(心理学)保護者との関係づくり
Newton振り返り記事第三弾!
間が空きすぎて忘れてかけていたのですが、
せっかく書き始めたので完結させたい所存です。
今回は、保護者との関係づくりで意識すると良いのではないかと思った研究を紹介します。
①ハロー効果(全体的な印象が他の評価にまで影響を与える)
例えば着物を着ている人を見ると、「礼儀に厳しそう!」と思ったり、
高学歴の人は人間的に信用できる印象をもたれやすかったり、
一部の強い印象が、他の関係ないことへの高い(低い)評価につながること。
わたしは、清潔感を大事にして、「隅々まで気を配ってくれそう」と思ってもらえるようにしたり、(実際は忘れっぽくておっちょこちょいです。笑)
参観時には保育室をめちゃめちゃきれいにするのも似たようなことですよね。
(もちろん普段からきれいにするように心がけていましたよ。。。よ…。。)
これの恐ろしいところは、
ネガティブな強い印象も、影響を与えるということ。
なんか汚いな、なんか胡散臭いな、、、と思わせないように気をつけたいです。
②バンドワゴン効果(行列に並びたくなるあれです!)
これ、有名ですよね。
行列ができていると、おもしろそう、楽しそう、逃しちゃいかんと思って気になってしまうやつ。
わたしは、任意のアンケート提出とかでよくやっていました。
「今、20名の方が提出しています!ありがとうございます!」
(あ、わたしも出そう…!)って思ってもらえるように。
うん、なかなかうまくいきませんでしたけどね。
保護者は忙しい!任意のアンケートについてはバンドワゴン効果以前に、保護者にもメリットがあるように話さないと出してはいただけませんでしたね。とほほ!
③ブルー・グリーン・パラダイム実験(少数派意見も多数派に影響を及ぼす)
日本人は、自己主張をしない、多数派に意見が傾きがちとは言われますが、
どうやら少数派が一貫して意見を主張していると
多数派のうちの何人かは影響を受けるらしいです。
保護者の中にもいませんか。
自己主張の強い方。
その方が繰り返し繰り返し意見を言っているうちに、
そう思っていなかったはずの人が、染まっていく。。。
そんなことがあるんですねー。
思い返せば、確かにってこと、ありますね。あるある。
このことを知っているだけで、
「あの保護者、なんで急に意見が変わっちゃったの!?」と苛立つことが減るかもしれません。かも。かも。
保護者対応については、十人十色、多種多様、千差万別。
一辺倒な対応ではいかれませんから、
なんだか曖昧な書き方になってしまいました。