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【Stanford e-Japanプログラム】を知っていますか?

こんにちは、アンバサダーの葉子です。

日本では急激に季節が進み、突然の寒さで体調を崩している人も多いのではないでしょうか? 11月になっても暑かったり、台風が発生したり……日本の気候も随分と変わってしまいましたね。

さて、今日はあまり聞いたことがない【Stanford e-Japan】というプログラムを紹介したいと思います。大学受験に向けてアピールできるものを探している日本在住の高校生は、必読です!

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Stanford e-Japanとは

突然ですが、Stanford e-Japanというプログラムをご存知ですか? 今回は、我が家の次女が高校2年生の秋に参加した同プログラムについて解説したいと思います。

プログラム概要

Stanford e-Japanとは、スタンフォード大学の国際異文化教育プログラム(SPICE)による、日本在住の高校生を対象としたオンライン講座です。日米相互文化理解のための講座で、アメリカの宗教および教育、第二次世界大戦、両国の文化や日米関係について学びます。受講期間は2~6月、または10~2月の5カ月間。毎週土曜13時から計10~12回ほど、さまざまな分野の専門家や教授の講義があり、最終課題として論文を提出・学校または地域社会でアメリカの社会についてのプレゼンテーションをして修了となります(修了証ももらえます!)

詳しいプログラムの内容

・毎週土曜日に異なるトピックについての講義があるため、平日中に事前講義(30分程度の動画)を視聴する。
・事前講義の内容に関する質問に対し、回答をワードで1~3ページ程度にまとめる。
・週に3回、オンラインのディスカッションボード(掲示板)に意見を書き込み、意見交換をする(同日に立て続けで3回というのは駄目)
・コース半ば頃に「まだ解決していない世界の問題に取り組む」プロジェクトがあり、5人グループでトピック決めから最後のプレゼンテーションまで取り組む(LINEなどの同時通話機能を使って作業する)
・最後に、自分で選んだトピックに関するリサーチペーパーを書く(それほど長くはないが、出典の書き方などが細かく決まっている)
・地域社会または学校で、主に同プログラムについてのプレゼンテーションをする(英語でも日本語でもよい)

応募資格・募集人数

日本在住の高校生・各回30名

出願方法

出願期間:
春(2~6月)のコースで11月中旬~12月下旬、秋(10~2月)のコースで6月下旬~8月中旬

提出書類:
1.所定の応募フォーム(個人情報や学校での成績順位など)、2.英語エッセイ(500~600ワード)、3.自分の動画(エッセイに書ききれなかった同プログラムに対する意欲を英語で述べる)、4.推薦状(英語の先生から1通、同プログラムへの適性について推薦してくれる人から1通の計2通必要)、5.同意書

募集期間中は下記サイトに応募フォームが出てくるので、時期が近づいたら気がけておくとよいでしょう(現在、2025年春コースの受講者を募集中!)

費用

なんと、費用は無料! あのユニクロで有名な柳井正財団がスポンサーとなっています。

実際に参加した次女の感想

まずは彼女の簡単なプロフィールを紹介したいと思います。

公立高校3年生。小1夏~中2夏までアメリカのミシガン州で過ごす。英検1級保持。バリバリの理系。運動神経が良くバリバリの体育会系でもある。

応募したきっかけは?

推薦入試で活用するため。

受講中、苦労したことは?

週2~3回、オンラインのトークボード(掲示板)に投稿しないといけなかったり、30分くらいの講義を視聴し、その内容についてワードで1ページ程度にまとめたり、意外と毎週の課題を面倒に感じた。あと、最後のペーパーを書いているときは学校や部活との両立が少し大変だった。

受講して良かったと思うことは?

日本国内に帰国子女以外にも国際色が強い人たちがいるんだ、とわかったこと。インターに通っている子、イギリスと日本を行き来している子、モンゴル人の子、ハーフの子、ずっと日本に住んでいるのにプログラムに参加できるような子……普段あまり接点がないような優秀な子がたくさん参加していたこと。

これから応募する人へのメッセージ

高い英語力、あるいはそれなりの英語力と自信がある人でなければ、精神的につらいと感じるかもしれません。国際系の進路に進みたい人や英語に自信があり、力を試したい人に向いているプログラムだと思います。

終わりに

大学受験時に書けることがあったほうがいいよね……とぼんやり考えていた頃、ふとSNSで見かけたStanford e-Japanというプログラム。ネットで調べても情報が少なく、中身も倍率もわからない。でも、なんとなく良さそう! 軽い気持ちで「これ、やってみたら?」と勧めたものの、とくに最後のリサーチペーパーを書く頃は学業や部活との両立が大変だったみたいです。それでも何とかやり遂げたガッツある次女は、やっぱりすごい! そして、最後には「受講して良かった」と言っていたのでホッとしました。

ただでさえ忙しい日本の高校生にとって、内容もスケジュールもとてもハードですが、それ以上に良い経験になるようです。現在、2025年春の受講生を募集中なので、挑戦したい方は是非、上のリンクから募集サイトを覗いてみてください!!


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