたいくらいだ

透明度が半端なく美しい

重岩

今回のトレーニングの山場、電動自転車でも入り口までの坂がとんでもなくキツイ。車で正解という場所だ。必ず、事前に水分と小さなリュック、及び日焼け止めと帽子を持っていくといい。入り口(トイレ有)以降は、途中で休憩できる場所はない。ペットボトルを手に持って移動したら体力を奪われた。階段が何層も続いて最後はチェーンを握って重岩に辿り着ける。時間にして片道30分くらいだったか。日差しが直接、人に当たる角度の時間帯だったので、日差し避けとなる木々が機能しない。とにかく、木陰や風が吹くタイミングが来たら迷わず休憩すること。脱水症状が酷かったためだ。

あ、階段の手すりも熱かったので、登るのに補助が必要な人はハンカチとか当てて登るといいかもしれない。

こういう階段が10層〜15層ほど続く、意識が朦朧としていたので正確には覚えていない

疲労困憊の中ようやく辿りついたので景色を楽しむ余裕はなかったが、山から見下ろす内側(木々)の景色と外側(海)を眺める景色はよかったので、よく準備をして臨むと良い

自動販売機

小豆島は自動販売機が観光客にも向けてなのか一定の間隔で設置されているので水分補給をするのに助かった。レンタサイクルする人にはありがたい。ここで水分補給できたことを僕は忘れないだろう。他の自動販売機でも水分補給をさせてもらったことから、自動販売機の有用性を理解した気がした。自動販売機のオーナーになる方法も調べたくらいだ

そうめんや木箱

小豆島といえば素麺が有名だということで頂いた。体力を使い切った後なので、お腹に溜まらないかもと思わなくもなかったが、疲れ切った身体には丁度よかったかと思う

他にも、1日目と2日目でいくつか有名なスポットを回ったのだが、是非、自分の目で確かめてみて欲しい。

新岡山港

帰りは岡山駅経由で東京に戻るため、小豆島から新岡山港のルートを利用した。約、1時間10分と航海時間は短いためか本数も多く、帰りの日の予定を組みやすかったため利用した。新岡山港からはバスで岡山駅まで40分ほど乗った。ちなみに行きの三宮からフェリーターミナルまでは10分ほどなので短く済むが、基本は岡山駅からの方が利便性は良かったかもしれない。というのは、当初はチケットが取れれば、サンライズ瀬戸(夜行列車)で岡山駅まで移動して小豆島に行く予定だったからだ

まとめ

小豆島は想像以上に水が透明で美しかった。四国と本州を挟んだ位置にあるのにも関わらず水がキレイだったことは、必ずしも周りが完全に海でなければいけないというわけではないことを知った。今まで行った中では海が一番綺麗だったし、かつ、小豆島にアクセスする手段がいくつもあるので利便性も良い。機会があれば、是非、訪れてみると良いだろう

おわり!