エジソン先生

https://kisogakuryoku.jp/ 約30年、塾で指導したいと思っていてやれなかったことがあります。基礎学力を徹底的に伸ばす、ことです。コロナ禍である指導方法に出会ったことで、それを思う存分できるように。その指導の内容や感想について書こうかなぁと思っています。

エジソン先生

https://kisogakuryoku.jp/ 約30年、塾で指導したいと思っていてやれなかったことがあります。基礎学力を徹底的に伸ばす、ことです。コロナ禍である指導方法に出会ったことで、それを思う存分できるように。その指導の内容や感想について書こうかなぁと思っています。

最近の記事

ぶんしょうだい

計算問題は得意だけど、文章題は苦手。 知識技能の評価は高いけど、思考判断の評価が上がらない、など、 同じ算数数学の悩みでも、文章題に関する悩みは多いようです。 その原因は何か? 小1小2レベルの、超かんたんな文章題が苦手だから、です。 ↓↓たとえば、こちら、瞬時に答出せますか? こんなの簡単だ、と思いましたかね? でも、8+5=13 という、式にしたら1秒かからず答えが出る問題でも、文章題になると、「どういうことか?」を、いったん考えて式をつくり、答を出します。 そ

    • 計算ミスが多いから、「基礎計算を毎日やってください」と塾で言われた話。

      算数数学だけ模試の点数が低い…(>_<) ↓ 振り返りすると、問1問2の簡単な問題で間違えている…(>_<) ↓ 解きなおすと、まったく問題なく解ける…(^^)v ↓ 次は気を付けよう!…(^^)v ↓ ところが次の模試でも似たような状況……(/ω\) ↓ 無限ループしつつ、先生に相談すると、「基礎計算が大事だから、毎日やりましょう。」と言われる。 ↓ ちょっとやるけど、習慣化しない・または膨大すぎて成果を感じられない(イマココ^^…) って生徒さん~、保護者さん~。 ま

      • わりざんの基礎を積み重ねると、脳内にもう一人の自分が育つ。

        たしざん・ひきざん・かけざん・わりざん  4つあわせて、四則なんて呼ばれます。それぞれ練習しないとですが、その中でも、イチバンに奥深く、パターンや分野の拡がりが大きいのが、わりざんです。 割られる数、割る数、商、あまり という4つの事柄を理解して操る必要がある。 商の見積もり、だいたい合っていればよい、という「いい加減さ」の技術 筆算で、どこに商をたてるの? という件。 割り切れるまで/あまりを出す/〇の位まで/割り切れなければ四捨五入… など、問題の指示がいろいろ。

        • 基礎計算の反復で、自分の脳についてわかること

          オンライン基礎計算は、ものすごく効率がよいです。 ① 出題とマルツケが全部自動。 つまり教材を取り出して開いたり、印刷する必要がなく、解いたら即自動採点 ② やる必要のある問題が、適度なレベルで出題される。 個人的なデータがすべて蓄積されますので、それをもとに、反復が必要な問題だけが適切なレベルで出題されます。 ③ 成果と自分の位置がリアルタイムでわかる。 20問やったら、すぐに得点と総合的な達成度が表示され、次に何をすべきかがわかります。つまり20問ごとに難易度ややるべき

          サピックス・日能研の生徒が

          モノグサという唯一無二の教材を手に入れたことで、コロナ禍で生徒に解かせた問題は年間160万問を超えました。紙のみで基礎学習を積み重ねていたころと較べたら、ざっと3倍くらいの練習量。 その詳しい指導法は、別の機会に記すとして、ここでは、その過程の中で、他の塾に通いつつ、基礎計算の講座に参加した生徒たちが、どんな間違いをしたのか? ということを紹介していきます。 過去に基礎計算の講座に参加したのは、東進ハイスクール・駿台予備校・サピックス・日能研・グノーブル・スクール21・ス

          サピックス・日能研の生徒が

          モノグサとは

          さて、30年の経験を経て、ついに出会ったモノグサというサービス。 詳しく説明したいところですが、すでに多くの記事で紹介されていますので、基本事項は割愛させていただき、 なぜ、1年間で160万もの問題を生徒に解かせることができたのか? そのパワーの源に絞って書こうと思います。 その1 問題集が超簡単に作れる 先生によって、賛否は分かれるようですが、私にとっては、超簡単・快適なしくみでした。一言で言えば、エクセルに問題と解答を書き並べる 以上それだけです。 あまりに簡単で手に

          モノグサとは

          理由その3:純粋に好き

          塾の先生という職業は、世の職業の中でかなり面白い仕事なんじゃないかなって思っています。それを、どうやって楽しむのか? 十人十色です。勝手に3パターンに分けてみましょうか。 1つめ 塾とは我が野心体現の場なり。 塾で働き始めた初日ですが、それは採用面接の日でした。 奥の部屋で面接とお試し授業をやっているうちに、隣の事務室で電話が鳴ってなにやら不穏な空気。その日担当の先生が体調不良で、「今日の数学を君にお願いしたいんだよ。」ってことに。 その日の授業の様子は30年経っても、

          理由その3:純粋に好き

          理由その2:基礎学力の大切さに気付くのに30年かかっちゃった

          子供のころから人に教えるのが好きで、塾のアルバイトを始めてからも、なかなか上手なほうだったんじゃないかと思います。いわゆる塾内トップの成績向上や合格実績なんかも出しました。 大変稚拙でご迷惑かけっぱなしだったのですが、若さには勢いってものがあって、すっごい成果も出るし、生徒も集まる。知らないことは山ほどあるけど、若さからほとばしり出る何かが世界を変えてしまう、のが塾の仕事の面白さです。 そんな若輩時代は今でも良い思い出ですが、当時は「基礎学力」というものの大切さを知らなか

          理由その2:基礎学力の大切さに気付くのに30年かかっちゃった

          理由その1:塾が不合格の話をする

          30年間の塾での経験を記そうと考えてから、半年くらい経ちます。思いたったらすぐ行動!という毎日を過ごしているのですが、なんだかnoteは緊張するなぁ。 そんな半年からじわじわ腰を上げて、やっぱり書こうと思います。動き出した理由がいくつかありまして、その1つめ「塾が不合格の話をする」っていう件です。 30年塾の仕事をしてきて、塾が自分から不合格の話をするのは、経験したことがありません。そりゃあそうですね。個人情報の問題もあるし、仮に匿名にしたって、不合格の話は次年度の生徒さ

          理由その1:塾が不合格の話をする