本当に支援が必要な子どもを救うためには
こんにちは、トモユキです!
本当に支援が必要な子どもは誰なのか。ズルいかもしれませんが、その答えを〜な子どもと断定することは私にはできません。
その対象となる子どもが誰かを見つけるのが教師の役目だと考えています。
とても当たり前のことを言っているかもしれませんが、その当たり前ができている教師は少ないと思います。学校現場に出ていない大学生の私が言うと説得力がないし、とっても難しい役目だということは重々承知しています。
その上で今回は支援が必要な子どもたちを救うにはどうすればいいか、書いていきたいと思います!
発達障害への理解を広める
大学の講義で初めてADHDとLDという発達障害を知りました。診断されずに大人になるまでその障害に気づけなかったという人もたくさんいます。
発達障害と診断された人たちへの支援は、今の日本でも行われています。支援法や障害者手帳など制度としてはあることにはあります。
では、障害と診断されない人への支援はあるのか。「ハッピーテラス」という施設は存在していました。発達障害と診断されない子どもでも支援が受けられるなら安心じゃないか。
本当にそうでしょうか。考えてみてください、発達障害と診断されない子どもと言っている時点で診断は受けています。つまり、周りの大人が発達障害に気づいているパターンです。
制度や施設は作ろうと思えばつくることはできます。しかし、障害への認知度が低ければその制度や施設を利用するまでに至りません。
発達障害について理解していて、施設があることも知っている、そして子どもをよく見ている人。それが学校教員です。
私は教職課程をとっていて障害についても学んでいるから、You Tubeなど様々なSNS、テレビで盛んに障害についての理解を広めようとしているのはわかります。しかし、テレビを見ない若者にその情報は入らないし、SNSなどはお気に入りの情報しか入ってこないのでそんなニュースが入ることはありません。
今、発達障害について知っている人たちが、気づいてあげて支援を考えることがとても重要だと思います!!
家庭環境が悪い子どもたちへの支援
家庭環境が子どもに及ぼす影響は大きいです。相対的貧困と子どもの健康や学力などの関係などを研究してくれている人たちはたくさんいます。学校教員が家庭事情にまで踏み込むことはなかなかできることではないとは思います。でも、支援団体に橋渡しをすることくらいはできるのではないでしょうか。学校での子どもの様子からその子が家で楽しく過ごしているかどうか分かったらいいなと思います。
家庭環境に悩む子どもたちを支援する団体も調べたら出てきたので紹介します。「ウィーズ」と呼ばれる団体がありました。
実は調べるまで、この団体を知りませんでした。知っていたという方はどのくらいいるでしょうか。
このような団体がある事自体、子どもたちは気づくことができません。学校でよくいじめ相談所の名刺のようなものが配られていました。このような団体も学校で宣伝すれば広まっていくのでしょうか。
広めるだけでは解決までは至らないと思っています。しかし、教師がこの子どもの家庭環境が悪いと決めつけてこの団体を紹介するのも失礼だとも思います。
言ってしまえば支援がいらない子はいない
いじめを受けた子への支援、成績が上がらなくて悩んでいる子への支援、何事にもやる気がでない子への支援。どこまでを支援というか決めないときりがないと思うのですが、言ってしまえば何もしなくていい子どもは一人もいないということです。
一人ひとりにあった教育をすることが大切だということになります。しかし、自分の力で何とかできる子どもと、教師が働きかけなければどうすることもできない子どもに同じ方法で支援をしていてはいけないと思います。
誰にどのような支援を行うかを判断するのが教師の役目だと思っています。
これは理想の教師像を語っているだけだったかもしれませんが、もし教師が全員このような指導ができたらどんな社会になるのか想像するとワクワクします。
一つ悩みは、LDやADHDなどの発達障害が疑われる時にどう親御さんに説明すればよいのか、です。親御さんによっては、失礼なと怒られてしまう場合もあるのではないかと不安になります。この問題を解決することも今後の目標にしたいと思います。
今回は、発達障害や、家庭環境が悪い子どもたちを支援する必要があると述べてきました。他にも支援するべき子どもたちはたくさんいると思います。
この2つ以外にも考えていけたらいいなと思っています。
これからも、教育について考えを書いていきます!
ただの大学生の意見ですので、なんか言ってるなくらいな感じでこれからも見ていただけると嬉しいです(笑)!!