BUYMAの最新攻略法。誰よりも楽しく勝ちたいなら、そろそろリアルバイイングしませんか?
ブログを書く前にちょっと「BUYMA 副業」って検索してみたんですよ。そしたら出るわ出るわ。「稼ぐために必要なこと」「売れる人売れない人」「仕入先」「稼げない」…
山のようにノウハウ記事が出てきます。
私も沢山のブログを読んだし、読んだうちのほとんどの手法は試したし、アメリカもヨーロッパもアジアも国内買い付けもやりました。ファッションはもともと好きだったけれど、まぁ苦しかった時期もありましたよね。
それでですね、一番やった方がいい方法があるんですよ。本当にもっと早くやれば、もっと楽しいって思えたのにっていう方法。
それがリアルバイイングです。
(こちらは昨年に書いていたブログのリライトなのですが、今年に入ってリアルバイイングは非常に難しくなりました。ただ、考え方としては特に問題ないな、と思ったので掲載しています。)
今回は、既にアカウントを作成したことがある中級者向けですが、初心者の方やこれから始めたいと思っている方にも意識していただきたい方法です。
今日は私の好きなソイラテをお供にどうぞ。
では、いきます。
リアルバイイングをおすすめする対象の方について
お金を稼ぐためだけなら、PCにかじりついていてもいいと思うのですが、私は楽に楽しく稼ぎながら次に進むためにBUYMAを始めたから、リアルバイイングをメインにしています。
例えば会社を辞めてまでこの仕事をしようと思っている方は特に。同じように楽しみながらやりたいと思っているのなら、ぜひおすすめします。
一口にBUYMAと言っても、色々と手法があるようで、売り上げをあげることが出来るものは全て正解です。
大きく分けるとふたパターンに分かれるのですが、
1、とにかく売れるものをリサーチしてとにかく全部出品する。もしくは在庫販売をする。
2、ファッション感覚や美的感覚に訴える方法で世界観を作り上げて、アカウントを作り込むことによって実際よりも高い金額で販売する。
前者は、短期間で結果が見込めます。そしてリサーチや出品についても画一化してしまえば楽になります。
ただ人気商品のみを扱うので、価格競争に巻き込まれやすく、よって単価が下がることと、当人はファッションに精通しているわけではないことが多いので、細やかな対応については苦痛に思うことが多いようです。
感覚的なことより、数字上のことに強い人の方が向いているように思いますね。
後者は、ファッションについての知識に加え、価値観といった漠然としたものを学ぶ必要があるので、学ぶことも多くある程度修得するまで時間を要しますし、日々レベルアップしていく必要があります。
ただ、富裕層のお客様が購入してくださることが多いので、クレームも少なく価格競争に巻き込まれることがありません。
今回お伝えするリアルバイイングについては、後者の方法でBUYMAを実践したい方に向いています。
あなたの実践されたい方法に合っているようでしたら、取り入れてみることをおすすめいたしますよ。
私は当然後者です。
正直人気商品を並べるだけなら、多分デバイスとかカメラの転売とかの方が稼げますね。アイフォンとかなら楽しいかも?と思ってちょっとかじってみましたが、案の定すぐに飽きました。
本職と並行しての副業ならそれでもいいかもしれませんが、私は単なる作業はしたくない。そんなことをしてもBUYMAをする上でしか成長は見込めないし、何よりつまらない。
上質だと思うものをお届けしたいし、美しい世界で生きていきたいもの。
リアルバイイング向きのアカウントを作るために
リアルバイイングをするのなら「ファッション感覚や美的感覚に訴える方法で世界観を作り上げて、アカウントを作り込む」という方法でアカウントを作成することをおすすめいたします。
「ファッション感覚や美的感覚に訴える方法」ってどんなものなのかまず知っていきましょう。
では、取り扱うブランドを決めるところからはじめましょうか。
BUYMAってそもそもなんだっけ?
BUYMAでは、出品者を「パーソナルショッパー」と言います。
パーソナルショッパーという仕事は実際にある職業で、富裕層に付いて忙しい彼らの代わりに好きそうなファッションを手配する、という仕事内容です。
出品者はファッションにかなり詳しくて、もちろん雇い主であるお客様にも詳しくて、お客様に合うファッションをトータルで提案していく。ということですね。
ということは、アカウントを作成する前にしっかりと情報収拾する必要があります。
BUYMAを始める時って、「とりあえず売り上げをあげるためにまず出品!」となりそうですが、この事前準備が何より大事。ここがちゃんと出来ていれば即日受注が入ることも普通にあります。
まずブランドショップへ行こう
ひとまず取り扱う商品の価格帯と、取り扱うブランドを決めましょう。そしていざブランドショップへ。
そう、ブランドショップへの訪店は、これから日常でするべきことになって行くのですが、まずはここからスタートです。
ブランドショップでは行ってみないと到底分からない、圧倒的な何かを感じることが出来ます。PC上だけでは知ることの出来ない何かを、簡単に感じ取ることが出来ます。
ブランドの色や漂う雰囲気、香り、話される言葉遣いなどを徐々にでいいので、もしくはイメージでいいので習得していきましょう。
ブランドショップにそんなに行く時間が取れないようでしたら、最低公式HPを頻繁に見てみたり、掲載されている雑誌なんかも見てみましょう。
そうやって、提案する商品の雰囲気を画像として、表現できる限り反映させていきます。正直無駄な作業に思えるかもしれませんが、ここをスルーしてしまうと成長が異常に遅れてしまいますので注意しましょう。
料理本を読まずに、とりあえず作ってみるようなものですね。出汁を取らずにとりあえず茹でていたり、材料を切るときにしなかったわずかなことが、仕上がりに影響してきます。
積み重ねが必要なものですから、当然初期に必要な段階をすっ飛ばしてしまうと当然やり直しがききません。これに気付いてアカウントを作り直したことが何度もありましたが、そんなことしなくてもいいのでしたら、しないで済む方が楽ですしね。
世界観を作っておくと迷わない
アカウントを作成するときにしっかりとブランドについて理解していて、細部まで作り込んでいたら、こんな時にすぐ軌道修正することが出来ます。
例えば、アカウントに全くそぐわないとりあえず人気の商品を出品してしまったとき。
例えば、アカウントに全くそぐわない言葉遣いをしてしまったとき。
例えば、アカウントに全くそぐわない画像加工にしてしまったとき。
出品商品は1000、2000と増えていきます。
既に運営されている方でしたら実感されていることかと思いますが、自分のアカウントを客観的に見て「あれ、なんか変かも」と思うことってあるんですよね。
その頃には、自分でやっているのではなく外注さまに依頼していることが増えているでしょうし、その場合「あれ?」という理由がすぐに分かります。ですので世界観を作り込めているのであれば、修正もかなり容易になるんです。
必要に迫られてとりあえず適当に出品商品をピックアップしてしまうことってあると思うのですが、そんなとき特にハッと我にかえりますよ。
あれ、ヴィトンの中に100均のもん入ってる…て。
だからこそ、とりあえずブランドショップへ行きましょう。
売れているもののリアルが分かる
ファッションの流行りって思ってる以上に早いもので、そしていつになっても人気の商品は人気のままだったりします。
ん?これが売れるの?
それが分かるのが、リアルバイイングのいいところです。
正直最新の雑誌やファッションフィードを見ていたとしても、それではもう遅いっていうときがあるんですよね。それにどういうわけか店舗にしか情報が降りてきていないことも多々あります。
逆に店舗スタッフがなぜか知らないことっていうのもあります。とんでもない手配の方法をしれっと教えてくれたりもします。
そういう、PC画面上だけで戦っている9割のパーソナルショッパーが知らないことって、山ほど知ることが出来るんです。だから競合しないし、一人勝ち。それも自分の設定した価格で堂々といけます。
戦わずして勝つのが一番だと思いません?
商品の特徴が分かる
当然ですが、商品は山のようにあります。ワンシーズンに300商品なんて、小さな知られていないようなブランドでも出しているんですもの。ぼーっと商品画像だけ眺めていてもどれがどんなものだなんて、すぐに忘れてしまうんです。
その中でも特に「これ売れないだろうなー」って思っている商品ほど、めちゃくちゃ詳細を確認されたりするんですよね。
サイズ詳細だけなら電話して聞けばいいんですけど、サイズ感?生地の薄さ?伸縮具合?これと合う?
知らんけど??っていう質問が集中したりします。
だからこそ、とりあえずブランドショップへ行きましょう。
なるべく、触る、着る。可能な限り写真を撮る。
あんまり興味がないものだとしても、自分で触ったものに関しては案外色々と情報を覚えているものです。
もちろんお客様に間違ったことを返答してしまってはいけませんが、自分の主観を加えて返答することって好感を持たれますし、信頼されやすいですね。
そして自分で見たり着た商品ってね、本当に愛着が湧いてくるし、素晴らしいと思ったものは伝えたくてたまらなくなりますよ。
これが、BUYMAは情報発信と言える所以です。
大事なことなのでもう一度言いますね。
「バイマは転売じゃない。情報発信だ。」
自分の仕事を愛することが出来る
ブランドショップでリアルバイイングをすることをおすすめする最大の理由が、これです。
自分がどんなにこだわりを持って作られた素晴らしいものを取り扱っているのか、それを知ることが一番大事です。
私はちょっと特殊かもしれませんが、ものに対するこだわりや作り手の技術を目にするとき、ちょっと涙腺が緩くなるんですよね。そんな感情で仕事をすることが出来るって素敵じゃないですか?
持っておいてほしい感覚としては例えばこういうこと。
ビスポークシューズってご存知でしょうか?
大量に販売するために機械で製作するのではなく、一人一人の足に合わせて作成してくれるシューズのことです。
彼ら職人は、膨大な知識を持っていて、こういう風にしたら足が楽になって、こうしたらもっと素敵になるよ、って嬉しそうに話してくれながら足を測ってくれます。なんだか、ものすごく尊いんですよね。
数十年、数百年も前からある方法を引き継いで、色んな人の手を借りて、色んな技術を組み合わせて、愛情をもって作っていくんです。
たった一足の靴かもしれませんが、たった一足のための思いを感じ取って、お客様に伝えることが出来ることって、素敵なことだと思いませんか?
そんな高級なものでなくても、当然ですがブランドを作り上げるのって予想以上に大変なことです。
私も自分のお店を持っていますが、名前に付けた思いや、ロゴからデザインから膨大な時間を費やして作っていきます。それを伝えることが出来るのは、やっぱり尊いことだと思うんです。
どんな仕事をするにしろ、自分が価値がないと思っているものを取り扱うのは、苦痛だし、楽しくないし、ちっとも前に進めません。
もちろん、ブティックで購入するときにいい対応をしていただくのは気分がいいですしね。
BUYMAはただの物販だと思っている方もいらっしゃると思うのですが、人間としても経営者としてもいくらでも伸び代のある、素晴らしい仕事だと思っています。正規のブランドブティックで働くのと何ら変わりはありません。
正しい方法ですれば結果もすぐに出ますし、何より楽しい仕事です。
だからこそ、しっかりこの世界に浸ってみましょう。
もっと触れて、もっと感じましょう。百聞は一見にしかず。
そして、もっと伝えましょう。あなたを待っている人は、たくさんいますよ。
今あなたがちょっとだけ幸せな気分になってくれているのなら、それは素晴らしいことだと思っています。
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