トヨタ社員とその家族が飛騨で「ラーケーション」!魅力を堪能しながら、川上から川下を学ぶ
私たち株式会社Edoは10月20〜21日にかけて、働き方改革を進めているトヨタ自動車株式会社の社員やそのお子さんを飛騨市にお招きして、子どもが保護者と一緒になって体験活動をする「ラーケーション」を行いました。二日間を通して思いっきりはしゃいだみなさん、飛騨の自然の魅力や地場産業を満喫してもらえたよう。
今回は、社員のみなさんの声などをご紹介しながら、イベントを振り返ります。
※同イベントは、観光庁による「子育て世代でも参加可能な業務型ワーケーションモデルに関する実証」の事業の一環です。
「世界三代自動車メーカーとして日々、車を生み出しているトヨタの皆さんに、生産段階の“川上”の方から、消費者に販売する“川下”までを体験してもらおう」と企画されたこのラーケーションには、トヨタ社員とその子ども(年中〜小学校6年生)の7組が参加しました。
2日間の日程は、以下の通り。
二つのイベントの様子をご紹介します。
【森歩き】
飛騨ならではの自然やハイキングなどが楽しめる飛騨市古川町の「朝霧の森」へ。飛騨市役所林業振興課の職員さんを講師に迎え、「森の多様性を感じながら『川上(生産段階)』を知る」をテーマに、木々が生い茂る森の中を散策しました。
講師は、落ち葉が腐葉土となり、飛騨の豊かな水を育んでいることを説明。“森と人の暮らしが密接につながっている”ことを強調しました。
参加した親子は、午後のものづくり体験で使うマツボックリを拾い集めたり、風で木々が揺らぐ音や鳥のさえずりに耳を傾けたりしていました。
【 飛騨牛 】
夕食では、飛騨市のブランド和牛を育てている、市内のがもう畜産の蒲生さんからの説明を受けながら、みんなでお肉を堪能しました。
今回味わったのは、口どけが柔らかい霜降りの「飛騨牛」と、噛みごたえのある赤身肉が特徴の「飛米牛(ひめぎゅう)」。飛米牛は、子を生む役目を終えた母親の和牛に、飛騨の美味しいお米と自然豊かな住環境を与えることで牛への感謝を示し、おいしいお肉になるよう大切に育てています。
蒲生さんは、「牛が飛騨の豊かな自然によって育まれた空気と水で育っている」と話し、“自然と人間の暮らしのつながり”を伝えました。
参加した親子は、それぞれのお肉を食べ比べ。舌鼓を打ちながら、味の違いや自然の循環について、話に花を咲かせていました。
二日間を終え、皆さんとても充実した表情を見せていました。ある方からは「生産から消費までの川上から川下までを学べただけでなく、同じ立場で感動を共有できたことで、思春期にある子どもとの距離も縮まった」といううれしい声も。ふだん“親子”の関係にある参加者の皆さんが、対等な立場で物事を学び、感動している様子でした。
Edoでは、今後も飛騨の資源を活用した学びのツアーを行っていきます。ご興味のある企業の皆様、ぜひお問合せください。
<問い合わせ>
株式会社Edo 盤所杏子
k-banjo@educationdo.com