イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』
まだ一章までしか読めていないのだが、結構難しくて読書会をやりたい…!議論をしたい!とうずうずしてます。もしどなたか一緒に呼んでくださる方がいらっしゃったら嬉しい!!それこそ、本文の中にある、「本や論文を介した学びのネットワーク」になりますな。
学校が、権威化、免許制になっているというのは確かに、と感じるところがあった。自分もその権威に無意識に頼ろうとして、博士課程に行こうか、と考えていた部分もあった。しかし、ここで重要なのは、技能(スキル)、中身と、その権威・免許が本当に一致しているのか?ということ。鋭い指摘だと感じた。同時に、研究者を目指すものは権威を目指すのではなく、中身、言葉よりも実践に重きをおかないといけないんだなと、身が引き締まる思いがした。個人的にはまず在野研究者として、実績を出せるように努力するところから始めてみます。どこだって研究はできるんだ!!
学校教育に投資をすればするほど、福祉に投資をすればするほど、貧困層が努力をしなくなって、自分で生きる力を失っていく。との主張は、どこかパラドックスのようで、本当なのか、嘘なのか、確かにあってそうだし、なんだかふわふわした気持ちになる。その辺のところを議論したいなぁと思う。特に、教育学の人ともそうだけど、経済学の方の人たちとも、議論してみたい。久しく経済学をやってないからどんな反論が待っているのか、かなり楽しみ。
またふわふわした書評になってしまった。。これから書評についても磨いていこう。ひとまず一生まで読んだ感想でした。
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