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【多言語習得のススメ】バイリンガルは考える。話す言語によってその人の性格が本当に変わるのか!?

初めまして!
この度ご縁を頂いてEDUBALアンバサダーに就任したMihoです。

2024年3月にシンガポールより本帰国したばかりで、
まだまだ常夏の生活が恋しい日もありますが、
新天地でもモリモリ発信していきますのでどうぞ宜しくお願いします😃

いやいや本当にもう、14年離れていた日本は驚くほど様変わりしていて、
子供と一緒に1から覚える新しい発見の毎日です💦

こちらでは海外での教育や子育て、また、日本国内と国外からの視点で感じたこと、気づいたことなどを綴っていきたいと思います。

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さて、今日は話す言語によって本当にその人の性格が変わるのか!?
というお話ですが、皆さんはどう思われますか。

私は全くその通りだと思っていて、
話す言語によって性格が変わる、というか人格が変わると思っています。

例えば、それまで英語で話していた外国人が日本語を話したとたん、
トーンが上がってなんだか可愛らしいな。と思われたことや、
その逆で日本語で話していた外国人が、英語や違う言語を話し出すと、
何だか「クール」に感じた経験はないでしょうか。

私はこの言語のスイッチでその人の印象が変わることを感じ始めてから、
「おや、なんだか自分だけど自分じゃないような気がする」と自分自身で
気づいたエピソードがあります。

それではまずはそちらをご紹介しましょう!

(※今回は私自身が日本語以外に英語しか話せないため主に英語にフォーカスした話となってます🙇‍♀️)

「こういうことか!」と身をもって感じた体験記


そもそも私が「あれ?、なんかやたら強気に言いたいこと言えてるな。」
そう初めて気づいたのは英会話講師の面接を受けた時のことでした。

同じ面接官に英語と日本語で面接を受ける状況だったのですが、
日本語で話す時は「めでたく採用を頂いて御社で働く際には〜」のようにガチガチで控えめな感じだったのに、

それでは次は英語での面接になります。
と面接官が英語になると、私も英語で答えることになり、
「これから働くことになる御社では〜」と、自分でも面白いほどにすでに採用されて働いている過程での回答をしていました。
(強気というか、前向き?💦)

↑ちなみにこの時の面接は採用されました。

恐らくこれまでも同じように英語で話すときは、『感じ』が変わっていたのだと思いますが、自分で気づいたのはこの時が初めてで、
それからは他の人はどうなんだろう?と密かに人間観察をするようになりました😅

主語を省けない英語は実は言語的に珍しいらしい


同じ人間なのに、なぜに話す言語によってその人の感じ(印象)が変わるのかと気になり始め、自分なりにその理由を考えて腑に落ちた答えが2つあるので1つずつ私の主観で説明しましょう。

・1つ目の理由「発音方法の違い」

私が思うにその言語の発音方法の違いも関係してくるのではないかと思えます。
息を外に吐き出すような発音の英語(中国語も同じ)に比べ、飲み込むような発音の日本語(韓国語もこちら)。

実際にやってみて頂くと分かると思うのですが、
「EAT」という単語を息を飲み込むように発音すると難しく、
「食べる」を息を外に吐き出すように発音すると、とても意志を持った情熱的な「食べる」になりませんか。笑
こんな感じで、その発音からもイメージが湧いてくるように思えます。

・2つ目の理由「英語は必ず主語を必要として成り立つ言語だから」

この記事を書いてる際に気になり始め、グーグル先生で検索するとやはり!
研究や論文も出ているほど巷では取り立たされておりました!!

ちなみに主語を省略できない英語は言語の中でも珍しいそうで、
ほとんどの言語は日本語のように主語を省略できるそうです。
そしてそう言った言語を「空主語言語」というのだそうです💡

そして、これもまたあくまでも私の主観ですが、
主語を省略できない英語は、その都度、責任の所在を確かにするというか、曖昧に終わらせない。そんな感じがします。

例えば下の例を見てください⏬

「その点についてはちょっと違うと思います。」
「その点については私はちょっと違うと思います。」

と、同じ文章でも「私は」と主語があるのとないのとでは印象が変わってきませんか。

同じく、

「これ、どう思いますか?」
あなたは、これ、どう思いますか?」

「あなた」が入ることによって、確実に他の誰でもない、自分に聞かれていて自分の回答を求められている。そんな感じに取れませんか。

この曖昧を許さない。フワッとした会話にできない。
そんな言語の特徴が、その人の印象を変える1つの理由なのではないかと思えます。

もちろん言語のそれだけでなく、
その言葉を話す文化的な背景や環境も大いにあるとは思いますが…。
(まるで卵が先か鶏が先か、のような。)

日本語のように主語を省いた、曖昧なやり取りのできない英語話者。
もちろん言語のみでなく、『主張しないと何も始まらないし、気づいてもらえない環境』でサバイブした結果によって培われたものということもあります。
そんなところからか、日本語を話していても、
とかく『帰国子女や外国人、海外戻りは主張が強い』と取られがち…。
しかしながら、本人はそんな気はさらさらないし、
逆にポイントを押さえずにどうして会話が成り立つんだろう?と疑問に思うことも多々あるようです💦

(余談ですが、日本企業で働く外国人の数人に「日本の会社はミーティングで集まるのは好きだけど、誰も決めようとしないよね。」と言われたことがあります。これもまた日本語特有のフワッと感や文化的な背景からきているものと言えるでしょう。)

まとめ

今回は言語と言っても英語にフォーカスしたお話となりましたが、
世界には英語のみのバイリンガルでなく、トリリンガル、マルチリンガルと多言語を操る強者がわんさかいます。

ちなみに私が滞在していたシンガポールはバイリンガルが当たり前、トリリンガルもさほど珍しくない環境でした。

(またまた余談ですが、うちの息子が6歳の頃に主人の友達(アメリカ人)が家に遊びに来た時「ねえねえ、何語話せるの?」と聞いて、その人が「英語だよ。」と答えた時に、「えー。英語しか話せないの!?」と放った強気な発言を今でも忘れられません。笑)

なので、ドイツ語やタイ語、バハサやタミール語など、その言語ごとにそれぞれの『色』があるでしょう。

そう考えると、この言語によって人格が変わることを理解し上手く操ることができれば、このグローバル社会を生き抜くうえで、相手に合わせて誤解なく対応でき、円滑なコミュニケーションが取れたりと、言葉以上の強みになるのではないでしょうか。
そう言った点からも、多言語習得は必要だなぁと思えます。

もし、皆さんの中で、
『英語を習得したいと思っているけれど、二の足を踏んでいる。』
『英語以外の他の言語にも興味がある!』
と、そんな方がいらっしゃったら、
この内容を新たなモチベーションとして是非スタートしてみてくださいね😃



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