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TAB譜の入力ができるか各種ソフトウェアを検証してみた

ここ、1週間ほど、自分が書いた譜面(認識)が正しいかチェックするために、手軽に確認できるソフトウェアを探していたので、チェックしたソフトウェアとともに記録を残す。出来る、出来ないもあるので記事を読んだ人の探す手間を省けたらと思う。

目的

自分が書いた譜面(認識)が正しいかチェックするために、手軽に確認できること

要件

  • タブ譜の入力が出来ること

  • レギュラーチューニング以外もカスタムできること

  • 譜面が五線譜で表したときに見やすい形に清書されること

  • 無償版か安価(数千円)で導入できること

前提

Windows11のOSがインストールされているパソコンで確認する

調査

Logic Pro

結果:❌

有料ソフトではあるが、事前に購入していたので出来るかと思い調査した。タブ譜は表示できるが、五線譜を入力して表示される、直接、入力できないのでボツである。譜面ソフトではなくDAWなので、midi入力の反映を考えると分からなくもない。

flat.io

結果:❌

ギタータブ譜を書いて音を確認するのにflat.io(無料アカウント)を使ってみた。こちらはタブ譜の入力は出来るが、チューニングの変更は有料で年間や買い切りまで考えると要件を満たせなかったのでボツである。また、入力が直感的ではないので分かりにくい。調べれば何とかなるのだろうが、ちょっとの入力確認のために学習コストも含めるとサブスクリプション契約してまでやろうとは思えない。

アップグレードが必要

スコアメーカーZERO エディター

結果:❌

大本命、スコアメーカーZERO プラチナムをサブスクリプションで契約すればタブ譜の入力が可能になるが、今、使用しているエディター版では今回の要件は満たせない。なお、プラチナム版の体験版等の検証はしていない。スコアメーカーは譜面が清書されていてキレイではあるので、何か別な目的で使いたい時に検討したい。

TuxGuitar

結果:❌

フリーウェアではありタブ譜の入力は出来てよかったが、譜面の清書が汚いためチェックに使えない。

Dorico SE

結果:⭕️

今までの各種ソフトウェアの問題点が解決した。ダウンロードやアクティベートするためアカウントの作成は必要だが、無償で利用することができる。複雑な譜面になったら分からないが、8分音符や付点などロジカルに組めていれば、そこそこ見やすい形になった。なお、ある程度は入力方法を調べる必要はあるが慣れればいける。

まとめ

調査結果は下記の通りとなる。

ハイフン( - )は調査せずに終了したという意

期待したいこと

今後、期待したい点は下記の通りである。なお、個人の要件を満たせないだけで、例えば、本来の五線譜で入力することを求めている人には合うかもしれないので、ケースバイケースで捉えて頂ければと思う。

Logic Proは有料ソフトで2万円以上するため、万能感を所持している感覚を得たいため今後のアップデートで解消されることを期待したい。なお、たまたま、既存で所持しているため本来は安価で導入できるものではない。

flat.ioは改めて確認してみたのだが、数値は数字で入力して受け付けてくれるが、音符の移動はどうやればいいかすぐに分からなかった。ちゃんと調べれば分かるかもしれないが、ちょっと試して確認したい初見の人にとっては直感的とは言えない。直感的とはマニュアルを見なくても操作できることを示すからだ。

なお、譜面を手軽に共有できる点はよいと思う。一応、PDFにエクスポートもできる。今後に期待したい。

PDFでエクスポート可

TuxGuitarは無償ではあるので表示の部分を改善できれば使いやすくなると思う。数千円で本件のような問題が解決できればそういったソフトウェアに手を出していいとも思う。

おわり!