【Case#4🌸頌栄女子学院中学校 合格】Edu-more plus会員~我が家の帰国受験体験談~
家族構成と海外駐在歴について教えてください。
父母、兄、姉。駐在歴はトータルで約7年。
海外で通った学校および本帰国後に通った学校は?
ヨーロッパのインター校で4年を過ごしました。
G4終了後帰国し、小学校5年1学期末から日本の公立小学校へ通いました。
受験校と入試科目は?
頌栄女子学院(合格・進学):英語筆記・英語エッセイ・英会話・保護者同伴面接
私立共学校:国語・算数、英語優遇利用(準1級)、本人面接(英語・日本語)
私立女子校:英語エッセイ、国語
入試対策はどうされましたか?
海外ではオンライン塾を利用し、帰国後は帰国生向けの塾と一般生向けの塾を併用しました。
帰国生向けの塾では英語を中心に対策し、秋からは志望校対策コースを受講しました。この他に一般生向けの塾で国語と算数の対策を中学受験の算数の範囲が終わる5年生の学年末まで行い、その後は個別指導に切り替えました。国語と算数の対策をすることで3科受験にも対応可能だと考えていました。
英語対策方法は?
英語のニュースや動画を見ること、英語の本を読むこと、とにかく英語に毎日触れるとことを心がけました。
英検準1級の対策は直前にライティングのみオンラインで行いました。ここではトピックの背景知識、英検特有のライティングの構成、正しい文法表現などについて学びました。
受験校を選んだポイントは?
塾や家庭教師にも相談しながら、自分で情報収集をしました。
娘の希望である日本語で授業を受けられること、日本の大学に進学できること、親としては海外生活で培った国際感覚を失わずにいて欲しいということ、この全てが叶う学校を探しました。
気になった学校の説明会、文化祭などは何度も足を運び自分の抱いた学校のイメージと実際見学した学校が合っているかを確認しました。そうすることで、学校で過ごす子どもの姿を思い描くことができ、入学後にギャップなく過ごせるのではないかと思います。
合格の秘訣は?
6年生からは英語を主軸におき、志望校向けの対策を行なったことです。
また日々のスケジュールを管理するため、子供が分かるように毎日のやることを紙に書いておきました。
客観的に自分の立ち位置を知るため、模試を受けることも大切だと思います。我が家は、他塾で行われる志望校の模試を受けました。
受験校選びにも関係しますが、何より情報収集!学校のHPを見て子どもに合いそうな学校を探すことです。
受験勉強で大変だったことは?
コロナ禍で約2年間インター校の授業がオンラインになったため、生きた英語を学ぶ機会が失われました。同時に日本の勉強も抜けて中途半端になっていく、もどかしい日々が続いたことです。
また滞在国に日系塾がなく、オンラインでしか授業が受けられなかったので、モチベーションを保つことにも難しさを感じました。
帰国前は志望校として国際系の学校(All English)を目指していました。しかし帰国後、子どもがAll Englishの学校ではなく日本語で学べる学校に行きたいと言い出し、対策を変更する必要がでてきました。最初から学校を絞り、軸をしっかり持って受験に臨めればよかったと思いました。
今後の期待
頌栄女子学院は行事が多い学校と聞いているので、いろいろな経験をして心身ともに成長してほしいと思います。また、先生方の温かく見守る目が印象的であり、娘を6年間大切に育てていただけそうで、入学がとても楽しみです。
その一方で、一般入試で入学される皆さんとの学力の差があるのではないかと思い、授業についていけるか心配です。
現時点での進学先は日本の大学を希望しています。就職については、まだ考えていないのですが、6年間かけてじっくり自分の進む道を見つけてほしいと思います。
母としての感想とこれから受験されるみなさんへのアドバイス
帰国生受験はご家庭によって、また子どもによって全く異なるので、その子にとってどんな環境にいるのが合っているのかを見極めることが大切だと思います。(校風、子どもの得意科目、国際系なのか、日本語で学び日本の大学を目指す学校なのかなど)
また、入試科目をなるべく統一した方が良かったかなと思います。全て出来るに越したことはないのですが、余裕がなければ科目を絞った方がより合格に近づけると思います。我が家は個別指導でしたがギリギリまで国語と算数もやっていたので、早く科目を英語に絞ればよかったと思いました。
親の軸は本当に大事だと思います。親が揺らげは子どもも揺らぐので、志望校を早めに決め、信じた道を貫き、子どもを合格に導いてほしいと思います。
🎉Edu-more plusコミュニティ会員の「2024年度帰国受験合格体験談」。
記事一覧はこちらからお読みいただけます。
⭐こちらの記事へのコメントやEdu-more plusへのご意見・お問い合わせは
メール(info.edubalmore@gmail.com)でお気軽にどうぞ!