【名古屋遠征】モーニングはしご
温泉旅行を予約しては体調不良でキャンセルすることが続いている。
先月は談春・三三の牡丹灯籠三日連続公演のため神戸に遠征した。
その帰りに有馬温泉に寄るつもりだったが、出発前に体調が不安でキャンセルした。
今回は名古屋は大須演芸場である。
鈴々舎美馬の二つ目昇進前祝いの会、鈴々舎馬るこ噺家生活20周年記念落語会の昼夜公演。
その後、恵那温泉に足を伸ばすつもりだった。
けれど前々日まで体調不良で近場の落語会もブッチぎる有り様。
キャンセル料金が発生するも、泣く泣く温泉旅館の予約はキャンセルする。
10/8(日) 三連休の中日である。
名古屋行きの新幹線車中、雲行きが怪しくなり雨が降り出す。
すると途端に蘇る我が身!
そうなのだ。
何故か私は雨が降る前は体調不良に陥る。
が、降り始めると元気になるのだ。
最近気づいた事実である。
てか、BBAになってから発症した気象病かも知れない。
今からまたキャンセルした温泉旅館を予約するか?
散々悩んだが、それは諦める。
ちなみに巻頭写真は青柳総本家の喫茶部でいただいたマリトッツォ、ラムレーズン味。
そしてお昼はミニひつまぶし。
一夜明け、雨はまだ降っている。体調はまずまずである。
朝の7時から名古屋のモーニングをはしごする。
温泉をキャンセルしたからには何か元を取らなきゃ!
というさもしい根性である。
そのためにも昨夜は夕食を抜いている。
支留比亜珈琲店を皮切りに、大須演芸場を経由してモカ珈琲店へ。
この店は大須演芸場に来る度に気になっていたのだ。
朝8時、開店早々いらしたご近所マダムに続いて入店。
注文もそのご近所マダムがとってくれて、女店主と私と女三人で朝の連続テレビ小説「ブギウギ」を鑑賞する。
人見知りにはちょっとハードル高かった。
お二人は私がさり気なくドラマに感想などはさむのを待っていたかも。
わかっていても出来ないんだな。
私みたいなのはこういうお店は、昼間の混んでる時にこそっと入るのが楽なのだった。
そして最後はホテル近くの珈琲店イルフィオーレ。
こちらは渋い造りの喫茶店。
人見知りでも堂々と入れるタイプのお店。
ご近所らしきお客様もいたけど、観光客も多かったし。
そして他の店は500円玉でお釣りが来る値段だったが、こちらは1,000円でお釣りだった。
いやそれでも充分に安いのだが。
そして名古屋といえばコンパルのエビフリャーサンド!
でもここは前に数回入っているので今回はスルーした。
もうお腹パンパンでエビフライサンドが入る余地はなかったし。
それにつけても、ご近所の方々が朝から普段着でモーニングに来られる名古屋の喫茶店。
田舎ではあり得ないし、ハンパな新興都市でもきっとない。
下総国のわが町もハンパな新興地である。
喫茶店といえば、ドトールのスタバのとチェーン店ぐらいである。
名古屋モーニング……羨ましい限りである。
名古屋駅の新幹線ホームには立ち食いきしめん屋がある。
実はここも長年の憧れである。
いつかここできしめんを食べるのだ!
と誓いながら帰路につく。
帰りなんいざ下総の国へ!
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