社会🏙️18:『埼玉「彩の国だより644」』
今年の元旦に、石川県能登半島で大地震が発生しました。その際に派遣された県職員のお話が本紙に掲載されておりました。能登半島地震では上下水道が完全にストップしたそうです。避難所では、トイレから発生した酷い悪臭に悩まされたそうです。
私もこの経験談を知り、トイレに装着する簡易トイレを購入しました。
携帯トイレは、断水していて、トイレの水が流せないときに役立ちます。
県の広報誌には、
1人1日約5回×家族の人数分×7日分(4人家族ならば約140セット)
が備蓄の目安であると記載してありました。
地元のホームセンターで、大人2人、約3日分の商品を2セット購入しました。まだまだ想定目安までの数量には不足しておりますが、定期的に買い足して行きたいと思っております。
(店頭で購入したのは、この商品の中で30回分のもの)
他にも、自主防災の取り組みとして、「家具の固定」や「水・食料の備蓄目安」の案内も掲載されておりました。
「ミンナ防災」「イツモ防災」というスローガン?もあるようです。
ミンナ防災とは、地域住民が自主的に防災活動(初期消火、救出・救護、集団避難、給水・給食など)を行う活動です。自主防災組織や消防団がこれにあたります。
イツモ防災とは、地震への備えを「モシモ」として捉えるのではなく、「イツモ」の生活の中で自然体で当たり前のこととして取り組むことです。その中には、3つの自助の取り組み+携帯トイレの準備があるようです。3つの自助とは、①家具の固定②3日以上の水・食料の備蓄③災害用伝言サービスの体験利用、(+)携帯トイレの備蓄です。
埼玉県内には、地震などの災害時の対処方法を楽しく体験・学習できる施設(県防災学習センター)が鴻巣市にあります。今年の6月で開館30周年を迎えたそうです。
防災意識を高める意味でも、このような施設を積極的に活用していきたいと思いました。
災害時には、自治体の対応には限界があります。自主的にできることを日頃から意識し、防災用品だけでも備蓄しておくと、いざという時に役立つかもしれません。食料品や水には、消費期限があるのであるので、その管理も忘れないように心掛けたいものです。