「エドフォント」誕生のキーパーソン、「エドてらす」とは?
こんにちは。
今日は、「エドフォント」誕生のキーパーソンとも言える「エドてらす」についてご紹介します。
江戸川区のアート活動ネットワーク「エドてらす」
「エドてらす」は江戸川区近郊で活動するアート活動ネットワークです。障害のある方たちのアート・表現活動を支援し、表現活動に携わる障害者の原動力を社会参加へとつなげることを目指して2019年より活動しています。
エドてらすの活動については以下のnoteもご覧ください。
毎日、就業することだけが社会参加ですか?
エドてらすの立ち上げのきっかけは、とある支援者の想いでした。
「毎日就業することだけが社会参加ですか?」
例えば、施設で絵を描き続ける日常に
困りごとや問題行動といわれることがある日常に
どんな自立を描いたらいいですか?
そんな若き支援者の悩み。
ちょっと視点を変えてみよう。
表現ができる、創作できるという、その原動力と強みを最大限にいかした、
社会参加の場をつくろう、拡げよう。
それは彼らの日常の営みが、表現者として、社会の一員として、
「役割」を増やし、きっと素敵な人生の応援ができるから。
そんな想いからエドてらすはできました。
「エドフォント」と「エドてらす」
2020年のオリパラで街中を江戸文様のアートで彩る企画のために奔走していた時、「ご当地フォント」の派生元である「シブヤフォント」の方と出会いました。新型コロナで企画は挫折しましたが、「リベンジしましょう!」とのお声がけをいただきました。
6月、エドてらすにの関係者に対して、シブヤフォントと一緒に<エドフォントができるまで>をプレゼン、事業の共通理解をつくり、エドフォント事業はスタートしました。
7月、江戸川区内のネットワークを武器に、区内全域に作品募集を周知しました。江戸川区独自の草の根ネットワークで、区内に暮らされている障害のある方、個人や団体にお声がけをしたところ、650点を超える作品が集まりました。
8月にはシブヤフォントのアートディレクターさんとのやりとりをしながらのワークショップを開催。88作品が第2選考に選ばれました。
10月、選定者が決定し、説明会がおこなわれました。
その後、著作件保護契約を経て、作品発表会がおこなわれました。
エドフォントはエドてらすのネットワークなしにはできなかったのです。
エドてらす650のものがたり その1
以下の動画では、エドてらすのご紹介やエドフォントとエドてらすの関わりなどを発信しています。短い動画ですので、ぜひサクッと見てみてください。