どの種類のプログラミングを子どもが学ぶべきか 我が教室の方針
①ロボットプログラミング
ロボットプログラミングとは何かというと、簡単にいえばロボットにプログラミングをして自動で動かすことです。 別の言い方をすれば、タブレットやパソコンなどを使ってプログラムを組み、ロボットにそのデータを転送することで思い通りにロボットを動かしていくこと、それがロボットプログラミングです。
こんな人におすすめ
・パソコン画面より目の前のものを作りたい、動かしたい。
・プログラミング的思考を身に着けたい。
・機械や電子工作に興味がある人。
・主に幼児~小学生。
②ビジュアルプログラミング
ビジュアルプログラミング言語とは、プログラムをテキストで記述するのではなく、命令のブロックを組むことでプログラミングします。いわゆる黒い画面に文字を書いていくテキストプログラミングとは異なり、キャラクターや背景音声などを簡単に配置し、視覚的にわかりやすくプログラムを作ることができます。スクラッチやマインクラフトが有名ですね。
こんな人におすすめ
・楽しい自作ゲームが作りたい。
・プログラミング的思考を身に着けたい。
・プログラミングへの興味関心を育みたい。
・主に小学生。
③テキストプログラミング
テキストプログラミングとは、プログラムを文字や記号、数字のみで記述するプログラミングです。アプリやホームページ、家電、ロボット、その他さまざまなサービスは、世界中で多種のテキストプログラミング言語によって作られています。ビジュアルプログラミングに比べて、視覚的にすぐ結果が得られないので、黙々と文字を打ち込む地味な作業となります。
こんな人におすすめ
・ホームページやアプリケーションなど本物のサービスを作りたい。
・実践的なITスキル・知識を今のうちから身に着けたい。
・プログラミング的思考を身に着けたい。
・主に中学生~高校生。
④我が教室の方針
結論から言うと、子どもプログラミング教室エドグラでは「テキストプログラミング」が最も重要と考え、カリキュラムのメインに置いています。
理由は簡単です。ビジュアルプログラミングの本来の目的は「プログラミング学習の初めの一歩」の位置づけだからです。
つまり、プログラミング学習への興味関心を育むことで、学習を始めたり続けたりするハードルを下げるのがスクラッチやマインクラフトなどにおける本来の目的です。テキストプログラミングという難しそうな実際のプログラミングを急に学ぶよりも先に、まず興味を持ってもらいながら基礎的な力も身に着けます。
そういう意味でエドグラでも、まずビジュアルプログラミングから入りテキストプログラミングへ移行するという段階的なカリキュラムにしています。