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ひとり親家庭・小学生と中学生と高校生を育てるシングルファザーが少年野球部と小学生バレーボール部の保護者会長をやりつつライター業をこなしたたった2つのコツとは?

私は、ひとり親です。2024年現在、小学生と中学生、高校生の子供を抱えて生活しています。2019年に妻が病気で他界し、5年ほど経過しました。その頃は、小学生二人と幼稚園児一人の状況でした。

妻が亡くなった当初は、自分一人でこの子達を中学、高校へと通わせられるだろうか?という不安もありましたが、気づいてみれば現在がその真っ只中にいる状況です。

バレーボール部の保護者会長

私は、二番目の子供が小学6年生のときに小学校バレーボール部の保護者会長の任に就きました。この子がキャプテンになったことと、この子にキャプテンをさせたいという亡くなった妻の思いを尊重したくて、私自身積極的だったわけです。

たしかに、保護者会長の任は大変でした。何事もなければ、部の活動について連絡したり保護者を取りまとめたりする程度でした。ただし、保護者の方には、色々な考え方もあり何か突発的なトラブルの際は、仕事や他の子を犠牲にするような状況もありました。

それでも途中で「やはりひとり親ではできません」と辞退することは良くないとも判断し前向きに頑張りました。また、周囲の保護者さんたちも私の状況を理解してくれてフォローしてくれる部分も大きかったです。

少年野球の保護者会長

バレーボール部のキャプテンだった我が子は、無事中学生となり、中学でもバレー部に入部して日々頑張っています。

その翌年には、少年野球に入部していた子供が最上級生となりました。日ごろ遠慮がちな我が子が自分の意志でキャプテンに立候補しました。そして、立候補者2名から挙手による選挙が行われ、我が子がキャプテンに選ばれました。キャプテンの保護者は、保護者会長になる取り決めだったことから複雑な思いで保護者会長になることを決めた次第です。

3人の子育て中のシングルファザーが2つの保護者会長をやっている真意

事実、ひとり親でシングルファザーが3人の子育てだけではなく、保護者会長を2つのスポーツ部でやっています。少年野球の保護者会長は、ようやく折り返し地点という状況です。

たぶん、二人親家庭でも仕事の都合などで保護者会長などは、受けたくないと考える人が多いと思います。では、私はなぜ受けたのでしょうか。

子どもの可能性を親の都合で奪いたくない、できることなら応援したい

ただそれだけです。ただし、そんなキレイごとで何とかなるほど甘くはありません。保護者会長を受けてから何度も後悔しているし、子どもにも八つ当たりしているときもあります。だから、格好良いことは言えません。

あとは、地方の田舎の皆さんが状況を理解してくれて、温かい目で見てくれていることが続けられる大きな要因でもあります。私一人では到底無理だったと思いました。

保護者会長をやりつつライター業に取り組めたたった2つのコツ

保護者会長をやりつつ、ライター業に取り組めたコツは2つあります。

スキマ時間とコマ切れ作業で自分分業制で取り組む

スキマ時間とコマ切れ作業とは、要するに時間の有効活用ですね。私は、2020年12月でフルタイムの正社員で勤めていた会社を退職しています。50代半ばでの退職は、結構勇気がいりますよね。

ただし、退職しかないと言える理由があったので今でも後悔はしていません。コロナによる賃金カットは、おおきな退職理由になりました。とても、3人の子を育てられる状況ではなくなったからです。

そこで、副業として取り組んでいたWebライティングの仕事により注力しました。ただし、自分の中で「子育て優先」、「子どもの用事優先」という暗黙のルールを決めての断行です。

ライター業は、細切れでもつなぎ合わせればそれなりの作業時間が確保できます。リアルフルタイムの場合は、次の点が必要でした。

  • 通勤往復の運転時間:約50分~1時間

  • 朝の申し送りやミーティング:30分~1時間

  • 昼休憩:1時間

  • お茶タイム合計:1時間

  • 上司や同僚からの質問に対しての回答(レクチャー)などの対応:1時間

このように、フルタイムで勤務しているときは他の関係者がいることで都合1日(通勤もあわせて)10時間以上要している時間のうち、4時間~5時間の無くても良いような時間の使い方をしています。

つまり、フルタイムで生産性のある時間は、正味5時間ほどしかないのです。だからこそ、在宅での取り組みにおいて5時間以上の確保(集中)ができればライター業を本業にできると判断しました。

そこで取り組んだことがスキマ時間の創出です。また、スキマ時間をつなぎ合わせて細切れでも作業できるような自分分業スタイルを確立しました。

自分分業スタイルとは、自分のやるべきこと(ミッション)を作業テーマごとに細分化することです。なんでも中途半端に手を付けず、分業で区切ることでタスクワークがこなせるようになりました。たとえば、次のようなイメージです。

  • 営業活動(メール・チャット・SNS・アウトソーシングサイトの応募など)

  • 情報リサーチ(ネット・書籍・リアルタイムなど)

  • 構成案(骨子)作成

  • 原文組み立て(執筆)

  • 主述のねじれチェック・接続詞のチェック

  • レギュレーションを参考とした表記ゆれチェック

  • 誤字脱字チェック

  • コピペチェック

  • 記者ハンドブックによる精査(クライアント要望による)

  • 納品形式の体裁整備

  • WordPress入稿(適宜テーブルやリンクの設置・装飾・アイキャッチなど)

  • 画像加工・画像選定(Canva、PowerPoint、Filmora、PhotoScapeなど使用)

  • 適格請求書発行・打ち合わせ・納品時のやり取り

  • 売上管理(独自作成のExcel管理シート使用)

  • 納品記事・クライアント契約管理

  • 収支管理(マネーフォワードクラウド会計使用)

場合によっては、さらに細分化することもあります。

ただし、365日3人の子育てと家事をしながらの専業ライターは、そんなに甘いものではありません。自分の時間を削らなければできない取り組みです。そこで次の点がポイントになりました。

睡眠時間の短縮と思考の限界に忠実なチョイ昼寝の慣行

子どもの朝食やお弁当作りのため、毎朝5時前に起きることはマストでした。平日だけではなく土日も例外なく、部活の練習や練習試合などのために朝5時起きや4時起きは、当たり前です。年に3回から5回ほど部活などがなく、他の用もなく寝坊できる日があるだけでほぼ365日朝は5時起きが常態化しています。

就寝時間は、よほど疲れて睡眠不足になっているときはバタンキューとなります。それ以外では、早くて0時ころで遅ければ深夜2時の場合もあります。だけど起きる時間は、5時なので睡眠時間は3時間ほどですね。

睡眠時間を短縮することは、専業となってから当然の活動スタイルでした。また、自分にご褒美を与える(?)意味でも、夕飯時に缶ビールを1本飲むことは良くあります。ただし、1本だけで酔いをさまし、コーヒーを飲んで覚醒させてから夜の部の作業を開始します。

夕飯時にプシュッと1本空けるだけで多少オンオフの切り替え効果を注入しています。もちろん、毎回ではなく納期が切羽詰まった状況であれば食事の時間さえ削ります。

何事もなければ、自分の時間を削り、スキマ時間の細切れをつなぎ合わせた作業時間で業務を進める生活で何とかやりくりしています。そこに、PTAや学校の行事、地域活動などが加わり、さらに少年野球の保護者会長の任の追加です。

子どものことを含めてライター業以外は、すべてボランティア活動になります。そのため、子どもたちを食わすための生活費はライターの報酬で何とかしなければなりません。死活問題であり必死です。

それでも野球を頑張る子どもの夢や思いを大切にしたい!

だから、死に物狂いで取り組んでいます。

「すべては、子供の成長のため」
そんな思いで頑張っているひとり親世帯は、少なくないと思います。

「子どもを不憫にさせたくない」という思いをバネにひたすら寝食を惜しんで生活しているシングルの方は、気力と子供の笑顔に勇気づけられて日々の生活を過ごしているのではないでしょうか。

「子を持つ親なら当然の思考だと思う」

そうですね。私もよくここまでやっているなあとは時折思います。ほんとうに、子育ては夢中にさせてくれる要素がありますね。

  • 自分のために使う時間は後回し

  • 自分の健康も後回しになる可能性大

そんなリスクも承知で日々生きています。ただし、最近ひとつどうにもならない状況に陥りました。そのどうにもならない状況とは、子どものケガや病気です。

いちばんキツイことは子供の病気と医療機関にかかること

シングルファザーで3人の子を育てる身としては、子どもの病気やケガへの対応に泣かされています。病院の待ち時間や通院、自宅での看病、食事、身の回りの世話などです。

子育ての合間のスキマ時間をつなぎ合わせて(見繕って)作業時間を創出中
そんな中、住む地域の地域活動の免除されない役も回ってきます。どうしても断れない役は、仕方なくやっていますが結構キツイです。

また、子供も保護者も少ないので毎年何らかの役もやらなければなりません。会社勤めでなければ役を断れない、自営業やフリーランスは「時間を調整できるのだから」と思われてしまう傾向もあるため、田舎ではやりにくいですね。

毎日が背水の陣状態の私ですが、子どもを独り立ちさせるまではなりふり構わず邁進する覚悟で取り組んでいます。何か参考になれば幸いです。



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