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編集者と円滑に仕事をおこなうために、知っておいてほしいこと。
記念すべき初有料記事は、もっともニーズのある「どうやったら本を出せるのか?」について、きちんとステップを踏んで語りたかったのですが、私の「今キテいるテーマ(いろいろな意味で)」が「著者と編集者との関係」なので、今回はこのテーマで記事を展開していこうかと思います。
おいくらにすべきか悩んだのですが、なんとなく5000円くらいかなぁと思い、せっかくの(?)記念すべき初記事なのでゾロ目で縁起良く、5555円にしてみました。興味のある方だけ、買ってくださればそれで幸せです。
すでに出版社と何度も仕事をしている著名な方……はおそらくこのような内容に興味はないと思うので、
「この間初めて雑誌の取材を受けた。出版に興味がわいた」
「趣味で小説投稿サイトに登録していたら、書籍化のオファーがあった」
「これから文章を書いて収入を得たい」
そんな「駆け出しの著者さん」「駆け出しの著者さん候補」を対象に「編集者と円滑に仕事を進めていく方法」をご紹介できればと思います。興味のある方は、有料の記事ではありますが読んでいただけると嬉しいです。
ただ、相手の立場が著者であろうと編集者であろうと、所詮は人と人との「対人コミュニケーション」。感じ方や受け取り方にはもちろん個人差があることを念頭に置いていただきたく思います。
ですが、弊社内で「うわぁ……(白目)」な部類に分けられる著者さんにはやはり共通点があります。そして「また、◯◯さんに頼みたいね」となる方にも、やはり共通点があるのです。
個人的な見解と共に、様々なシチュエーション下での「駆け出しの著者さん」とのエピソードを、私の身元がバレない程度に詳細はボカしつつ、ご紹介していければ……と思います。
CASE1:タイトルって著者のものでしょ?
これは、とある手芸のレシピ本を作っている最中に起きた出来事。
物語の主人公は昼間はOLとして働きながら、休みの日に趣味で小さなビーズを組み合わせてアクセサリーを作っている20代後半の女性。クリエイター同士の交流をきっかけに編集者を紹介され、トントン拍子に書籍化の話が決定し———
———という前提で、以下、毎度おなじみ編集者による妄想小話。どうぞおつきあいくださいませ……!
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