海外旅行記 【シンガポール駐在】
こんにちは。EdubalアンバサダーのRanです。
今回は駐在先での海外旅行についてのお話です。
小さい子を連れての海外旅行は腰が重かった私ですが、赴任先は小さな島国。国内だけで過ごす方が難しいぐらい海外旅行が身近な場所でした。”子供には今しかできない体験を”をと思って過ごしていた我が家の旅行記、楽ぅ~な気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
ベトナムの田舎町で過ごす旧正月
最初に訪れたのはベトナム。知り合いのご実家に招待してもらいました。フランス文化と中国文化が共存するハノイ市街、ホーチミンさんが慕われている雰囲気があちこちに感じられるのもとっても魅力的でしたが、そこから車で2.5時間、彼女の田舎は別の刺激でいっぱいでした。村では珍しい外国人の客人に近所の人がぞろぞろ。バイクに乗ったり(ノーヘル&4人乗り!)、ご実家の畑や家畜を見たり近所を散策して過ごすうちにお料理の準備が整いごちそうを一緒にいただきました。庭でとれたフルーツや手作りのお正月料理の中には ”朝絞めた鶏さん”も。年末の家族団欒のひと時を共有。貴重な経験をさせてもらったHちゃんご家族には本当に感謝です。
夢の光景、モルディブ
次なる旅先は、海のアクティビティに疎い上、シンガポールからもそんなに近くない、なのに”今行かなきゃ一生行かないだろう”ということでモルディブへ。行ってみれば、楽園ってここのことか〜✨状態。この世のものとは思えない景色。朝起きてすぐにコテージから海へ。底まで透けて見える海で好きなだけシュノーケリング。夜にはマンタレイやウミガメが目の前にやってくる。心を空っぽにして自然に身をゆだねるってこんな感じかな・・・を体験しました。
歴史がすぐそこにあるカンボジア
日本からなら行かないかも?な次の旅先はカンボジア。世界遺産好きとしてはアンコールワットとハロン湾へは行かねばと。印象的だったのはポル・ポトの爪痕があちこちに残り、現地ではまだ”過去のもの”ではないと感じたこと。遺跡ツアーは驚きがいっぱいでしたが、容赦ない暑さで体力が必要なことも学びました。夜の繁華街では生きた大きな蜘蛛で人を集め焼きサソリを売り歩く少年の姿も。どれも行ってみないと経験しえないものでした。
動物と大自然ならオーストラリア
オーストラリアも西側は日本からは直行便がないこともありなかなか行かないかも?と、パースへ。ここは英語が通じる安心感や都会だったこともあり”The 観光地”にたくさん行きました。パースは現地在住の現役CAさんに行きたい場所とお勧めの案内をリクエスト。市街地以外ではピナクルズへプライベートジェットで。ロットネスト島ではクオッカに出会えて大満足。オーストラリアはどこも広くて大きくて、心も寛大になれる素敵な場所でした。
インドを知らずして!
子供達の学校にはインドの子がとても多かったので、インドを知らずしてインド人を語ってはならぬ!とインドへ。行先はタージマハル!ではなく、シンガポールの公用語の1つであるタミル語圏の一都市チェンナイ。ここに30年在住の日本人の方に地元の学校や市場などインドの人の生活を伺い知れるようにお願いしました。裸足で生活している人が多いとか、信号で停車中の車に物乞いをする人がいるとか、浜辺にメリーゴーランドがあるとか、野良牛がいるとか、自分達の周りにいるインド人の生活とは全く違う光景に出逢った一方、訪問した学校で大歓迎を受けたり、観光先で有名人並みの写真攻めにあったり、おしゃべりが好きでフレンドリーでお世話焼きなところは住む場所が違っても同じでした(インド人のこういうところ大好きです💖)。
道半ばだったけれども
インドを最後にコロナにより移動が禁止され、そのまま本帰国することになります。近い国は気軽に行けるからと後回しにしたせいで、マレーシア・インドネシア・ブルネイはすごく近くなのに行けないままでした・・・。
ただ、海外赴任してなかったら短期間にこんなに海外旅行に行くことはなかったし、地元の生活を知ろうと意識して旅をすることもなかっただろうと思います。どれだけ子供達の印象に残ったか、考え方に影響を与えているのかわかりませんが、いつかふとした瞬間に”良い経験したな”って思ってくれる日があればいいなと願っています。