【Case#5🌸広尾学園高等学校 インターナショナルコース 合格】Edu-more plus会員~我が家の帰国受験体験談~
・家族構成と海外駐在歴について教えてください。
両親と本人の3人家族です。アジアの非英語圏に4年間滞在しました。
・海外で通った学校および本帰国後に通った学校は?
滞在国で4年間インターナショナルスクールに在籍しました。
コロナ禍で急に本帰国となったこともあり、同様の学習環境を求めて帰国後もインターナショナルスクールに通いました。
・受験校と入試科目は?
広尾学園高等学校 インターナショナルコース(English(TOEFL免除)/Math/Japanese/Interview):合格・進学
私立共学校(英国数・英語優遇利用:準1級)
・入試対策や情報収集はどうされましたか?
日本のカリキュラムの数学、英語での数学等をまとめて対策できる塾がないため、それぞれの科目について塾や家庭教師を利用しました。対面、オンライン、ビデオ教材等もフルに活用し、対策をしました。
家庭でのフォローは親ができる範囲で勉強を手伝いました。私の場合は漢字を含む国語のサポートでしょうか。英語と数学は塾や家庭教師にお願いしました。過去問や予想問題を使った対策もしました。
情報収集は、塾やネットなどからの他、Edu-more plusの個別相談等も利用しました。
・英語の対策方法は?
国内インター校に通っていたこともあり、まずは得意科目でもある英語で有利になるように、英語の対策を優先しました。
受験した学校は英語資格で優遇や試験免除があったため、資格試験取得を目指し、TOEFLや英検を塾や家庭教師で対策しました。
英検準1級を取得したので、併願校では試験は受けるものの100点の得点保証、広尾学園ではTOEFL100点以上の試験免除制度を利用しました。
当日のInterviewは、日本語・英語・両方で質問されたようです。
・受験校を選んだポイントは?
親子ともに海外大学への進学を希望しているので、進学についてのサポートや奨学金についてのノウハウが多くある学校を求めて、イマージョン式の高校の受験を決めました。
広尾学園は多くの海外大学への合格者を出している学校で、本人の希望する海外大学にも合格者を輩出しているということが大きなポイントとなりました。
また同じ志を持った仲間も多く、先生が一緒に伴走、応援してくれる学校
だと思うので、とても期待しています。
・合格の秘訣は?
やはり英語の資格を先に取って試験に臨んだことだと思います。
広尾学園の英語の試験はポエムが難しいので、TOEFLのスコアで当日の試験が免除になったのは、振り返ってみれば非常に有効だったと思います。
英語については、広尾学園の対策をしていれば、ほかの学校の試験はカバーできると思いました。
・受験勉強で大変だったことは?
英語の対策と国数の勉強のバランスが難しかったです。
国内インターは、特に数学のカリキュラムが日本のものと全く違うので、どうやって勉強を進めればいいのか、どの程度やればいいのか分かりませんでした。過去問を含め、日本のカリキュラムをさらいました。オンラインでも数学を受講しました。
国語についても、実際にどの程度の力が求められるのかを迷いながら取り組みました。塾の先生に受験対策をお願いしました。
・今後の期待
本人が「行きたい大学に行けること」を最優先に、今後の進学活動を手伝っていければと思います。課外活動も頑張ってもらいたいですね。
高校受験では、学校によって帰国生の資格を認めてもらえず受験できなかった学校もあったり等、想定外のこともあり直前になって慌てたので、大学受験に向けては親も子も計画的に動けたらいいと思っています。
・母としての感想とこれから受験されるみなさんへのアドバイス
海外駐在が決まった時点で、戻ってきた時の進路を考えておくことが得策だと思います。我が家の場合は「現地での生活満喫することを優先に」と、舵を違う方向に向けておりましたので、現地の言葉の勉強も優先事項でした。それ故に、急なコロナ禍の帰国にはとても苦労しました。
読書が好きな子だったので、それは後々の受験勉強でも大変役に立ちました。
できれば出発前に、現地での勉強方法、帰国後の受験校の予想などをある程度想定しておくと、海外在住中にやるべきことも見え、帰国後もスムーズに対策ができると思います。(現地の生活を優先すると、なかなかそうはいかないものですが.…)
コロナ禍での滞在だったこともあり、ほぼ異国での1年間はオンライン授業でした。メリットデメリットはありますが、オンラインの活用が急速に拡がり 勉強方法の選択肢が増えたと感じました。計画的にオンラインでの学習をうまく活用できていれば、もっとスムーズに物事が運んだように思います。帰国後のことを考えて早めに動くことはとても大切です。何事も「備えあれば憂いなし」だとつくづく感じました。結果として、親も余裕を持って子供に接することができると思います。
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