【お手軽】Windowsでも出来るRTMPおよびHLS変換によるブラウザ視聴サポートが出来るサーバの構築について
前回の記事
Windowsならこちらが楽ちんであるので、記事を上げる。
対象要件
自分のパソコン内(ローカル)で実行すること
パソコンおよび配信に使うスマホはwifiルーターに繋がっていること
圧縮ファイルを解凍する方法を知っていること
wifi 接続することができること
windows 10 かwindows 11のパソコンを使用していること
rtmp配信に使うスマホ、およびアプリを持っていること
所要時間
30分
内訳
ダウンロード:5分
圧縮ファイル解凍、配置:5分
サーバの起動まで:10分
配信、内容確認:10分
実行方法
圧縮ファイルのダウンロード
下記のアドレスより、圧縮ファイルをダウンロードする。
https://github.com/ustoopia/Live-stream-server-portable-Windows-Nginx-RTMP-HLS-Dash
[Code] → [Download Zip]
圧縮ファイルの解凍
圧縮ファイルをダウンロードしたら解凍しよう。
圧縮ファイルを選択して右クリック「すべて展開」する
フォルダの配置
必要に応じて解凍したファイルをリネームして配置しよう。今回は公式サイトの記述通り、livestreamとリネームしてCドライブ直下に配置する。なお、ダウンロードした圧縮フォルダは削除してよい。
PowerShellを起動してコマンドを実行する
Windowsのマークを右クリックして、Windows PowerShell(管理者)をクリックする
Windows PowerShellが立ち上がったら、下記のコマンドを入力してEnterを押す
サーバーの起動
配置したフォルダに含まれる、NGINX.exeをダブルクリックしてサーバーを起動する。
実行したパソコンにローカルサーバとしてnginxサーバが立ち上がる
rtmpによる配信
スマホからrtmp配信のアプリを起動して、ストリームURLとストリームキーをもとに配信をする
なお、配信するスマホからみれば、サーバのアドレスはlocalhostではないのでサーバのipアドレスを調べて仮に"192.168.0.1"であれば、下記のように指定する。
rtmp://192.168.0.1/live/stream
サーバのアドレスが分からない場合は、ipconfigのコマンドで確認しよう。
ブラウザによる確認
サーバーのアドレスをブラウザで開く
http://localhost
Welcome to nginx for Windows!という画面が表示されたら、「test_HLS」というリンクをクリックする。
配信内容が表示される
サーバの終了
要件が済んだら、stop-nginx.batをダブルクリックして実行する
まとめ
特別、設定も要らずにサーバを構築できたと思う。少し試すだけであれば、これで十分だ。
おわり!