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【小6と読書】マイルドな痴情のもつれとは?

小6の頃、そういえば、赤川次郎氏も好きで読んでいたなと思って、娘と読める本を探していたときのこと。

どれが好きだったかな?と考えていて、「ふたり」も読んだし、「三毛猫シリーズ」も「三姉妹探偵団」も読んだし…そういえば、この冴えないサラリーマンが悪魔と契約して、アルファ的男性に生まれ変わる話…

あらすじだと陳腐な設定なのだけど、赤川氏らしい作品で好きでした。ただ、これはなかったので、同氏の悪魔物?もいいのかなと、今回手に取ったのが、こちら。

なぜかシリーズものの7巻目でしたが、「ああ、この文体」と懐かしくなる感じ。

ただ、この軽妙さと、昭和の倫理観が混ざると、ちょっと不思議な気持ちがするようになったなというのは、時代の流れか、こちらが年齢を重ねたからか。

不倫、使い込み、セクハラ、冴えない男、狡猾な女…

今も絶滅した訳ではないはずの陳腐でありふれた悪事には、案外トレンドがあるのかもしれないなと思ったのでした。ということで、釣りタイトルになっていたら申し訳ないのですが、長女におすすめするには至らず。

今、若者たちの間で人気の推理小説家っているのかな?流行りにうとい私だけれど、ちょっとリサーチしたいと思います。

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バイリンガル育児中、2児ママの本棚
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