この世界の美しさ。
世界は美しい。
戦争はいつまでたっても終わらない。
武器に支払われる税金。
進みゆく大量絶滅と気候危機。
人間ってどうしようもない。
なんなの?
そんなものがある一方で
森のなかで雪をかきあつめ
棒を拾い、お気に入りの石をポケットいっぱいにし
花をつんでわっかをつくり
頭に乗せて笑い合うこどもたちがいる。
ここは天国のようなだと
保育園のせんせいたちがとった写真をみせてもらって
なんと美しい世界だろうと思う。
人は恐れにからめとられている。
生きて行かれない
死んだらなくなる
食べ物がなくなる
生きている意味がない
自分には価値がない
老い、おとろえること。
それはほんとうにそうなのだろうか。
数年前、あるひとりの人に出会った。
それは由佐さんという。
メンタルモデルという本を書いている。
ある森にグループでいこうという時間で彼女は主催者側だったけれど
寝ていた。森の中で。
なんて自由な人なんだろうと思った。
以来、いろいろな講座でわかちあってくれる話が面白すぎて
時間とひまをみつけては
彼女がとらえている「人間観」を学んでいる。
週末はその時間であった。
彼女はわたしと同じメンタルモデル「ひとりぼっち」を持っているので
深いところでわかりあえるというか
「人間界」や「人間を種として見る」ところが同じ!感じがあって
とにかく面白いのだが
そういえば、5年ほど前に山梨にきてくれたときは、その場でわたしはずっと土になりたいと泣いていたっけ笑。
なぜか、自分が人間であることと
人間の愚行に絶望し
去年は、最大限にそれが増幅していた。
毎年のことではあるけれど
しあわせな日々のいっぽうで
人間なんなの?最悪じゃんと。。。。
しかしメンタルモデルの紐解きの中で
なぜ自分がそう痛みとして感じるのか
そこには魂からの(Great Spiritともいえるのかな)願いが
封じ込められていることを知って
あらためて
やはり人は美しいものでもあるのだと
感じた。
人には人しかできないことがたくさんある
その可能性はなんなのだろうと。
創造と破壊と
再生と死と。
すべてを包括するこの世界で
引続き人とはなんぞや、、、と
彫り続けたいのである。
(写真は、たまごたけをみつけて歓喜する末っ子とその親友くん)