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工事カレンダー(大工さん+村人)

いらっしゃいませ!
我が家に代々伝わってきた江戸時代の普請帳の中身を、令和の事務員がエクセルで紐解く話。第13話目(全15話)です。■初めから読む


さて、大工さんと村人のスケジュールが明らかになったところで、それぞれの工事カレンダーをシンクロさせてみようと思います。
江戸時代の工事ってどんな感じなんでしょうね?
私の勝手なイメージでは、大工さんの指示のもと、村人たちがワッショイワッショイやる感じです(←色々雑ですんません)。
とりあえず、カレンダーを合体させてみました。
上(青)が大工さん(スペシャリスト)で、下(ピンク)が村人のスケジュールです。

1788年9月
天明8年10月
天明8年11月
天明8年12月
寛政元年1月
寛政元年2月
寛政元年3月
寛政元年4月
寛政元年5月
寛政元年6月
寛政元年6月(うるう月)
寛政元年7月

シンクロしてるんだか、してないんだか・・・。

1789年1月中旬から、新五郎さんと村人たちが大活躍しています。きっと新五郎さんの指示で、村人たちが作業していたのではないかと思います(←想像ですが)。
また、あなより係の栄蔵さんについては、「八工 あなより」のみの記載で、いつ活躍したのか年月が記載されていませんでした。たぶん、寛政元年(1789年)1月あたりで活躍したのではないかと思います。
それ以外は、どうだったのでしょうね・・・。

工事の記録は、ここまでです。
次回は、新築祝いリストです。

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