単語📝43:『居宅療養管理指導』

<用語説明>⭐︎

薬剤師や管理栄養士などの専門職が自宅に訪れ、医師や歯科医師の指示に基づいて療養生活のアドバイスをしてくれる介護サービス。要支援1~要介護5の人が、通院が難しい場合に使える。職種ごとに料金や利用回数の上限が決まっている。いずれのサービスも、利用料金の他、交通費や食材費などの実費がかかる場合もあるので、事前に事業所に確認する事。


<各種 居宅療養管理指導>

■管理栄養士
・メニューの提案
・調理の助言
・1回545円(月2回まで)(1回30分以上)

■歯科衛生士
・歯磨きや口の中のケアを指導
・のみ込みやかむ力のトレーニング
・1回362円(月4回まで)(1回20分以上)

■薬剤師
・飲み忘れを防ぐ
・薬に関する相談
・1回518円(月4回まで)
(表示料金は介護負担割合が1割の場合)⭐︎⭐︎


<訪問栄養指導>

■利用のきっかけ
・減塩食はどんなものを食べたらいいのか
・食欲や体重が減ってきた

■指導内容
体の状態や食生活を聞き取り、その人の症状や食べる力に合わせた献立、介護食品、栄養補助食品の活用を提案してくれる。希望すれば一緒に調理もできる。しっかり食べて栄養状態を改善すれば、体調を崩しにくくなるので、ぜひ活用してほしい。

■利用する方法
・訪問診療医への相談
・ケアマネジャーへの相談


<訪問歯科指導>

■指導内容
口の中のケアや入れ歯の手入れ、歯磨きの仕方を指導してくれる。食べたり飲んだりする機能が落ちている場合、リハビリや食事の取り方のアドバイスも受けられる。


<薬剤訪問指導>

■利用のきっかけ
・本人も家族も高齢の為、薬局まで行けない
・認知症があり、一人暮らしで飲み忘れが多い

■飲み忘れを防ぐ工夫
・お薬カレンダー
・卓上配薬ボックス
・服薬支援ロボット

■指導内容
服用が難しければ、飲む回数や減らせるよう薬の変更を医師に提案する場合もある。処方された薬や市販のサプリメントとの飲み合わせも確認してくれる。

■利用する方法
・医師からの紹介
・薬局への直接の依頼


<変更箇所>

⭐︎削除:<居宅療養管理指導の用語説明>→<用語説明>
⭐︎⭐︎追記:(表示料金は介護負担割合が1割の場合)


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