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【ヨーロッパ駐在】帰国子女と英語〜我が家の場合~

こんにちは。EDUBALアンバサダーのTakakoです。
長かった夏休みの終わりが近づいてきました🍉
皆さんはどんな夏休みを過ごされましたか?
我が家の子どもたちは、充実した楽しい毎日を過ごしてまいりましたが、作文や探求のレポートなどなどまだまだ課題山積なようです💦💦(焦)

突然ですが、帰国子女ってどんなイメージですか?英語ペラペラ?コミュニケーション力高め?
私も海外駐在するまではなんとなーくそんなイメージを持っていたかも・・
でも実際はそう甘くはなかった・・・海外生活のあれこれを振り返ります。


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マリア・テレジア像と美術史美術館


我が家が駐在していたのは生活言語と学習言語が違う非英語圏。学校では主に英語、学校を出るとドイツ語が飛び交うという環境で4年間過ごしました。我が家は数年後には日本に帰国することがあらかじめ予想できたので、自宅では日本語を徹底しました。(子どもたちには学校で生きた英語を学んでもらいたい!下手な英語を使って子どもたちに私のJapanese Englishがうつってほしくないというのもありましたが🙃)



どうすりゃいいの?英語の習得・・


英語学習ってすぐに成果が出るわけし、何が正しいかわからないしで、苦しかったぁ・・当たり前のように読めると思っているcomeをコメと発音するし、このままでは英語の取得なんて到底無理だぁぁと泣きたくなりました😭
学校からの日々の宿題はなく、授業参観に行ってもなんだか遊んでいるようにしか見えない授業。。焦りから、英語の先生に「文法はやらなくていいの?」と聞くと、「文法はまだいい、あとからよ!まずはオーラルから!」なんて気楽に言われてまた焦る;なぜなら、私は文法から学んできてるから、文法なくして英語ができるのかと・・・
子どもたちが通うインター校の英語習得方法が日本の英語教育と違いすぎて戸惑いが隠せない私。文法は自宅で補強していこう!と思った瞬間でした。
『海外に住めば英語は自然と身につく』
という淡い期待は早い時期にガラガラと音を立てて崩れていったのでした(◞‸◟)
(実際はインター校には非英語話者が英語を習得するためのノウハウの蓄積があり、先生方はうまく工夫してくれていたようです😺)


我が家のきょうだい


我が家が渡墺したのは、子どもたちが中3、小5、小3、小1の夏でした。中3の子は中学英語は一通り習った状態、小5の子は学校で週1回ALTの先生と歌や遊びを通して英語と少し親しんでいた状態、小3と小1の子は幼稚園の授業で週1回英語のレッスンがあった程度の状態での渡墺でした。(2020年からは学習指導要領が変更され、小5から英語が教科化されています)

まず、中3の息子、中学文法がきっちり入っているだけにまあまあ正確な英語の読み書きができました。でも、文法を考えるがゆえ言葉がすっと出てこなく苦労したこともあったようです。(かくいう私もついつい文法や構文を頭で考えてしまっていたので会話が難しかったなぁーーー😣)
幸い彼の場合は運動が得意だったので、昼休みにサッカーしたりして、学校でも声をかけられることが多かったようで助かりました😊

転入してすぐ始めたアクティビティ⚽スポーツに言葉はいらない⁈


小5の娘は小1から公文の英語に通っていたため、ちょっとは文法もわかっていたのかな??本人は「公文の英語は意味なかった」なんて言っていましたが、役に立ったと信じたい!!(笑) ちょうど同じ時期に一クラス分くらいの人数が転入してきたこともあり、友だちも結構すぐにできたようです。フランクな会話はお手のもの、家に帰ってからも電話で話したり友だちの家に遊びに行ったりしてどんどん英語を吸収していきました😃(文法は・・・)

ベトナム出身の友人の自宅で本場のフォーを堪能中


小3の息子ですが、学校の先生や友だちが話す英語を聞いたまま発音する時期?だったので、まあまあ英語っぽい発音を身に付けていたように思います。しかし、まだ日本語が確立していなかったこともあり、英語も日本語もちょっと中途半端になってしまい、すごく心配したこともありました。
ドイツ語も同時に学んだこともあり、彼にとってはカオスな日々だったよう💦

自宅のバルコニーにて🎉


小1の娘は、8月末から同じ学年全員がGrade1になったという時期だったのと、失敗を恐れない年齢だったので、スムーズに学校生活に入っていけました。先生にも友だちにも物怖じせず話しかけられる無邪気さがあり、毎日がハッピー💖という感じ。私がボランティアで校外学習の付き添いに行くと満面の笑みで「ママ――😀!」と嬉しそうに手を振ってくれました👋
ELA(English Language Aquisition:英語で言語を使用できるようになるためのクラス)も比較的早く卒業することができたかな。

友だちのBirthday Party🕺(Grade1)


海外赴任した時の年齢、海外に行く前に英語にどれだけ慣れ親しんできたか、学校の授業でどこまで習ったかによって英語の習得にも違いがあり、もちろん子供によって得手不得手があり、オープンマインドを持っているかどうかでも違ってくるので、一概には言えませんが、我が家の子どもたちはそんな感じでスタートしました。4年間の海外生活を振り返ると、それぞれの子でスムーズだったこと、苦労したところも全くもって違いました。


まとめ(大切にしたいこと)



初めてのインター校での英語との格闘、もちろんそれぞれの子が4年間の海外生活を通して歩んだ道は違いますが、学年は違えど4人に共通して取り組んでよかったと思えることの一つは英検取得かなと思っています。
英検は今の英語力が測れますし、何より合格は自信につながります!!
学年が上がればTOEFLやIELTSを受検される方も多いと思いますが、いづれにしても英語資格取得は日本の受験にも大変有効です!

「自信は成功の第一の秘訣である」
Confidence is the number one secret to success.
by Ralph Waldo Emerson

私のオススメは、無理をして上の級を受けるよりも一つ一つ級をクリアしていくこと。着実に英語力をつけ、自信を持って次の級に挑戦していく。
英語だけに限らず小さな成功体験を重ねることは大きな自信につながり、それが土台となって次のステージに羽ばたいていけるのかなと思っています。
我が子たちが海外でどこまで英語を習得することができたかはわかりませんが、それぞれの子が自分なりの自信をつけてくれていたらそれが何よりの成功、それでよし✨



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