あなたの知らないあなた
こんなこと言われたら、
「はっ?」
と思いますよね。
でも、それは確実に存在しますよね。
自分の知らない自分が。
というか、人のことは分かっても自分のことが一番分からなかったりします。
この自分が知らない自分というのが、人生において大事だったりします。
こんなことはありませんか?
例えば、知り合って間もない人から、
「話が面白いですね」と言われたとします。
自分では口下手だし、口数も多いほうじゃないから、そんなことないと感じてしまいます。
逆に、明るく人当たりも良いと感じている自分が、「人見知りなんですね」とか言われたりする。そうすると、ちょっとイラッとして、そんなことないよと全否定したりします。
つまりは言ってくれたことに対して、どちらも受け取っていないということです。
この自分が知らない自分というのは、他人から見た自分のわけで、今まで自分が感じていなかったことを指摘してくれているわけです。
だから素直に受け取った方が良いです。まだ見ぬ可能性が埋まっているからです。ここが未来の可能性の鍵になってくる場合もあります。
そして、それを言ってくれるのは、新しい出会いだったり、交流だったりします。
ですから新しい人との出会いは新しい自分の発見につながることもあります。
さらに加えて、受け取り上手ではないと、せっかくのチャンスが伸びません。
「優しいですね」と言われて、無意識にいやいやそんなことないです、と否定してしまう。
そうではなく、そういうところもあるんだと素直に受け取りましょう。
「かわいいんですね」と言われた、
照れ笑いしながら「ありがとうございます」が正しいです。
この照れ笑いしながらというのはがかわいいんです。
自分の知らない自分は、可能性です。
その新しい可能性を知ることは自信にもつながります。
これは心理学の世界では、ジョハリの窓というチャートがあり、自分には「4つの自己」があるという考え方です。
今回書いてきたことは、Bの部分です。
自分は知らないけど、他人は知ってる自分です。
ちなみに、
Aは自分も他人も知ってる自分。
普段見せている自分です。
Cは自分は知ってるけど、他人は知らない自分。
隠していたり、人には見せれない自分。
ここがオープンになってくると怖いもの知らずです笑
Dは自分も他人も知らない自分。
つまり、まだ見ぬ自分。
どうなるかは自分も他人も分からない。
でも確実にここの知ってるけど領域があるというのが面白いです。
確かに、今いる姿を何十年か前に想像できたかというと、できないですよね。
未来は不安のこともたくさんあるけど、分からないからワクワクするのかも知れません。
どうせ分からないなら、不安や恐れよりもワクワクする可能性にフォーカスした方が楽しいですよね!