頼る場所は多くていい 海外生活ママの居場所の作り方
こんにちは。EDUBALアンバサダーのWakakoです。
今回は初めてのアメリカ生活の中での私自身の奮闘記です。最後までどうぞお付き合いください🤗
ゼロからのスタート
頼る事で広がった世界
好きな事を見つける
6月〜9月までの3ヶ月の長い夏休み、そして新学期が9月である現地校に合わせて渡米をする家族は多いのではないでしょうか。
私自身もそうでした。
アメリカへ引っ越しをしたのは主人の渡米より半年後のちょうど8月の事でした。
徒歩圏内に何でも揃う環境から一変、どこに行くにも車社会(車道はあっても歩道がない)
庭でリスが遊び夜には蛍が飛ぶそんな壮大な景色はそれはそれは素晴らしいものでしたが生活をするという点においては途方に暮れる気持ちになりました。
怒涛の引っ越しが終わり子供達の学校が始まったこのlabor day明けにふと感じたのはあぁ私、お友達がいない。話し相手が欲しいな。という事でした。
幼少期から転校を重ね海外、国内合わせて幼稚園は2回、小学校は3回転校を繰り返していた私でもこの時はこれがホームシックか。と感じる程気持ちが落ち込んだ時期でした。
家族を送り出した後何をするでもなくただただ窓の外に揺れる木々を見ながら日本に帰りたいと涙をしていた事もありました。(暗いわ)
孤独だったのはここに自分の居場所がなかったからです。
頼る事で広がった世界
ここままじゃいけない、そう思った私は
お友達を作ろう。と決めました。
そんな時そっと声をかけてくれる人が居ました。
日本人会の役員をしていて偶然同じ住宅街に住んでいたその人は長いアメリカ生活から得た沢山の知識を私に教えてくれました。
サプライリストって何?なんて事から
学校休む時は先生だけじゃなくてバスドライバーにも伝えるんだよ。
スクールバスは学校管轄じゃないからね。
スナックタイムがあるからランチと別に持たせてね。など細かい学校の事や
(学校にマニュアルはない。よくある新一年生のしおり、的なものがあるのが当たり前と思っていた私にとってはわからない事は自分で聞くんだという文化の違いを知る。そもそも何を質問したら良いかもわからなかった)
スクールバスが止まってたら追い越したらダメだよ、など交通ルール、
歯医者はここがいいよなど,生活全般に関する事も。
そして彼女は、学校ボランティアに参加したらいいよ。とも教えてくれました。
本の整理をしながら子供の様子が見れる図書ボランティアに参加すべくGoogle翻訳片手にメディアの先生にメールをしてみたり。
毎年学校への寄付金集めの為に開催されているカラーファンランでは子供達と一緒になって粉まみれになりました。
次女初めてのfield trip(遠足)のチャペロンではスクールバスに乗って牧場に行きました。
ハロウィンの次の日に毎年初雪が降るミシガンの寒さを知る由もなかった私は薄着参加(自分にとっては厚着)とにかく寒くて凍え死ぬかも早く帰りたいと思っていた事しか覚えていません。笑
キンダーガーデン登校100日目を祝うイベントでは様々なクラフトがありシリアルを糸に通して繋げてネックレスを作り、首から下げ、最終的に食べている子供達の姿に軽い衝撃を受けました。
とにかく楽しい学校イベントの数々は学校はペンを持って勉強するだけの場所ではなく心を耕す場所なんだという事を教えてくれました。
そして自分の居場所がなくてお友達も居ないと嘆いていた私はこの頃から少しずつ楽しむ事が出来るようになっていました。
好きな事をみつける
そして出会う人達皆が一芸に秀でてキラキラ輝いてる見えるのはきっとそれぞれ皆んなが自分なりの楽しみ方を模索した結果なのだろうという事も後になって感じました。
ポーセラーツにパン作り、カード作りにポットラックバック、アクセサリー作り。
やってみたいと思う事にはなんでも挑戦をしてその中で沢山の経験とかけがえのない友達が出来ました。
沢山の教えと助けをくれた友人は出会いから1年、本帰国をしました。
わかちゃん、もう大丈夫そうだね、良かったね、そう笑っていた事を今も覚えています。
こうして自分が助けてもらった事はこれから出会う人に返していったらいい。
そう思い過ごしていた私にとってもコロナ禍で自宅に居る日々が続いた時から始めたお菓子作り、友人の支えのお陰で始めた教室を通して、気がつけば沢山の方と出会い過ごしました。
そしていつしか新しく来られた方には教えてもらった事や経験した事をお伝えできるようになり、わからない事があればいつでもいいから連絡してね、夜中でもいつでも気にせずね、そんな風に話してくれた友人の温かさを思い出し、同じように言える自分にもなっていきました。
振り返って思う事は、誰かに頼る事は決して悪い事でもなんでもなく、それは前に進む為に必要だという事。そして人と関わり助けてもらった分だけ、自分も恩返しが出来るようになると知りました。
好きな事を見つけてみたり、出かけてみたり、そこから気の合う友人が出来て好きな場所が増えていく。
最後に、同時期に本帰国した友人と先日この話をした時の事。彼女にとっての駐在生活は”ゼロから居場所を作るまたとないチャンスだった”
と教えてくれました。
またとないチャンスと思えば、なんだかワクワクしますよね。こんな素敵な考え方をシェアしてくれた友人の事も益々好きになった出来事でした。
もしも同じように悩みどうしたらいいかわからずにいる人がいるならば、きっと大丈夫だよ、あなたが笑顔になれる人はすぐ近くに居てるから、どうか見つけてそして大切にしてね、とお伝えしたいです。そして、そんな時間を積み重ねたこの場所があなたにとってかけがえのない居場所といつしかなっていきますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました🤗
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