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【ヨーロッパ駐在】帰国後の塾選び(後編)~塾選び放題?!〜

こんにちは。
EDUBALアンバサダーのTakakoです。帰国子女中学受験初心者の我が家の奮闘記。非英語圏の日系塾がない地域で、悩んで悩んで方向性を見失い苦しかった日々もありましたが、多くの方に助けられて乗り越えてきました。帰国後から受験までの道のりを振り返ります。

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19区にある広大なブドウ畑

今年無事中学生になった娘。受験までの道のりは決して平たんなものではなく、受験に関して全く知識がなかった私は、何から手を付けたらいいかわからず、帰国受験についてゼロから学ぶ日々が続きました。
ある日、「昼間何をしてるの~?」と娘のインターナショナルスクールの外国人ママ友に聞かれてはっとするくらい💦いつの間にかスケジュール帳は受験関係で大方埋まってしまっていました💦(受験生である兄姉の塾探しも同時進行だったので、頭がパンク状態😵)
「帰国後の塾選びのことで頭がいっぱいで…そればかり考えてる」と友だちに伝えると、「もっといろいろ出かけて残りのウィーんを楽しんだ方がいいよ~!!」  (でも、頭から離れないのですぅ😭)

癒しのひととき♪白鳥の親子とドナウ川で川遊び

いざ塾選び!


海外在住中は塾の選択肢がほぼなかったのですが、帰国してみると日本には中学受験塾があふれていることに驚きました😲ありがたい反面、塾選びに奔走。どの塾にすべきか、、集団?個別?、一般塾?帰国専門塾?、、

我が家が帰国後の塾選びで重視したことは・・・
①英語力を維持向上できること
②国語・算数対策ができること
③自宅からの距離

どんな選択肢があるか・・・
①英語専門塾のみ
②英語専門塾+一般受験塾(国語・算数)
③英語専門塾+帰国受験専門塾(国語・算数)
④帰国受験専門塾のみ(国語・算数・英語)
⑤一般受験塾のみ(国後・算数・理科・社会)


我が家の場合、英語力の維持向上を第一に考えていたのと、4教科対策する余裕がなかったので、⑤は選択肢から早々に消えました。
次女は、海外で日本人の同級生がほぼいなかったこともあり、友だちが多国籍で、英語でコミュニケーションを取ることを苦に感じなくなっている様子でした。進路選択の際、「次女にはAll Englishの環境で学べるのがいいかな」と思ったのと本人も「英語を使える学校がいい」ということだったので、漠然と国際系の中学を志望校にしました。(のちのち大どんでん返しがあったのですが😅)
その頃だいぶ帰国受験に関する知識がついてきていた私は、国際系中学を目指すには高い英語力は必須‼︎ と帰国後すぐ英語専門塾に申し込みました。入塾するためには、簡単なエッセイを提出する必要がありました。1週間後くらいに結果が届き、幸いにも受け入れてもらえたので帰国後すぐの7月から通うことに!
初めての日本での塾通いー!
最初は、勉強についていけるかな…友だちはできるかな…嫌がらないかな…などいろいろ心配しましたが、帰国生がたくさんいる環境が心地よかったらしく、私の心配をよそに一度も嫌と言わず、むしろ毎週塾を楽しみにしているようで安心しました。(第一関門突破!)


オーストリア最高峰のGroßglockner(グロースクロックナー) 標高3,798メートル 

国語・算数対策をどうするか・・・


塾選びで重視したことの一つ「自宅からの距離」。ウィーンで娘が通っていた学校では、小学生のうちは保護者の送り迎えが必須で、友だちの家に遊ぶ時もすべて送迎していて一人で出かけるということがなかったので、日本で一人で通塾させることに不安がありました。一人で電車での通塾は無理かな・・塾の送迎も難しいかな(夜に家を留守にすることが増え、他のきょうだいにも迷惑をかけてしまう)・・
徒歩で通える範囲には一般受験塾しかなかったため、(漢字もあやふやだし、教科書も危ういのに厳しいかなぁ・・と思いつつ)国語・算数の対策を小5夏期講習からスタートすることにしました。よって、帰国直後、我が家がまず選択したのは、②の英語専門塾+一般受験塾でした。
しかし、心配をよそに、娘が入ったクラスではそれほどガンガン早く進むような感じではなく、ありがたいことにいつも最前列にアサインしてくれたおかげで目が行き届き、漢字や算数の小テストは日に日に点数が取れるようになって驚きました😲

新小学6年生


新小学6年生になると英語専門塾も本格的に受験指導に入るから、忙しくなって一般受験塾との両立は大変だろうと考え(両立できるお子さんは大勢いらしゃいます💦💦)、新小6から国語・算数は比較的融通の利く個別指導塾に転塾することにしました。(実際は新小6になっても英語専門塾の忙しさは急には忙しくならなくて拍子抜け;まだ集団でもよかったかも??!)  
しかし、だんだん週末はテスト、テストで娘の顔に疲れが見えてきました。ある日、「テストばっかり嫌だ…」とポツリ。その様子を見て、あまり無理をさせるのはやめようと思い直しました。帰国して急に環境が変わり、日本の小学校生活に慣れるのもがんばっていたことでしょう。。 心がつかれてしまったら途中で息切れしていたかもしれないですし、結果的に転塾してよかったかなと思います。

Fasching(謝肉祭)のパレード

まとめ


「帰国生」と一口に言っても、どこの国で過ごしたか、海外で過ごした年齢、海外滞在年数、通っていたのは現地校・インター校なのか日本人学校なのか、それぞれ経験してきたことが違い、全く同じ状況の人はいません。
一般的にいいと言われることでも必ずしも我が子に合うとは限りません。きょうだいでも同じではありません。私自身、その時その時その子その子にとって最善だと思うことを模索しながら向き合ってきましたが、あの時ああしておけばよかったかな、こうしておけばよかったかな、と振り返ることがありました。でも、我が子にとって最善だと思ってやってきたことに自信を持っていこうと思っています😀
私も現在まだまだ子育て進行中、これからも模索し続けます!
帰国子女の皆さんのハッピーな笑顔が増えますように💖

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