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〔相談〕エフエム放送局開局するには

コロナというトンネルを抜けて、想い、思いの活動を開始しているなと、感じるようになりました。

走る車の音、飲食店の賑わい、ポストに入っている広告が増えてきました。

江戸草鞋にとって、電波関係の相談があるのがうれしいです。

まったく、ゼロから「コミュニティ・エフエム放送」(以下「CFM」という。)を始めたいとの相談。(個人の方)

関東地方にある
年間経費200万円以下の放送局の見学するよう案内しました。

〔CFM 知っておくべきこと〕
1 組織には、大きく分けて、経営部門(経営)と、放送管理部門(放送技術)、放送利用部門(放送現業)がある。
私が知る中で、自局以外でのCFM(CFMでなければならない。)での経験を持っている方はいなかった。

2 放送局には、総務大臣の免許が必要なこと。<「コミュニティ放送局開局の手引き」を検索し、参照。>

3 無線従事者の配置が電波法で定められており、陸上無線技術士(相当資格 第一級無線通信士)が1人以上必須。(第二級陸上特殊無線技士(相当資格を含む)のみでは不可。)

4 開局コンサルは、開局までに必要な (1) 置局調査、(2) 放送設備機器、(3) 演奏所(スタジオ)や送信所に関することを主にやってくれますが、経営(営業)や放送技術(保守点検)、放送現業(編成、番組制作等々)についてはアドバイス程度。

5 ボランティアで放送番組を制作している人や、地元の音楽家等が放送に協力するという名目で、押しかけてくることがあります。民間放送ですので、収益を上げていかなければなりません。この対策は重要。

6 経費には、通信費、水道光熱費、著作権料、定期検査、電波利用料に関する費用は最低限かかる。

おさらいを含め、CFM開局に向けたSNS等による検索から得られたもの一般的な評価は、

向かい風!!   ?

追い風‼   ?

総務省が推し進めるCFMは、地域にある放送局で、その放送区域は、原則、市区町村内。

地域にある放送局は、地域に必要な情報を放送するだけでよい。
その他の時間は、地域のためになる放送する。

経費をかけないための自社番組の制作方法と送出(番組を送り出す)方法
経費をかけないための気象、交通、災害、報道となる受信を考える

というお話を今回しました。

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