コーヒーのない毎日なんて。さぁ、おうちコーヒーを始めよう
誰かに淹れてもらうコーヒーが好きで、自分で淹れることは仕事以外ではなかったのですが最近はすっかり日課になっています。これが始まったのは、素敵なカフェで仕事をするのが日課のフランスのとある友人が「おうちでコーヒーを淹れるのが楽しみになってきた!」なんて言っていたから。
彼女は最近になってようやくコーヒーを飲めるようになったようで、ドリップも同様。そんなことを聞いてしまっては、バリスタの血が騒ぐわけです。
さぁ、あなたも一緒に始めてみましょう。コーヒーのある毎日を。
必要な器具はこちら。
重要度の高いものからいきます。もちろん代用出来るものがある場合はなくてもOK。(リンクは私の使っているものです)
・コーヒー豆
出来る限り挽きたてが美味しいので、豆のままで購入されることをお勧めします。挽いてあるものを購入される場合は、1週間以内に飲みきれる量にすれば最後まで美味しくいただけます。
・ドリッパー
ドリップで淹れるならドリッパーを。濃厚な味わいがお好きなら円錐形のもの。さっぱりした味わいがお好きなら台形のものがおすすめです。100円程度からあります。
・スクープ
ドリッパーやサーバーにくっついてくることもありますが、1杯分=10グラムを計ることが出来ます。もちろんデジタルスケールでもOKです。
・ペーパーフィルター
漂白されていないものがおすすめです。ペーパーフィルターを切らしてしまいがちなら、金属のフィルターを購入しておくのも手。
・グラインダー
手動式なら2000円ぐらいからありますが、電動だと数万円するものも。挽きたてであれば格段に美味しくなるので、グラインダーはあった方がいいと思っています。
・ドリップポット
無い頃は雑貨屋さんで売っていた300円ぐらいのオイルポットを代用していました。急須や紙コップでも別に構いませんが、一定の量と速度で注げる方が美味しく仕上がります。
・サーバー
サーバーは目盛りが付いている場合が多いので、複数人で飲む場合なんかは非常に便利です。マグカップにそのまま落とすのであればまぁ必要無いかな、と思っています。
そのいち
お湯を沸かしている間にコーヒー豆を挽きます。
1杯分=10グラム=出来上がりは150〜200cc
(濃いめにしたい場合は少なめで)
薄めがお好きなら濃いめに淹れてから、あとでお湯を足して濃さを調整するとうまくいきます。
そのに
ペーペーフィルターの継ぎ目は、継ぎ目に沿って折ってドリッパーにセットしましょう。フィルターとドリッパーがぴったりはまるように。
そのさん
使う器具は一旦全部お湯を通して温めます。これをやってる間に沸騰したてのお湯がちょうどいい温度にまで下がります。
深煎りは熱め(95度前後)
浅煎りは低め(85度前後)
そのよん
ドリッパーにコーヒー豆を入れたら、軽く揺らしてコーヒー豆の面を平らにならします。味にムラが出にくくなりますが、あまりとんとんすると粉が詰まってくるので苦くなってしまいます。要注意。
そのご
まずは一投目。全体にお湯を乗せる感じでコーヒー豆にお湯を染み渡らせます。水分が10パーセントほどしかない状態なので、お湯を含ませて(ふやかしている感じ)成分を抽出させやすくします。30秒ほどじっくり待って。
そのろく
蒸らし時間が終わったらあと3回ぐらいに分けてお湯を注いでいきます。「真ん中に小さく円を描くように」とよく言いますが、コーヒー豆が集中しているところにお湯がゆきわたりやすいようにするためです。お湯は細く、途切れない線で置くようにして注ぐとうまく抽出出来るのですが、ポットにたっぷりお湯を入れて脇をしめてみると結構うまくいきます。
そのなな
まだまだ抽出出来そうでも適量抽出出来たらドリップを終了しましょう。もったいないからと言って薄い色になるまで抽出してしまってはえぐみが出てきてしまいます。
一番初めにコーヒー豆がお湯に触れてからドリッパーを外すまで、3分が目安です。
そのはち
ドリップが終わったら軽く混ぜましょう。味の濃淡を均一にしておきます。
そのきゅう
カップに移し替える時は、どぼどぼと注がずにカップの縁を伝せるようにしてそおっと注ぎましょう。泡のない綺麗な面が唇に触れるだけで味わいまで変わってきます。
そのじゅう
出来上がりです。香りと色を堪能してからいただきましょう。淹れたての香りはこの時にしか感じられませんので。
この時に余っているお湯を使った器具にザーッとかけておくと、油分が落ちやすいので後片付けが楽ちんです。
インスタグラムのストーリーハイライトでは、#まいにちコーヒー にアレンジコーヒーの作り方なんかも挙げていますのでこちらもどうぞ。
一回やってしまえば、何の事は無い。コーヒーを淹れるのは難しいことではありません。自分で淹れるとより一層恋しいコーヒーになります。
ぜひ今日から始めてみて下さい。
素敵な一日を!
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