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コラボグラビア企画発表!事態収拾に二人が動いた。

急きょ撮影された屋上での一枚

「小麦色の肉食系グラドル」高倉美奈(たかくらみな)と、「正統派クールビューティ」平涼子(たいらりょうこ)。
今現在のグラビア界において、トップに君臨するのはこの二人と言っても過言ではないだろう。
攻撃的な卑猥さを持つ高倉と、誘い落とすようなエロティシズムを持つ平と、それぞれキャラも路線も違うのでファン層も異なり、お互いの好みが相いれないのは当然である。それぞれが好きなグラドルを楽しむのが本来のありかたであるはずが、

「では、一番のトップは誰なのか」

という話題になると途端に様相が変わる。
自分の推しに対する絶賛はいつのまにか相手への誹謗中傷となり、お互いに攻撃しあうのである。
これは二人をライバルとして煽るマスコミや、グラビア界を盛り上げようとそれに便乗してきた業界の姿勢が一因であるとも言えよう。
この、高倉ファンと平ファン対立の主戦場は主にネット上だが、過激さが増してくると現実世界にも落とし込まれるようになる。
6月、高倉の3rd写真集発売記念サイン会に2人の平ファンが紛れ込み、平の写真集を差し出してサインを求める、という行為に出た。高倉は気さくに応じてサインをしたが、それに気づいたチェリーたち(高倉は自分のファンを総称してこう呼ぶ)がこの二人を取り囲み詰め寄る、という事態に発展。警備員が駆け付け、平ファン2人は罵声とブーイングの中排除された(渋谷潜入事件)
翌7月、今度は平のトーク&ハイタッチ会開催中に10人近くのチェリーが乱入するという事件が勃発。乱入を防ごうとする平ファンと揉み合いになり、怪我人がでる事態となった。当然イベントは途中で中止(新宿イベント事件)。
これを機に報復が報復を呼び、いたるところで両ファンによる衝突が起こるようになる。両事務所は公式サイトやSNS等で冷静な対処を呼び掛けたが一向に収まる気配がなく、事態の収拾にむけて今回のコラボ企画を立ち上げた、いうのが実情だ。このアイデアは高倉と平、二人によるものらしい。
以下、9月に行われた記者会見での発言を記載する。

平涼子(以下、平)「実は私と美奈ちゃんは歳も同じで、デビューもいっしょ。下積み時代はよく一緒に遊んだり、相談し合ったりしてました。でもお互い忙しくなってからまったく会うことが出来なくて。だから今回いっしょにやれるのはすごく楽しみです」
高倉美奈(以下、高)「皆さんにお配りした宣伝写真は出版社さんの屋上で撮ったものなんです。はじめは打ち合わせということで、私たち二人とスタッフさんたちと、コンセプトをどうするかとか話し合ってたんですけど、突然お涼が、とりあえず撮ってみたほうが早いんじゃね?って(笑)」
平「それで、急遽屋上行こうってなって。スタッフさんが慌てていろいろ準備してくれました」
高「だから、背景が木とかビルとか微妙なんだよね(笑)でもやってみたらどんどんアイデアが出てきて、撮りながらコンセプトが決まったって感じです」
----どのようなコンセプトですか?という記者の質問に対して
高「まぁ、二人ともエロさが売りなので、エロ、プラス、エロ、で…」
平「で?」
高「さらにエロ、て感じですかね」
平「なにそれ(笑)」

息の合ったやりとりはコラボ企画の成功を予感させた。
集まったマスコミに対しては事前に「騒動に関する質問は一切禁止」と通達されていたが、それならば二人からファンへの要請や、なんらかのメッセージはあるだろうと見られていた。マスコミ的にはこの件を素通りするとは考えられないからである。しかしそれについては一言も触れず、通常の企画発表会見に徹したため、マスコミは消化不良の会見と弾劾した。
平は以前から、高倉との関係をライバルと評されることに不満を持っていたと言われる。一連の事件も彼女にしてみれば、マスコミや業界が作り出した虚構に自分のファンが巻き込まれているとの想いもあるだろう。

急きょ屋上で行った撮影のエピソードを聞いても分かる通り、普段から平は「言葉ではなく行動で示す」という一般的な格言をグラドル風にもじり「言葉ではなくカラダで示す」とよく発言している。
そんな平と、自らを表現者と名乗る高倉が自分たちに出来ることは何かと考えた時、グラビアで起こった問題はグラビアで解決するという答えに辿り着いたことは容易に想像できる。

二人の仲の良さを前面に押し出し、ファン対立の鎮静化を狙った企画だが、結果的に2大グラドルの共演が実現し、しかも傑作が生まれる可能性もあるとなると、まさに「災い転じて福と為す」ということなのかもしれない。
平ファン、そしてチェリーたち。股間を硬くして完成を待て!
(グラビアトピックス編集部)
※文中敬称略

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