いつの間にかラジオが自分の中で大きな存在になっていた。そんな事を前にも書きましたが、沸々とその事を感じさせる出来事があったので少し書かせてもらいます。 「私ラジオとか超嫌いなんだよね」 「分かる〜!私もほんっとに嫌い」 目の前にいた女子2人の会話が耳に飛び込んできた。 腹が立った。そして悔しかった。 こんな経験何度もしたはずだ。 趣味を聞かれ、音楽とラジオを聴く事と答えた時。面談で担任に将来の夢を聞かれ、ラジオ番組を作りたいと言った時。 相手の心で笑われてるのが透けて見え
夏が始まってしまう。 人生でこんなに夏休みの始まりに「もう少し待って」と叫びたくなったのは初めてだ。 案の定夏休みは止まってくれる事なく 「これまでずっと早く早く!って急かしてきたじゃないか」と言わんばかりに当たり前のように訪れた。 今カラオケでTUBEの「あー夏休み」を歌ったらサビでビブラートでもこぶしでもない新しい記号が表示される事だろう。 勘弁してくれ。 充実しすぎてる。色々ありすぎる。 もっと薄ーく伸ばして半年くらいにしても満足出来るのに。そんな時間と猶予がある
「自分はなんて幸せ者なんだ」と思う事がある。 思うようにする事もある。 映像脚本を書いてラジオ番組を作る。 ここ1年は、この2つを主な軸として生活している。好きな事をしているけどそれが辛くなって不安が押しかけてくる時、好きな事して生きてる自分はなんて幸せ者なんだと言い聞かせる。 でも今日は違って、自発的に思った。心の底から 昼過ぎに珈琲館に行って、涼しい中でホットコーヒーを飲みながら今書いてる脚本を進めた。 最初に奇妙礼太郎の音楽を再生して音量を最弱にしてから、あとの選
メモに「今週末まで」というto doリストを作ってから一瞬で日は過ぎた。 頻繁には作らないけどto doリストの威力は3年前の受験期間に痛いほど知ったしお世話になった。 あえて今週末と期限を曖昧にしてあることに自分の甘さが写し出されている。 昨日の夜7:30にセットしたお米をたくさん食べて、ひとつ目の〆切を消化するために家を出た。 スタジオで編集しながら、休憩にラジオ聴いていたら10分くらい寝てしまった。起きたあと、普段寝ない好きな場所で寝てる幸せを噛み締めるために二度寝
桜見なきゃ!って思って近所の桜の名所を調べてカレンダーに「散歩🌸」って予定を入れた。 感情の出力と散歩のきっかけなんて前後不覚の方がいいのに。 前日、ウキウキしながらラジオを聴いて布団に入って、ふと明日の天気を調べたら豪雨だった。 仕方なく午前中から新宿で「夜明けのすべて」を観て、カレーを食べて帰ってきた。 夜に自分の制作の会議があった。小1時間の会議が終わったあと、自分の号令で人が時間を消化してる事が不安になって散歩に出た。 これぞ散歩じゃんって思いながら家を出たら思
大学生の春休みは長い。それは高校生のスクリーンタイムに匹敵するほど。 そして今年の春休みに何もやることがない。インフル3日目の小学生に匹敵するほど。そんな時大学生はこぞって旅行の計画を立てる。 だから旅行でもいくかと考える。自分は旅行が好きじゃないので大学に入ってから1度も関東を出ていない。大人はあんなに若いうちに海外に行けと言ってくるのに。 理由としては、まず2日3日で数万単位のお金が飛んでいくのが理解できないし、普通に生きていてたくさんの出費を吐き出す自分が旅行なんてし
映画の中のご飯を食べるシーンが好きだ。そこには、何が起こるわけではない日常を観る心地よさがある。そして、その中に人の欲が存在している。自分は欲を描いたシーンを観るのが好きだし書くのも好きだ。欲を出す人間は時に愛らしく映るから。だからご飯を食べるシーンは特に観入ってしまうし、丁寧に書く。 そこで、今回は2023年に観た映画の中で特にご飯のシーンが良かった映画を3つ紹介する。 3位 「土を喰らう十二カ月」 公開は2022年の11月ながら今年初めに鑑賞。 言わずもがなの美味し
荷物になりそうな厚手の服を優先して袖を通す。 成人式もあり今年の帰省は長いので10日前くらいから掃除できそうなとこは掃除して、冷蔵庫整理もした。関係なく朝からおでんを作った日もあった。 夕方くらいに着くのが理想かなと昼過ぎに家を出る。天気がいいのに厚着をしているので家を出た瞬間から暑かった。街は着々と年末に向かっていて、自転車のカゴよりはるかに長い門松をカゴに積んだおじさんがなんとかバランスを保ちながら坂道を登っていく。八百屋は街の奥様方で賑わい、生き生きとした空気と何か虚
今日zozoで買った服が届いた。最近は洋服を探したりするのがめんどくさくて、ほとんどの服をネットで買っている。 今回も好きそうなボトムスと物理的に冬を凌ぐためのアウターとセーターを買った。 届いた服に身を包んでみたりして、楽しく過ごしたあと、リアルタイムで観れなかったいちばん好きな花の最終回を観た。今までの伏線が総回収される中で、カラオケのシーンがあった。そのシーンがどんなシーンでとかは各々見て貰えばいいのだが、そこで神尾楓珠が着てた服に問題がある。 今回zozoで買った
「ずっと待ってましたよ。」 派手なメイクと肩の出たニットに身を包んだ女性が微笑みながら言った。 先日、バイト中に初めてこのセリフを言われた。 自分のバイト先の鰻屋では会席料理の最後にお食事として「鰻重」をお出しするのだが、持ってく前に「この後お食事お持ちしますね〜」と一声かける。この一言はその際に女性に言われたものだ。どうやら食事を出すタイミングが遅かったらしい。確かに通常より遅いペースでの提供だったがそれもあなたたちに合わせたもので、あなたが男性の経営論を手をお膝に効い
2ヶ月ぶりに髪を切った。毛量が多いくせに2ヶ月放置してパーマまでかけた髪を切らされて、さぞ美容師さんは腹が立っていたことだろう。髪を"切る"って漢字あってるのかな。聴くと聞くとか見ると観るみたいにこだわってる美容師は著るとか使ってるのかな。剪るとか。截るとか。killとか。最後のやつは美容師の専門通ってる人がストーリーで使ってるだろうな。 久々に髪切ったらお出かけしたくなって出かけた。ただ観たい映画があっただけだけど。 1年生の時の暇な時期によくやってたサウナ後ラーメン後映
やりたい事が定まらない。 定まる必要があるのかをここ数ヶ月考えているが、その答えさえも定まらない。 だけど最近ラジオが好きだなって思う事が増えた。そんなラジオにずっと関わって行けたらどんなにいいかなって考える。 でも、考えて考えて結局何も進んでいない。立ち止まって考えるのは辞めるってちょっと前に決めたのに。 そんな自分の中の決め事さえを守れない奴が、自分の将来を決めるのか。 ふと確認したら、来月の支払いが10000円増えてた。
体操の動きってラジオ体操に限らず大人になったらしないよね。 足首ぐねぐねするやつとか。 ダウトをやってる時に、やたらダウト!って言う回数多いやついると冷めるよね。 全然言わない人も然り。 文章で”ラジオ”って書く時に”radio”って打ったら、”らぢお”ってなって「あー」ってなるよね。英語の綴りとローマ字表記が限りなく近い言葉はもう少し罪悪感を持った方がいいと思う。 でもそれより”シ”に点々と”チ”に点々が同じ発音なの納得行ってないし。こんな謎ルールの存在が幼少期の作文の
「明日地球が終わるとしたら何する?」 人間生きてたら一度は言われたことがあるだろう。この質問にうまく答えられた事はないし多分正解はない。 上手く答えられない自分より頭の中に前提条件が浮かぶ自分の性格がもっと嫌いだ。それは自分だけの話?それとも全員?とか、前々から伝えられて準備する時間はあるの?とか。本当につまらない人間だなと思うしこんなに自由度の高い話題を振ってくれてるのに申し訳なくなってくる。 もし自分だけの話だったら何をするだろう。 そして誰かに言うだろうか。 誰にい
都内を走る電車はいつも以上に混んでいるしTwitterのタイムラインには観に行きたい映画の完売情報が流れている。 GWは意外と都内の映画館とか空いてるのかなって思っていたが全然そんなことない。映画を観たくても仕事で観れずたまの休日を映画館で過ごす社会人がいると思うと大人になるのが怖くて仕方ない。 GWってもっと日常から外れた休暇を取るものだと勝手に思っていた。 一気に22歳になるのが怖くなった。 大学生活は4年間のモラトリアムだと知ってはいたつもりだがモラトリアムがこうも
3月1日。 バイト帰りの電車に制服姿で卒業証書を持った高校生が乗ってくる。 インスタを開くと後輩たちが目を赤くしながら写真を撮っている。 気分だけちょっと高校生を味わいながら。卒業からの1年間を思い返してみる。分かっていたつもりだけど特に何もしていない。つくったものは数知れているし、今日発表されたGPAは GPAとはとてもじゃないけど名乗れないような数字だった。最近はバイトばっかしているくせにお金は溜まっていない。成長したことと言うと新宿と池袋で迷わなくなったところくらいだ。