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【在英6年】本帰国後の10歳児の小学校総仕上げ!

こんにちは!EDUBALアンバサダーKikoです。久しぶりのnote。
新しい年になりましたね。2025年は貴重な平方数の年だそうな(45×45=2025)、笑 。塾で言われたんでしょうね💦 年末年始も塾通いだった息子が話していました。
そんな息子がイギリスに渡ったのは4歳の時。そして今年12歳になり、春からは中学生に。
子育ても新たなステージになりそうです❗️

イギリス🇬🇧にいた期間は5年と10ヶ月。
本帰国してあっという間に1年と10ヶ月。
私にとっては言葉が通じて、選択肢も無限、美味しくて安全な日本は紛れもないホーム。
でも小学校総仕上げのこの期間、色々な事を思いながら必死に駆け抜けた期間となりました。

まだ小学校生活は約2ヶ月残っていますが、今回はまだ記憶に鮮明な、本帰国してからの息子と過ごした濃密な1年10ヶ月を振り返りたいと思います。
何を大切に過ごしてきたかを焦点に……。
ここまでの道のりを、キーワードを挙げて振り返ります。

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とにかく動いた6ヶ月

初めての小学校・友達との出会い・繋げてくれたサッカー・塾との出会い

10歳の少年は、約6年の月日を経て日本に再上陸(もちろん一時帰国は通算3回)しました。

全てに初めてがつくような毎日。これまで一人で外出さえしたこともないわけで。小学校を覚えても自宅との位置関係や通学ルートも謎だらけ。
極度の緊張しいで、分かる範疇から一歩もはみ出そうとしない冒険心ゼロ男くんにとっては、ある意味毎日が逃れようもない心臓バクバクの冒険と呼べる日々の連続だったでしょう。

ですが小学5年の4月とあれば、待った無しで塾も並走しなければいけない状況。
ロンドンからコンタクトをとった塾と面談や体験をするも、算数の進路の速さにたじろぐ。夫はまだ引き継ぎでロンドンだったので夫にも頼れず(既に私には受験算数は手に負えない状況)、急遽抜けている範囲を個別塾で短期集中で穴埋め。ですが、気付けば毎日が塾になってしまって…。とにかくGWまでは理由がわからず右へ左へ翻弄される日々。

せめてどこかに楽しみを作ってあげたくて、小学校のサッカーチームに飛び込みます!すると温かいコーチ陣に迎えられながら、スーパー人見知り君もスルスルとサッカー好きで運動好きの仲間の中に溶け込んでいきました。

サッカーの練習風景

種をまいて見守った6ヶ月

塾(先生)との出会い・繋げてくれたテニス・友達との出会い

すったもんだあったものの、塾と担当の先生に恵まれて週2回の通塾と、週1回の英語の塾がルーティンになりました。必要な単元の抜けも授業後にフォローしていただき、塾の先生の言うことは素直に聞き入れ、塾の宿題はこなすようになりました(国語はフォローしましたが)。

合間にサッカーの練習や試合に参加する生活。サッカーでぐったりすると勉強のやる気も出ない、でもサッカーもやりたい、と葛藤しながらも自身の体力や気力と戦っていたようです。

と同時に、好きだったテニスを再開。そこでまた素敵な出会いが。塾の模試などで振替をすることも多かったのですが、2人のコーチが丁寧に明るく接してくれたお陰で、シャイな息子の中にフツフツと『テニスって面白い』という気持ちが湧いてきたのです!コーチには大感謝✨

夏は旅行先でテニス三昧

次第に学校の中でも運動繋がりだけでなく、昆虫や恐竜など大好きな生物で広がる輪もできました!

大哺乳類展へ仲良し君と!

心を動かそうとした6ヶ月

繋げてくれたテニス・学校探し

塾や日々のルーティンが回りだしたところで、肝心な中学校探し!
もちろん帰国生受験、その時点で学校もある程度絞られ、我が家は受験科目も算国英で受けられる学校に限定。理社を追加することで幅も広がったかもしれませんが、小5にして日本を知り始めた息子にそこまで課すのは……。
ならばその分、お友達との時間ややりたい事から学べることも多いのでは、そんな思いに至りました。

時には説明会に一緒に行きましたが、基本私が足を動かして学校理解に努めました。時には同じ学校を2度3度と訪れることも。教育内容や校風、気になることは個別相談で直接先生にお話を伺いました。
そんな生活の中から息子のやりたい事として“テニス”がみえてきたこともあり、今度は学校を部活視点からセレクトし直したりもしました。

これは受験期になって初めて明かしてくれた息子の本音ですが、
『小5の夏くらいまで、なんで塾行ってこんなに勉強しなきゃいけないのか全然理解できなかった。ロンドンでもなんで学校以外に日本の勉強しないといけなかったのか、とか。』
と。素直な感想だと思います。
塾で共に頑張る友達の良い影響もあって、ようやくその先に中学受験があることを、本人が実感としてわかり始めたとのことです。
私もガミガミ言うことも多々ありましたが、塾通いし中学受験で数ある学校からこだわりを持って受験校を選んでほしい、その本質は、将来の足がかりになるような“自分にはこれだ”、というものを見つけられる学校と巡り合わせたい、その一心で動いていました。

母がもがいた2ヶ月

学校探し

受験に向けた学習は塾を基盤に淡々と進んでいきました。
小6になると解いても解いても過去問の演習問題で、夏は塾に朝から晩までいる日も。サポートといえば送りとお迎えと教材整理。でも塾のレールに乗った甲斐あって、何を武器にし、どこをカバーしていくかの課題も明確になりました。カバーすべき弱点(国語)をどう克服していくかを私は考えては相談したり試す日々。

帰国生であっても2科目の一般受験も考慮に入れたら選べる学校の幅が広がるのでは?はたまた算数1科で勝負!?などなど母の迷走は続き(苦笑)、毎週のように説明会に足しげく通いました。自分が動いて仕入れられる情報は集めてみて、その後息子に提案。でも2月受験はしない、と一点張り。
ですがその私の悪あがきがあったからこそ、私自身も納得し、また本人がどこまで気持ちを繋げるのかを見極めて、受験スケジュールを立てることができました!

自分で回した受験前の2ヶ月

気持ちを繋げる

結局のところ、自分から目標を掲げてそれに向かって努力する、という域までには達せずに受験本番へ。
とはいっても、受験校は吟味を重ねて選び抜いた学校。過去問に取り組みながら傾向を把握。
課題は与えはしましたが、学習面の課題=やるべき事も、本人が自分で取り組むようになったのは大きな成長でした。

大きな目標はなくても小さな目の前の課題をこなすスタイルで繋いでいって、11月からは緊張感も繋ぎながら、最後までやり切ろうと気持ちを繋いで。

これからの2ヶ月

友達との出会い・繋げてくれたサッカー・繋げてくれたテニス・気持ちを繋げる

全てから解き放たれた今、塾の先生からも『普通の小学生に戻って残りの学校生活を過ごして下さい』との言葉をかけていただき、次のステージへ。

2月の一般入試前にスタートした帰国受験。
周りの友達はまだ誰も経験していない受験という未知の世界に踏み込んだ息子を、そっと見守って応援してくれていたようです。
年明けに久々顔を合わせた学校では、とある仲良し君は『終わった?』とだけ声をかけ、『うん』の返答に対して、黙って手をかざしハイファイブ🖐️をしてくれて息子を称えてくれたそう……🥹
バトンを繋ぎ、今度は応援する立場に。

中学に入ってどんな部活に入るにせよ、今を楽しんでテニスの腕をあげながら、サッカーボール蹴りながら、生物について詳しくなりながら、今後も可能性を広げていってほしいと思います。

クリスマスプレゼントは念願のスピノサウルスの歯!

そして、これまで後ろ向きだった英語に対して、きちんと向き合っていこうという課題も掲げて。

色んな場面で気持ちを繋げながら今に至ります。どんな些細な事でも細い糸でも断つのではなく繋ぐことで広がることもあるのかな、そんな想いがしています。中学生活を目前に残りの小学校生活も繋いで繋いで、未来が可能性溢れるものとなりますように。

今回は、我が家の1年10か月にお付き合いいただき、ありがとうございました💞



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