子ども時代2.0サポーター@2023年9月より英国子育て中

元教員、海外勤務、現在起業家の視点から考える、幸せな子ども時代とは。

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記事一覧

    • 親子国内留学ー10月の気づき

      2022年4月より親子国内留学中。 子どもの成長とともに、自分の生活のなかでの気づきを綴っています。 自己完結できる便利すぎる環境は、人からコミュニケーションを奪う。 本来人間が必要なコミュニケーションまで。 そして、コミュニケーションのない生活は、たのしみがない。 最近そんなことを強く思うようになりました。 車でもなんでも一人一台のように、一人ずつが十分な量のツールやリソースをもっていると、全てが自然に自己完結できるようになり「人に頼る」という能力が私たちから消えて

      • 親子国内留学ー最後の1週間での気づきー

        2022年4月から始まった親子での国内留学も、残り1週間となった。今の心境を忘れないように綴っておきたい。 旅立ちが近づくにつれ、身辺整理が目に見えて忙しくなった。 それはまるで、別れの寂しさに気づかせないようにさせるかのように。 カレンダーでカウントダウンを始めても、子どとあと何日だねと話しても全く実感の湧かなかったこの気持ちは、地域の皆さんが催してくれた送別会をきっかけにもう止まらなくなった。 別れを惜しんで、私たちのために泣いてくれる人がここにはいる。こんなにも深

        親子国内留学ー最後の1週間での気づきー

        • 親子国内留学ー最終月の気づきー

          2022年4月から1年間の親子での国内留学の記録。 年が明けてからは、飛ぶように月日が流れていった。 いろんな方から「寂しくなるね」「もっといればいいのに」と言っていただいたり、地域の高齢の方からは「せっかく慣れてきた頃にいなくなってしまうから」とお声をいただき、申し訳ないような複雑な気持ちにもなった。 期間限定だからと突っ走って、やりたいこと全部やろうと自分たちは意気込んで過ごしてきたけれど、ここに落ち着いて居をすえる特に高齢の方々にとっては、私たちのような存在は、いた

          • 親子国内留学ー12月の気づき

            2022年4月より国内親子留学中。 年末に入り、とうとう学校から手紙がきた。 全校生徒あてだと思われるが、来年度継続して在籍するか転校するかの予定を問う手紙。小規模校だけに、来年度の学級・教員配置のために年内から準備を進めたいようだ。 たくさん考えて、葛藤を経て、来年度の継続はしないことを決めた。娘は残りたいと言った。私も娘の気持ちを叶えたい思った。ここでの親子での暮らしにも慣れて快適になり継続もありだと思った。先生達からも「来年もいてほしい」とラブコールをもらい、心のな

            • 親子国内留学ー9月の気づき(学校編)

              2022年4月より、親子で国内留学中の私たちの記録。 9月は運動会。 小規模校での運動会は、早朝6時の花火で始まる! 地域の運動会を兼ねているということで、参加されるおじいさんやおばあさんたちに開催決行を知らせるための花火。先生と父親達は5時から待機しているそう。 外に出て耳を澄ませて6時になるのを待っていると、ドーンと聞こえてきた。あちこちの学校の花火のドーンという響きが連なって聞こえてくる。いやが応でも気分が盛り上がる! 今年も縮小して午前中開催のみ。それでも規模

              親子国内留学ー9月の気づき(学校編)

              • 親子国内留学ー8月の気づき(学校編)

                2022年4月より、親子で国内の過疎地に山村留学中の私たちの生活・小規模校での学びの記録を綴っています。 夏休み真っ最中の8月。 学校らしいことは特になかったけれど、先生は常駐しているようで、自習用に図書館が開講されたりと、身近な存在であることに変わりなかった8月の学校。 校庭には門もなく、いつも解放されている田舎の学校。 近くに公園のない子どもたちにとっては格好の遊び場で、涼しい時間帯を狙って遊具で遊んだり、ボールを持って行って遊んだりしていました。遊んでいると先生が出

                親子国内留学ー8月の気づき(学校編)