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勉強しなさいという言葉

統計をとったわけでもないので断言はできないが、「勉強しなさい」が口癖になっている親の子どもは、きっと勉強が嫌いだと思う。

「(一緒に)勉強始めよっか」

「わからないとこない?」

「この本面白いよ!」

このあたりの言葉が口癖になってくると、子どもは自然と勉強が好きになってくると思う。なぜなら、これらの言葉には勉強に対する親近感があるからだ。

それに比べて「勉強しなさい」は、親が勉強嫌いであることを隠して押し付けているようにしか聞こえない。

勉強は本来楽しいものであり、探求する気持ちがあれば自然と深い学びを欲するものだと思う。

しかし、興味を持たせる工夫もせず、ただ知識を押し付けてしまったら、子どもはどんな反応をするか、考えてみてほしい。

『勉強=嫌いなもの』にならない方が不思議である。

もしも親がテレビが好きなら、子どもも好きになるし、読書が好きで家中に本があふれていたら、子どもも本好きになる。

もしも子どもが勉強しなくて悩んでいるのなら、まず親が勉強に対する意識を変えてみるといいと思う。おすすめの本は「ニュートン」や「子供の科学」「日経サイエンス」などだ。子どもと一緒に読んでみてはどうだろうか。

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