豆腐をひき肉代わりにして作った「木綿豆腐のドライカレー」
こんにちは。野菜と豆腐の料理家、江戸野陽子です。
毎週ひとつ、記事を書こうと思っているのですが、早速先週頓挫しました。根が怠惰なので、ダメですね…。夕飯作って片づけて、お風呂に入ったら、布団に直行してしまいます。できる範囲で続けようと思っています。
レンジを活用した豆腐の水切りについて
木綿豆腐をポロポロにして、豆腐カレーを作るなら、しっかりと水切りすることが大事です。
水切りの手順はいくつか知られていますが、色々試した結果、電子レンジで加熱してから重しをするのが早い&楽でした。
方法は簡単。
まず豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱容器の上に乗せる。それを600Wの電子レンジで3分チン!(1丁の豆腐の場合)
大きさやレンジの種類によって、時間は多少前後すると思いますが、この時間がベストだと思います。こちらの数字は参考にしてください。
そして重し。
豆腐をそぼろ状にして炒めるのであれば、木綿豆腐の水分をしっーかりと切っておかないと、炒めたときに水分がじゃぶじゃぶ出てきて、水っぽいカレーになってしまいます。
ちなみに重しをする前に計ってみましたが、容器から取り出したばかりの木綿豆腐は422g。(普通の木綿豆腐1丁は300gですが、キャンペーン中につき大増量していました)
重しをして30分で、333gになりました。ちなみに豆腐には300gほどの小麦粉の小袋を乗せてました。
このあと、木綿豆腐を手でぽろぽろに崩し、ざるにあけると、微々たる量ではありますが、水分が出てきます。もし余裕があれば、そうしておくとさらにしっかりと水気が抜けるので、仕上がったとき、肉そぼろっぽくなりますよ。
木綿豆腐のドライカレー 材料
木綿豆腐のドライカレー 2人分
木綿豆腐 300g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
なす 1個
ピーマン 2個
トマト 1個
にんにく 1片
しょうが 1片
カレールー(刻む) 2粒
サラダ油 大さじ1
ごはん 2杯
木綿豆腐のドライカレー作り方
1.木綿豆腐の水切りをする
木綿豆腐をクッキングペーパーで包み、耐熱容器に乗せ、600Wの電子レンジで3分加熱したら重しをして、30分以上かけて水切りする。
2.野菜を切る
トマトはざく切りに、残りの野菜はみじん切りにする。
3.木綿豆腐を崩す
水切りした木綿豆腐を、手でポロポロにくずす。
4.炒める
フライパンにサラダ油とにんにく・しょうがを入れ、弱火にかけて香りを引き出したら、トマト以外の野菜を加えて中火で炒める。
玉ねぎが透明になってきたら、豆腐とトマトを加えて中火で3-5分ほど炒める。トマトが潰れて、水分がなくなるくらいまでが目安。
火を止め、刻んだカレールーを加え、全体に行き渡るように混ぜたら、弱火で味がなじむまで2分ほど炒める。
皿にごはんを盛り付けて、カレーを乗せてできあがりです。
ごはんについて…
白米でもいいですが、個人的に豆が入っているごはんが好きなので、余っていた黒豆と白ごまを加えています。
黒豆はサッと洗って、普通に洗っておいたお米の上に乗せて、炊飯器で普通炊きにしています。水に戻す必要はありません。よかったらお試しください。
◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP。料理教室で作ったレシピなどを定期公開。生おからを使った焼き菓子レシピたくさんあります)
◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げているところが分かりやすいと評判です)
野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。