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社員インタビューの「質問案」をつくるコツ
こんにちは!エディマートの堀田です。
採用やPRのために「社員インタビュー」に取り組む企業は多いと思いますが、コンテンツを通して会社の魅力を伝えるにはどうするのが正解なのでしょうか?
今回の記事では社員インタビューの「質問案」をテーマに、質問シートのつくり方や効果的な質問例などを解説。今後の記事では「インタビューのコツ」「原稿執筆のコツ」も発信させていただく予定です。
また本記事の最終段落には、エディマートが日々の案件で使用している、(質問例付きの)質問シートテンプレートを有料公開させていただきます。「使ってみたい!」と感じられましたら、ぜひご購入をよろしくお願いします!
1.理想的な社員インタビュー記事とは?
社員インタビュー記事をつくる際に、最初に考えたいのが「記事の切り口」です。普段からいろんなメディアの社員インタビュー記事を目にしますが、「もったいない…」と思う記事にはある傾向があります。
それは、
人物紹介の記事になっている
という点です。
企業発信の情報である以上、読者が興味を持つのはインタビュー対象者の「ノウハウ」「独自性」「先進性」が中心になります。その人の「趣味」「性格」「やりがい」はあくまで補足情報であるべきなのに、それらについて長々と書いてしまうと「結局、何が言いたかったの?」と本質が伝わらない記事になりかねません。
まずは「読者に何を伝える記事にするのか」を決めておき、話題の軸をつくっていきましょう。おすすめは、最初に「仮タイトル」を考えておく方法です。自身の知識や、ネット・書籍でリサーチを行い、「こんな記事にしたいな」というイメージを膨らませてみてください。
仮タイトルの例
・オウンドメディア成功のカギは「アナログ」的な解釈。年間100件のメディア立ち上げに携わるwebディレクターが導き出した最適解は?
・「効率化の答えは“ドライバーの安全”でした」。社内の反対を押し切って進めたIoTの導入が、物流の常識を変えた。
・文房具メーカーが飲食店を経営?消しゴムの開発を20年間続けた企画担当が狙う、新たなビジネスの形とは
ターゲットを想定して記事の切り口を考える
記事の切り口を考える際に、必ず考えておかないといけないのは記事のターゲット。つまり、この社員インタビュー記事を「誰に読んでもらって」「どう動いてほしいか」ということ。
例えば新卒採用サイト上で社員インタビュー記事を掲載する場合、下記が考えられます。
・誰に読んでもらいたいか
新卒で就職活動をしている学生/自社、または自社の業界に興味を持っている人
・どう動いてほしいか
応募企業の一社に加えてもらいたい/仕事内容を理解させてミスマッチを防ぎたい
また、同じ切り口の記事を量産するのも非効率。インタビュー社員の属性(キャリア・部署・性別など)をバラけさせるなど、人選にも注意する必要もあります。
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